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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
英語専門講読 Ⅰ/ADVANCED THEMATIC READING Ⅰ |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火5/Tue 5 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
柿田 秀樹 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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柿田 秀樹 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
【映画『マトリックス』批評】 映画『マトリックス』三部作を諸哲学的立場から批評した論文を精読します。論文の精読を通して映像テクストの表象分析とはいかなるものであるかを考察します。映像と音声のコミュニケーションである映画の表象を分析することで、コミュニケーションとレトリック理論の基礎としての諸哲学を学んでいきます。 この講義の目的は、映像やイメージから今まできちんと意識してこなかった<読み>を理論的に行うことです。課題として教科書の1章を2週で取り上げ、そこに論じられた哲学的?理論的概念と分析を読みこみ、授業の中で議論しながら理解していきます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
教科書の1章を2週間で読み進めていきます。 まず、1週目は、議論のポイントと前提等の簡単な解説を配布するので、それを基に課題の章を読みます。そして、課題に関する問題をいくつか出すので、その解答を次回授業3日前(毎週土曜日)までにファイルで提出してもらいます。(教員がPortaにファイルをアップロードできるのは、授業の2日前までとなっているため、最大限待てる日時の3日前までが必然的に提出期限となります。) 2週目は、みなさんが提出してくれた解答を踏まえて、当該の章を考察するのに必要な事柄をまとめたファイルをPortaにアップロードするので、それを読んだ上で、当該の章を再読してもらいます。そして、章全体に関する問題の答えを1週間以内に提出してもらいます。 なお、履修と授業の状況をみて、オンラインでのディスカッションの回を設けることを考えています。 課題となる映画『マトリックス』三部作は、著作権上の問題で配布できないので、各自オンラインで準備し、授業前に全て観ておくようにしてください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
1)映画『マトリックス』三部作の批評の授業ですので、映画のスクリーニングは必須です。そして課題にあわせて、映画の必要な箇所を各自で繰り返し見直すことが重要になります。 2)専門的な文献を講読する授業ですので、教科書で当該の章を読み込むことになります。授業後は当該の章を復習してください。 3)Portaを通じて、毎週課題を出します。毎回、授業の最後にその日の復習となる小テストや小レポートの課題を出すので、Portaを通じて期限までに解答のファイルを提出してください。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業の最終日にまとめのテストを行う予定です。毎回の小テストやレポート等の課題(80%)とまとめのテスト(20%)の結果を合わせて、出席状況にも鑑みて総合的に評価します。 |
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関連科目 /Related Subjects |
コミュニケーション論、視覚コミュニケーション論、コミュニケーション論特殊講義、メディア文化論、イメージ文化論、交流文化論(トランス?ナショナル?メディア論)、交流文化論(ツーリズム特殊講義)、交流文化論(トランスナショナル文化特殊講義) | ||||||||||
備考 /Notes |
*テキストは、アマゾンなどで購入し、各自がそれぞれ準備してください。第1章は、教材をPDFで準備します。 *課題となる映画『マトリックス』三部作は、著作権上の問題で配布できないので、各自で準備し、授業前に全て観ておくようにしてください。 |
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到達目標 /Learning Goal |
分野の専門性をもった英文マテリアル(資料)を講読、読解できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | Course Orientation | 授業に関する指示と紹介 | 次週に向けての準備 |
2 | The Matrix and Plato’s Cave:読解 | 『マトリックス』というプラトンの洞窟 | 主題に関するテクストを読み、課題を学習の上、問題の解答を提出する |
3 | The Matrix and Plato’s Cave: 解釈 | プラトンの洞窟メタファーが持つ批判的価値 | 解答に関するコメントに基づいてテクストを再読する。授業内容を踏まえて、課題を再学習し、新たな問題に答えて解答を提出する |
4 | The Matrix of Control: 読解 | 『マトリックス』における支配 | 主題に関するテクストを読み、課題を学習の上、問題の解答を提出する |
5 | The Matrix of Control: 解釈 | 支配と力の哲学 | 解答に関するコメントに基づいてテクストを再読する。授業内容を踏まえて、課題を再学習し、新たな問題に答えて解答を提出する |
6 | Only Love is Real: 読解 | ハイデガーとプラトンと『マトリックス』 | 主題に関するテクストを読み、課題を学習の上、問題の解答を提出する |
7 | Only Love is Real: 解釈 | 存在に近づくための(妨げと)哲学 | 解答に関するコメントに基づいてテクストを再読する。授業内容を踏まえて、課題を再学習し、新たな問題に答えて解答を提出する |
8 | The Matrix is Prozac of the People: 読解 | 鑑賞者をアヘン漬けにする宗教としての『マトリックス』 | 主題に関するテクストを読み、課題を学習の上、問題の解答を提出する |
9 | The Matrix is Prozac of the People: 解釈 | マルクスの資本主義批判としての『マトリックス』 | 解答に関するコメントに基づいてテクストを再読する。授業内容を踏まえて、課題を再学習し、新たな問題に答えて解答を提出する |
10 | “The Purpose of Life is to End”: 読解 | 『マトリックス』のニヒリズムと生の実存的肯定:ショーペンハウアーとニーチェ | 主題に関するテクストを読み、課題を学習の上、問題の解答を提出する |
11 | “The Purpose of Life is to End”: 解釈 | 永劫回帰の肯定 | 解答に関するコメントに基づいてテクストを再読する。授業内容を踏まえて、課題を再学習し、新たな問題に答えて解答を提出する |
12 | Wrap Up | 今学期のレビュー | 今学期の復習 |
13 | ※実施しません | ※実施しません | |
14 | ※実施しません | ※実施しません |