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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
College Grammar/COLLEGE GRAMMAR |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
府川 謹也 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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府川 謹也 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
コミュニケーションが「何を言いたいか」という<意味のやり取り>であることから、この授業では、“英文法”を意味の観点から徹底的に見直していきます。そのためには、「なぜこうは言えても、ああは言えないのか?」と素朴な疑問を発することが大切です。 I’m standing ( ) the street. のカッコにonもinも入るし、The fish is ( ) the water.にはinもunderも入るが、どうしてなのかと訊くと、「そう教わったから」としか答えられない学生が結構います。つまり答を丸暗記して学習をしてきただけということがわかります。 しかしこの授業は、英文法学習を通じ、理由も考えずに、言われた通りの正解を暗記する受動的な (passive)学習から脱却し、自ら積極的(active)に問いを立てて答を見つけ出そうとする姿勢を身に付けてもらうことを狙いとします。 したがって、この授業を履修すると、例えば、He ran {to / for} the hill.の意味の違いが、ただ「そう覚えるようにと教わったから」ということではなく、なぜそういう意味の違いがあるのかという理由がわかるようになります。 受験時代には理屈はともかくとして丸暗記してきた「英語の使い方」を、「どうしてそのように言うのが自然であり、自分の言いたいことを正確に伝える表現になるのだろうか」という視点から前置詞を勉強し直してみたいという人はどうぞ。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
配布するプリントのトピックに沿って講義します。 また、TOEFLやTOEICや英検で解くことができなかったり解答に納得がいかない具体例を提示してもらうことを課題の一つとし、それについての解説も行います。 なお、授業形態や授業の進め方や授業計画について重要な変更の有る場合は、第1回目の授業で説明します。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
1時間かけて予習(プリントをよく読んで質問内容を整理)し、当該箇所が授業で説明されたときに質問する用意をしてください。 復習にも1時間掛けて講義内容と疑問点の解答をノートに纏めるようにしてください。 このように予習と復習を行えば、成果としての単位取得は難しくないはずです。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
定期試験6割、小テスト?課題4割。 変更のある場合は第1回目の授業で説明します。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
参考文献:授業で適宜紹介します。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
大学で英語を専攻する学生が身に付けておくべき高度な英文法を理解し、英語の規則性を的確に分析できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | モノの捉え方と表現の仕方 1 | 認知言語学の研究成果から、人間のモノの捉え方について理解する。 | |
2 | モノの捉え方と表現の仕方 2 | コトバはモノの捉え方を映しているということを色々な事例から理解する。 | |
3 | 前置詞の意味機能 1-(1) | 事例を挙げながら“on”の意味機能に迫る。 | |
4 | 前置詞の意味機能 1-(2) | 更なる事例を挙げながら“on”の意味機能に迫る。 | |
5 | 前置詞の意味機能 2 | 事例を挙げながら“in”の意味機能に迫る。 | |
6 | 前置詞の意味機能 3 | 事例を挙げながら“at”の意味機能に迫る。 | |
7 | 前置詞の意味機能 4 | 事例を挙げながら“out”の意味機能に迫る。 | |
8 | 前置詞の意味機能 5 | 事例を挙げながら“to”の意味機能に迫る。 | |
9 | 前置詞の意味機能 6 | 事例を挙げながら“for”の意味機能に迫る。 | |
10 | 前置詞の意味機能 7 | 事例を挙げながら“across”と“through”の意味機能に迫る。 | |
11 | 前置詞の意味機能 8 | 事例を挙げながら“over”と“above”の意味機能に迫る。 | |
12 | 前置詞の意味機能 9 | 事例を挙げながら“under”と“below”の意味機能に迫る。 | |
13 | 前置詞の意味機能 10 | 事例を挙げながら“against”の意味機能に迫る。 | |
14 | まとめ | これまで見てきた前置詞のおさらい及び関連する質問に答える。 |