シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
交流文化論(英語圏の文学と文化)/STUDIES IN TOURISM AND TRANSNATIONAL |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火5/Tue 5 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高橋 雄一郎 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
高橋 雄一郎 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
主要な作家、思想家による作品を読み、背景となる文化、歴史について講義する。 交流文化学科で英語の教員免許を取得する学生が、文科省の必修要件を満たすために設置されている授業ですが、それ以外の学生(他学部?他学科を含む)でも、興味のある方には十分、楽しめる内容にしたいと思っています。 教職科目として一般に教えられてきたのは「英米文学史」ですが、「文学史」というと、どうしても有名な作家や作品名を覚える「暗記物」のイメージがつきまとってしまいます。この授業の目的は、通史的な歴史から脱却して、作品を読み、背景にある思想や時代の雰囲気を探ることです。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
(秋学期オンライン化に伴うシラバス追加分) 授業は基本的に、時間割に指定された時間にZoomを使っておこないます。(オンデマンド型ではありません。) 連絡や教材の配布などはmanabaを通じておこないます。履修登録をしたら、必ずmanabaを確認してください。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
テクストを十分に予習し、背景となる歴史や社会状況について調べ、問題点や質問事項を整理して授業に臨んでください。授業後は必ず要点の整理をおこなってください。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
小レポート2回(50%)、学期末レポート(50%) | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
|||||||||||
備考 /Notes |
|||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
交流文化に関する各種分野について特定の専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | (導入)英語を媒体とする文学?文化の世界的な多様性 | 英語の歴史と英語圏の拡がりについて学ぶ | |
2 | (中世)ヨーロッパ?キリスト教中心の世界観と英語を中心とする文学?文化 | Geoffrey Chaucer, The Canterbury Tales ほか |
|
3 | 17世紀)イギリス?ルネッサンス(シェイクスピアの時代)、英語文化の開花 | William Shakespeare, Hamlet ほか | |
4 | (17-18世紀)大航海時代、奴隷貿易、植民地獲得競争の中で残された文学と社会背景 | 大英帝国が世界を席巻していった時代について学ぶ | |
5 | 18世紀)理性と啓蒙の時代の文学者、思想家たち | 代表的作家の作品に触れる Alexander Pope, An Essay on Man ほか |
|
6 | (19世紀)産業革命と都市化、北米への移民 | 文学作品を通して時代を理解する | |
7 | 中産階級と小説の勃興 | 英語表現を解説すると共に、社会背景を学ぶ Charlotte Brontë, Jane Eyre ほか |
|
8 | ロマンティシズム | 英語圏における代表的作家の作品を鑑賞する William Wordsworth, Lyrical Ballads ほか |
|
9 | 植民地の展開 | 文学として全集には入れられていない民衆による英語表現にも目を向ける | |
10 | (20世紀)2つの世界大戦とモダニズム | 歴史的背景と芸術表現を同時に考察する | |
11 | フェミニズム、公民権運動 | 文学運動の重要さを理解し、多様な英語表現に触れる Adrienne Rich, “Diving into the Wreck” ほか |
|
12 | 先住民、少数民族、LGBT | 文学運動の重要さを理解し、多様な英語表現に触れる Leslie Marmon Silko, Ceremony ほか |
|
13 | ポストコロニアリズム | 文学運動の重要さを理解し、多様な英語表現に触れる Caryl Churchill, Cloud 9 ほか |
|
14 | 多文化主義 | 文学運動の重要さを理解し、多様な英語表現に触れる Ha Jin, A Good Fall ほか |