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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
ドイツ語圏現代社会概論 b/INTRODUCTION TO GERMAN MODERN SOCIETY b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木4/Thu 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
秋野 有紀 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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秋野 有紀 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
講義目的 この講義の目的は、現代のドイツ語圏の社会と文化を理解するために必要な基本情報を受講生に提供することである。また、ドイツ語圏で現在何が問題となっており、それはどのような歴史に基づいているのかについても検討する。 講義概要 秋学期は、多様な視角からドイツ語圏の社会問題とその背景(歴史?統計等)を扱う。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
形式:Zoomを使ったリアルタイム講義形式。チャットやWord Cloud、投票で学生に発言を求めることもある。 方法:PowerPointや映像資料等を使ったリアルタイム講義とManabaを使った確認問題。 ドイツ語圏の近年の傾向を映像?新聞なども使いながら紹介する。 ドイツ語圏のニュースについて、日本の記事、ドイツ語圏の記事を比較しながら、背景を説明することもあるので、ドイツ語の辞書も手元にあるとすぐ確認できると思います。 履修上の注意:連絡はManabaを通じて行います。 事前?事後に教材(見てほしいドイツのニュース番組、読んでおいてほしい記事や政府機関のリンク、授業時に言及したリンクなど)を連絡することもあるので、連絡を見落とさないように定期的に確認してください。 ※ 受講生の理解度により、進度や構成を変える可能性がある。 ※ ガイダンスで説明しますが、掲載されているテキストは全て参考文献です。必ず購入する必要があるという意味ではありません。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修: 日ごろからドイツ語圏の新聞記事、雑誌記事などを自分の関心のあるものからでよいので、読んでみるようにしてください。 事後学修: 授業で扱った内容を復習し、その日のテーマについて調べ、自分なりのその問題についての意見をまとめることを習慣化させてください。Manabaでの確認問題が出席確認の代わりになるので、締切までに提出してください。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
毎回のManabaによる確認問題(資料やノートを見て構いません)の点数で成績を付けます。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
無 | ||||||||||
備考 /Notes |
参考文献は必要に応じて指示する。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語圏の現代社会に関する概論的な知識、分野特有の思考?研究方法の基礎を習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業の進め方、参考文献について説明する。 | 無。 |
2 | 現代社会を知るための映画ードイツにおける「過去の反省」の始まりー | 「過去の反省」をテーマに、知識を深めることのできる映画を紹介し、どのシーンがどのような歴史や現代社会の実際の出来事を表しているのか、説明します。映画を通じて背景を理解しさらに専門的に学ぶ準備とします。 | 指定した映画などを事前に見ることができれば見て、授業後に自分の認識がどう変わったか、確認してください。 |
3 | 現代社会を知るための映画ー立ち上がった学生たちー | 現在のドイツのリベラルな政策の出発点となった「68年運動」をテーマに、知識を深めることのできる映画を紹介し、どのシーンがどのような歴史や現代社会の実際の出来事を表しているのか、説明します。 | 指定した映画などを事前に見ることができれば見て、授業後に自分の認識がどう変わったか、確認してください。 |
4 | 68年運動とそれが表れているドイツの特徴的な政策 | ドイツの文化政策や環境政策は「進歩的」と言われることが多いですが、その出発点となった68年運動について、理解を深めます。 | 指定した映画などを事前に見ることができれば見て、授業後に自分の認識がどう変わったか、確認してください。 |
5 | 現代社会を知るための映画ー東ドイツはどういう国だったのかー | 「東ドイツ」をテーマに、知識を深めることのできる映画を紹介し、どのシーンがどのような歴史や現代社会の実際の出来事を表しているのか、説明します。 | 指定した映画などを事前に見ることができれば見て、授業後に自分の認識がどう変わったか、確認してください。 |
6 | その他の映画とそれに関わる各種テーマ?都市の解説 | その他のドイツ語圏の理解に役立つ映画を紹介し、それぞれがどういうテーマを理解するのに役立つのか、トピックを解説します。 | これまでの授業に関して、自分で一旦情報を整理復習し、理解を深める。 |
7 | 現代ドイツを考えていくための「現代史重要なできごと」まとめ | 現代のドイツの政策はなぜ日本人から見るとわかりにくく、解釈も誤解されがちなのか、その背景にあるドイツの経験と政治理念をまとめます。 | これまでの授業に関して、自分で一旦情報を整理復習し、理解を深める。 |
8 | 現代的課題:多文化共生ー人々はどこから、なぜきたの?- | 戦後のドイツ語圏の多文化共生について、新聞記事を使いつつ、理解を深め、論点は何かを考える。政策がどのようになっているのかを理解する。 | 関連する新聞記事を予め、読み、何が問題かを考えてくる。 |
9 | 現代的課題:多文化共生ー難民と移民はどうちがうの?- | 近年の難民危機がドイツおよび欧州にとって、どのような影響を与え、何が論点になるのかを考えます。 | 関連する新聞記事を予め、読み、何が問題かを考えてくる。 |
10 | 現代的課題:ドイツ型国際文化交流ー何のために、どんな仕組みで行っているの?- | 近年のドイツ語圏の対外文化政策について、資料を使いつつ、理解を深め、論点は何かを考える。政策がどのようになっているのかを理解する。 | 関連する新聞記事を予め、読み、何が問題かを考えてくる。 |
11 | 現代的課題:欧州とドイツ | ドイツが議長国を務めている欧州連合理事会を中心に、EUの仕組みを解説します。 | 関連する新聞記事を予め、読み、何が問題かを考えてくる。 |
12 | 現代的課題:ドイツの政策を支えるお金ードイツの税金?財政についてー | ドイツの政策を支える財源について、軽減税率など皆さんに馴染みがあるものも含めて、理解を深め、論点は何かを考える。政策がどのようになっているのかを理解する。 | 関連する新聞記事を予め、読み、何が問題かを考えてくる。 |
13 | 各国の選挙とドイツ | 米国の大統領が変わったら?日本の首相が変わったら?ドイツとの関係はどうなるのかを考えます。 | 指定した新聞記事?官公庁の報告書などを事前に読み、授業後に自分の認識がどう変わったか、確認してください。 |
14 | 復習とまとめ?この先考えていってほしい論点 | 政治システムや歴史の日本との違いから、ドイツ語圏を理解する上で重要な点をまとめる。 | これまでの授業を復習しつつ、ドイツ語圏を理解するための自分なりの視点を見出せるよう、考えを整理してください。 |