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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
英語圏の文学?文化?批評a/LITERATURE AND CULTURAL CRITICISM (A) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高橋 雄一郎 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高橋 雄一郎 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
ヴェトナム戦争を題材とした映画とノンフィクション文学、そして当時のアメリカ合衆国社会について学びます。遠隔授業のため、当初の予定を一部変更します。遠隔授業は私にとっても初めての経験なので、どこまで出来るか、正直、自信がありません。週ごとの授業計画詳細情報/Course Schedule)は、当初の予定のまま載せてありますので、取り敢えず参考程度に留めておいてください。 当初、ミュージカル『ミス?サイゴン』を中心にした授業を予定していましたが、オンラインでの視聴が難しいため、映画『フルメタルジャケット』を中心とした内容に組み直しました。映画は若干、料金がかかりますが、アマゾンプライムで視聴ができます。あわせて、ジャーナリストによるノンフィクション作品を読み、首都ワシントンD.C.にあるヴェトナム戦争記念碑についても考えます。 授業は、「遠隔授業の3つの携帯について(学生向けガイド)」に記されている、「授業形態1?授業資料?課題提示による授業」と授業形態3?リアルタイム配信による映像または音声での授業」を組み合わせます。後者の授業形態にはZOOMを使用する予定です。受講生の人数、インターネットの受信環境、使用できる教材などにより授業も変えていく必要があると思うので、毎週の授業計画は、授業開始後にトライアルをしながら決めていきましょう。 文字テクストについては、本の一部をスキャンして、Porta II (あるいは他の共有フォルダ―など)からダウンロードできるようにする予定です。現在のところ、購入が必要な教科書はありません。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
〇鑑賞予定の映画 Full Metal Jacket 『フルメタルジャケット』スタンリー?キューブリック監督(1987) Apocalypse Now 『地獄の黙示録』フランシス?コッポラ監督(1979)⇒一部だけ使用予定 映画鑑賞方法⇒Amazonプライム?ビデオで観ることができます。 学生だと会費月額250円、一年で2450円です。アマゾンで本などを購入しても送料無料になるのでお得です。なお、映画を観るにはさらに一回300円程度の追加料金が必要な場合もあります(たとえば、『フルメタルジャケット』は現在の設定で199円です)。以下、アマゾン公式サイトのリンクから確認してください。 https://www.amazon.co.jp/b?ie=UTF8&node=7883600051 〇読書予定の作品(それぞれ一部のみ読みます。) Michael Herr, Dispatches, 1977 Nick Turse, Kill anything that moves : the real American war in Vietnam, 2013、 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
大学設置基準は1学期2単位の授業に対し、「授業時間+事前学修+事後学修」を含めて90時間の学修が必要と定めています。春学期は新型コロナウィルスの感染拡大で、授業期間が12週に短縮されているので、90時間を12週で割ると1週間あたり7.5時間になります。獨協大学での対面授業は100分ですが、オンラインの授業を100分間実施することは難しく、事前?事後の学修に、より大きな時間とウエイトを割いていただく必要があります。この授業組み立てでは、予習(事前学修)におよそ3時間、復習(事後学修)にも3時間程度を要する課題を課すことになりますが、どうぞよろしくお願い致します。 普通の対面式授業でも同じですが、テクストを十分に読み込むことが大切です。分からない単語の意味を調べるだけでは不十分で、文章の置かれたコンテクストや、歴史、文化、社会的背景についても十分に調べてください。 。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
学期中の小レポート(20%)、学期末レポート(40%)、毎週の授業でのディスカッションとフィードバック(40%、フェイスブックなどの利用を検討しています。)この授業では、内容について自分がどう考えるかを発信することが要求されます。よい評価を得るためには、授業内容から一歩発展させて、自分自身のリサーチを展開することが必要です。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
英文のテクストを読み、自ら意見を発表できる英語力の養成と、アメリカ合衆国を中心とする英語圏の文化について背景知識を習得する。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ヴェトナム戦争の歴史的背景 | ヴェトナム戦争にかかわった国家、地域の歴史?文化理解 | |
2 | ミュージカル『ミス?サイゴン』 | (第一幕)サイゴン陥落 | |
3 | ミュージカル『ミス?サイゴン』 | (第二幕)ボート?ピープル | |
4 | 『ミス?サイゴン』とオリエンタリズム | オリエンタリズムとは何か | |
5 | Tim O’Brien, “The Things They Carried” | 従軍した兵士は何を思ったか | |
6 | 映画『フルメタル?ジャケット』(前半:海兵隊訓練施設にて) | 軍隊と刷り込み | |
7 | 映画『フルメタル?ジャケット』(後半:ヴェトナムの戦場にて) | ヴェトナム戦争と植民地主義 | |
8 | Michael Herr, Dispatches(”Breathing In”) | 文学とジャーナリズム | |
9 | Michael Herr, Dispatches(”Hell Sucks”) | 作品の英語表現理解 | |
10 | ヴェトナム戦争と映画 | 代表的作品の紹介と読解 | |
11 | ヴェトナム戦争と文学 | 代表的作品の紹介と読解 | |
12 | ヴェトナム戦争と演劇 | 代表的作品の紹介と読解 | |
13 | ヴェトナム帰還兵軍人記念碑(建立までの経緯) | 歴史と集合的記憶 | |
14 | ヴェトナム帰還兵軍人記念碑(完成後の用いられ方) | 靖国問題など日本との比較 |