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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
コミュニケーション論文献研究b/ADVANCED READINGS IN COMMUNICATION(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
柿田 秀樹 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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柿田 秀樹 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
視覚文化論の古典と言われている、ジョン?バージャーの『Ways of Seeing』を読み、視覚とは何かを考えていきます。 バージャーの『Ways of Seeing』は、中世絵画から現代を取り巻く広告メディアや写真等を射程として、<見える>とは何かを考え直す名著です。視覚文化論の古典とも言える本著は、美術史の大きな流れを踏まえつつ、我々にとってものが見えるとはどのようなことかを考察しています。バージャーは見えることの中に隠された資本主義や帝国主義、そしてジェンダー等の文化的価値観を、イメージの言語として視覚的題材に読むことでえぐり出します。その読みを丹念に踏まえることで、いかにイメージは見えるのかを理解することが可能となります。 イメージの批評的な分析と考察を深めていく本授業においては、以下の3点が探求の目的となります。1)現代のイメージと古典絵画との歴史的な関係を踏まえること、2)視覚文化批評とは何かを理解すること、3)視覚イメージのコミュニケーション論とは何かを理解すること。これら3点について、その批評的意義を探っていきます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
教科書の1章(付随する続章は絵や写真)を3週間で読み進めていきます。 まず1週目は、教科書の基となった、バージャー自身が登場して解説するBBCの番組を見て、それに関する問題の解答を授業3日前(毎週土曜日)迄にファイルで提出してもらいます。 2週目は、議論のポイントと前提などの簡単な解説をPortaで配布するので、それを基に課題の章を各自で読んでもらいます。そして、課題に関する問題をいくつか出すので、その解答を期限迄にファイルで提出してもらいます。 3週目は、みなさんが提出した解答を踏まえてzoomで議論してもらい、その議論とそれまでの課題の問題と解説を全て読んだ上で、当該の章を再読してもらいます。そして、Portaにアップデートされる章全体に関する問題の答えを期限迄に提出してもらいます。 教員がPortaにファイルをアップロードできるのは、授業の2日前までとなっているため、課題提出は毎回、最大限待てる日時の授業3日前(毎週土曜日)が必然的に提出期限となります(締切厳守)。 1週目の授業をzoomで行います。以下の「備考」を参照してください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
1)コミュニケーション分野の理論的文献を学習する授業ですので、毎週それに関する文献を映像資料などと共に読んでいきます。文献では多くの絵画や図版などが参照されるので、各自ネットで詳細に閲覧してください。 2)Portaを通じて、毎週課題を出します。毎回授業の最後にその日の復習となる小テストや小レポートの課題を出すので、Portaを通じて解答のファイルを所定の形式で提出してください。 3)授業後に当該の章を各自で復習するようにしてください。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
毎回の小テストやレポート、まとめの課題を合わせて評価します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
コミュニケーション論、視覚コミュニケーション論、コミュニケーション論特殊講義、メディア文化論、イメージ文化論、交流文化論(トランス?ナショナル?メディア論)、交流文化論(ツーリズム特殊講義)、交流文化論(トランスナショナル文化特殊講義) | ||||||||||
備考 /Notes |
1週目の授業をzoomで行うので、前日迄にPortaのお知らせにURLとパスワードを掲示します。サイトにあるURLのミーティングルームに入ってください。その際、プロフィールの姓名は本名で設定してください。名前が確認でき次第、ミーティングルームへの入室が許可されます。入室するまでは、待機室でしばらくお待ちください。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 授業の概要と進め方についての説明 | 次週に向けての準備 |
2 | Watching BBC, Ways of Seeing, Episode 1 | 当該の章に関するテレビ番組を閲覧して、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の1章を読んで設問を解く |
3 | Reading Ways of Seeing (Chapter 1) | (見ることの歴史性と美術史の先入見、複製技術論を主題とする)当該の章を読んで、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の1章を読んで設問を解く |
4 | Reading Ways of Seeing (Chapter 1, 2) | 当該の章について議論して、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の1章を読んで設問を解く |
5 | Watching BBC, Ways of Seeing, Episode 2 | 当該の章に関するテレビ番組を閲覧して、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の3章を読んで設問を解く |
6 | Reading Ways of Seeing (Chapter 3) | (ヌードと裸の違い、ジェンダー化された見る主体とその例外としての巨匠を主題とする)当該の章を読んで、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の3章を読んで設問を解く |
7 | Reading Ways of Seeing (Chapter 3, 4) | 当該の章について議論して、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の3章を読んで設問を解く |
8 | Watching BBC, Ways of Seeing, Episode 3 | 当該の章に関するテレビ番組を閲覧して、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の5章を読んで設問を解く |
9 | Reading Ways of Seeing (Chapter 5) | (所有形式としての油絵とそこから逃れる巨匠の作品を主題とする)当該の章を読んで、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の5章を読んで設問を解く |
10 | Reading Ways of Seeing (Chapter 5, 6) | 当該の章について議論して、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の5章を読んで設問を解く |
11 | Watching BBC, Ways of Seeing, Episode 4 | 当該の章に関するテレビ番組を閲覧して、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の7章を読んで設問を解く |
12 | Reading Ways of Seeing (Chapter 7) | (現代の広告と絵画の伝統の関係と、その周辺に出現する現実を主題とする)当該の章を読んで、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の7章を読んで設問を解く |
13 | Reading Ways of Seeing (Chapter 7, 8) | 当該の章について議論して、設問を解く | 授業の復習と『Ways of Seeing』の7章を読んで設問を解く |
14 | まとめ | 今学期のレビュー | 今学期の復習 |