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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
通訳特殊演習/STUDIES IN SIMULTANEOUS INTERPRETATION |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水3/Wed 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
中山 純 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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中山 純 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業はドイツ語の運用力を強化したい学生を対象に、自らがガイド通訳を行うことを想定した強化法を紹介します。ドイツ語圏から来日した友人や知人を、国内のどこかへ案内するような機会は、現在は無くても近い将来にはあり得るでしょう。目的地の観光情報だけでは、満足な対応は難しいと思われます。心構えや準備の方法、言葉の準備などについて説明していきます。通常のコミュニケーソンスキルを上げることにもつながるでしょう。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業は毎回PDFのスライドと解説音声をパッケージにした授業を、PortaⅡを使って行います。ネット環境の負荷の軽減と、安定した受講環境を担保するために、原則として完成した授業パッケージをアップしていきます。PDF化したスライドは、理解のための補助手段です。必ず音声ファイルもダウンロードして聞いてください。学生の皆さんからの質問は、PortaⅡ「教員連絡先」で公開しているメールアドレスで受けつけます。成績評価の対象になる課題レポートを学期中に2回出題します。その他、出席管理や課題等の提出方法、成績評価の詳細については、第1回の授業の進度計画とオンライン授業の進め方の中で説明します。Zoom等の会議ソフトは使う予定はありません。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
第1回の授業で参考例として取り上げ予定の事例を紹介します。各対象物や関連する歴史的背景などについても調べてもらいます。授業で使用したドイツ語の例を整理し、学習ノートが残るようにしていきます。授業用のテキストは授業ごとにPortaⅡの「お知らせ」にアップロードされたPDFになります。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業への参加度(50%)と課題の達成度(50%)の内容を考慮して判断します。授業への出席確認のため、毎回リアクションペーパーの提出を求めます。提出方法や期限については授業で説明します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
必要に応じて参考文献を授業時に紹介します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語通訳の理論と実践を理解するとともにドイツ語応用力を高め、ドイツ語通訳ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 進度計画とオンライン授業の進め方 ガイド通訳の紹介 |
オンライン授業の進め方の説明とメイントピックである「ガイド通訳」について解説する。 | |
2 | 案内をする前の準備と練習 談話分析と場面シラバスの活用 |
ガイド通訳の準備をするうえで必要な会話の構造と場面の捉え方について考察する。 | |
3 | 言葉の準備に際しての2つのキーワード | 説明用の語彙や表現を準備する際に、指針となる「比較」と「時間」について説明する。 | |
4 | プロファイルを作る | 自己紹介を組み立てながら、ドイツ語のコミュニケーションの基本的な約束事を確認する。 | |
5 | ストーリーボードを作る | 言葉の準備の一環として、案内場面のストーリーを作ってみる。 | |
6 | 情報伝達と説明を区別する | コミュニケーションのメリハリの付け方を考える。 | |
7 | 観光スポットの説明方法 | 実際の案内を想定しながら、説明の方法と注意点をいくつか説明する。 | 第1回目の課題レポートを出題する。提出方法や期限については授業内で指示する。 |
8 | 町の成り立ちを学ぶ | 説明の広がりの持たせ方を考える。 | |
9 | データは常に比較の視点で扱う | 説明に必要なデータの種類と、その扱い方について考察する。 | |
10 | 過去の出来事について話す | ドイツ語の過去の出来事の表し方を再考する。過去を表す時称形の使い方を確認していく。 | |
11 | 会話における客観的視点と主観的視点 | ドイツ語のコミュニケーションにおける客観的視点と主観的視点を理解し、正しい敬語の使い方を理解する。 | |
12 | 一人で語彙力を強化する方法 | ガイドにも利用できる語彙力の強化法を紹介する。 | 第2回目の課題レポートを出題する。 |
13 | 作業記録をつける | ドイツ語の運用力を上げていくために必要な記録について考察する。 | |
14 | 秋学期のまとめ | 授業の中で説明した事がらで、再度俯瞰的な見方で見直したほうがよいものについてみていく。課題の内容についても解説する。 |