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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/10/09 現在/As of 2020/10/09 |
開講科目名 /Course |
テクスト研究(現代社会?歴史) b/TEXT STUDIES (GERMAN MODERN SOCIETY AND HISTORY) b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金3/Fri 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
古田 善文 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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古田 善文 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
秋学期は、19世紀末から20世紀初頭期ウィーンのユダヤ社会史とりわけユダヤとスポーツの歴史を扱っていく。その際主要な考察対象とするのは、1909年に創設されたユダヤ複合スポーツ団体「ハコア?ウィーン(SC Hakoah Wien)」とその精神的支柱となったシオニズム思想である。授業ではこの団体の発展過程とともに、その成立要因ともなったウィーンの反ユダヤ主義の歴史も考察する。また、ウィーンの事例のみならず、余力があればドイツなど他国の類似事例も扱ってみたい。秋学期に読み進めていく課題図書は以下の文献に掲載されているいくつかの研究論文である。 Dietrich Schulze-Marmeling (Hg.), Davidstern und Lederball. Die Geschichte der Juden im deutsch-en und inernationalen Fußball, Göttingen 2003 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
※この授業ではZOOMを使用した双方向リルタイム配信方式を採用する。授業のURLは毎回PorTaII経由で前もって参加学生全員に周知する。授業資料(Word版およびPDF版)もPorTaIIを経由して予め参加者に配布する。参加学生の質問はWebメールにて受け付ける。 ※訳?研究発表担当者には、自分の担当箇所の訳文および関連項目(人物?事象)に関する説明用資料を予めパワーポイントによって作成し、授業中ZOOMの資料共有機能を使って他の参加者に提示?解説することが求められる。 ※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象とする(但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上でも履修可)。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
担当者だけでなく、全員が事前にプリントを熟読して授業に臨むこと。事後学修としては、授業中に紹介された日本語参考文献を読むことが求められる。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
訳あるいは研究発表担当(50%)および学期末レポート(50%)により評価する。なお、学期末レポートのテーマについては授業時にあらためて指示する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
専門的なドイツ語テクストを講読し、現代社会?歴史に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス(授業概要、評価、役割分担決定、コピー配布) | 秋学期の授業概要、評価方法を説明します。使用するテキスト教材を配布し、分担を決定する。 | |
2 | ウィーンのユダヤ社会: 教員による解説 | 授業の前提として担当教員がレジュメを作成し、19世紀末から20世紀初頭にかけてのウィーンのユダヤ社会の概略を解説する。 | |
3 | Dietrich Schulze-Marmeling論文(1) (S.11-14) |
該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
4 | Dietrich Schulze-Marmeling論文(2) (S.15-18) |
該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
5 | Dietrich Schulze-Marmeling論文(3) (S.19-24) |
該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
6 | グループによる研究発表 | 授業3?5回目に関連するテーマについて担当者がグループ報告を実施し、それについて全員で質疑と議論を行う。 | |
7 | Matthias Marschik論文(1) (S.263-266) | 該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
8 | Matthias Marschik論文(2) (S.267-270) | 該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
9 | Matthias Marschik論文(3) (S.271-275) | 該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
10 | グループによる研究発表 | 授業7?9回目に関連するテーマについて担当者がグループ報告を実施し、それについて全員で質疑と議論を行う。 | |
11 | Dietrich Schulze-Marmeling論文(1)(S.300-306) | 該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
12 | Dietrich Schulze-Marmeling論文(2)(S.307-313) | 該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
13 | Friedrich Torberg論文(S.314-318) | 該当ページの内容について参加者が報告し、それについて質疑と議論を行う。 | |
14 | グループによる研究発表/まとめ | 授業11?13回目に関連するテーマについて担当者がグループ報告を実施し、それについて全員で質疑と議論を行う。あわせて秋学期のテーマについて補足し、総括的議論を行う。 |