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基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	テクスト研究（芸術?文化） a／TEXT STUDIES (GERMAN ARTS AND CULTURE) a
開講所属 ／Course Offered by	外国語学部ドイツ語学科／FOREIGN LANGUAGES GERMAN
ターム?学期 ／Term?Semester	2020年度／2020 Academic Year　　春学期／SPRING SEMESTER
曜限 ／Day, Period	金5／Fri 5
開講区分 ／semester offered	春学期／Spring
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	柿沼　義孝

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
柿沼　義孝	ドイツ語学科／GERMAN

授業の目的?内容 ／Course Objectives	本テクスト研究では、次の2項目を中心に進める。1）あるドイツ人による日本滞在記を読み、その内容を把握しつつ、これまでに学習したドイツ語の重要文法事項を振り返り、文法力をさらに高める、２）いわゆる「日本人論」「ドイツ人論」に見られるステレオタイプや偏見について、各種文献（ドイツ語を含む）、インターネットなどで情報を集め、改めて検討?意見交換をする。 　これらを通じて、ドイツ、あるいは日本の文化のありようを多面的に観察し、再認識することができる。そのために常に批判的、複眼的な観察眼で事柄を見るよう、努力してほしい。
授業の形式?方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「Ａ」以上の学生と既修クラスの学生を主な対象とします。 （但し、未修クラスの学生で成績が「Ｂ」以下でも履修可）
事前?事後学修の内容 ／Before After Study	基本的に講読?発表形式をとるために、担当者は担当個所を必ず発表することとする。担当個所については、事前学習として、日本語、ドイツ語の複数の関連文献を読んだ上で、批判的に読む。また文法事項について、下調べをしてハンドアウトにして配布できるよう準備をする。 　事後学習として、授業内容について、文法事項、問題点、提出された意見を含めて、振り返る。その内容は各グループで履修者それぞれが「プロトコル」（学習報告）として、発表後に提出することとする。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title Japanische Impressionen. 『ドイツ人の東京日記から』 著者 ／Author name Wolf Ostermann:   出版社 ／Publisher 同学社1990年 ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/???名 ／Title 『ヨーロッパ文化と日本文化』 著者 ／Author name ルイス?フロイス（岡田章雄）訳注 出版社/URL ／Publisher 岩波文庫（青459－1）2004年 ISBN ／ISBN 4-00-334591-6 その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/???名 ／Title 『ザビエルの見た日本』 著者 ／Author name ピーター?ミルワード（松本たま訳） 出版社/URL ／Publisher 講談社（学術文庫）1354　1999年 ISBN ／ISBN 4-06-159354-4 その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/???名 ／Title 『日本人論」の中の日本人 著者 ／Author name 築島謙三 出版社/URL ／Publisher 講談社（学術文庫1449）2000年 ISBN ／ISBN 4-06-159449-4 その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	授業での講読?発表の充実度50%、討議?意見交換への参加度10%、授業プロトコル10%、春学期末課題30%。
関連科目 ／Related Subjects
備考 ／Notes
到達目標 ／Learning Goal	専門的なドイツ語テクストを講読し、芸術?文化に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前?事後学修の内容 ／Before After Study
1	授業の目的と概要。グループ形成。ブレインストーミング「日本人論とは何か」。	授業開始に当たって、当該科目を履修する目的は何か、あるドイツ人の見る「日本」について、どのような点に関心を持っているのか、履修者相互に意見を交換し合い、互いの視点を確認しあう。発表担当個所を割り当て。	これまでに書かれた「日本人論」「日本文化論」を参照しつつ、日独の文化論のありようを確認し、テクストを読む上での予備調査をし、その内容を確認する。
2	第Ⅰ章－１「日本の第一印象」 　内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「日本の第一印象」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅰ章ー１で講読?発表した内容について意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
3	第Ⅰ章－2「日本?東京」 　内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「日本?東京」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅰ章ー２で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
4	第Ⅱ章－1「鉄道事情１」 　内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「鉄道事情１」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅱ章ー１で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
5	第Ⅱ章－2「鉄道事情２」 内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「鉄道事情２」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅱ章ー２で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
6	第Ⅲ章－1「買い物」 内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「買い物」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅲ章ー１で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
7	第Ⅲ章－2　「デパート」 内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「デパート」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅲ章ー２で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
8	第Ⅲ章－3 「食べ物」 内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「食べ物」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅲ章ー３で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
9	第Ⅳ章－1　「店員と接遇」 内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「店員と接遇」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅳ章ー１で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
10	第Ⅳ章－2　「丁重さと礼儀」 内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「丁重さと礼儀」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅳ章で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
11	第Ⅳ章－3　「渋谷の街」 内容精読、関連事項の説明、文法事項の解説。	「渋谷の街」について内容を精読、解説をする。このテーマについて他の日独の文献も紹介する。それぞれの発表テーマについて議論し、さらなる視点の可能性について批判的に考える。	第Ⅳ章ー３で講読?発表した内容について、他の履修者との意見交換で提出された問題を、文法事項も含めて振り返り、確認する。
12	「日本論?日本人論」とは何か。「ドイツ論?ドイツ人論は」について総括。	春学期に発表された「日本?東京印象記」について日独比較文化論の立場から、振り返り、総括する。	春学期で講読した内容について、振り返り、「ドイツ人論?ドイツ文化論」などを念頭に置いたうえで、総括し、レポートにまとめる。
13	実施しない。	実施しない。	実施しない。
14	実施しない。	而氏しない。	実施しない。