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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
言語?教育特殊講義b/SPECIAL LECTURE ON LINGUISTICS AND LANGUAGE TEACHING (B) |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月4/Mon 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
河合 裕美 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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河合 裕美 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この講義は将来的に早期英語学習者を対象とする英語教師になるために、必要な理論や教育現場での実践活動を概観し、模擬授業などの演習にも取り組む。特に我が国における早期英語教育の全体像と小学校英語教科化までの経緯を理解し、自ら授業案を立案?指導できるようになるための入門基礎科目として関連内容を幅広く扱う。 In completing this course, each student should be able to: - Describe the policies, the significance of the goals of foreign language education to young learners in Japan and teaching English at public elementary schools. - Understand teaching methodologies and the roles of teachers. - Develop teaching materials. - Plan and demonstrate English lessons to the targeted age of Japanese children in team-teaching. |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
学期の前半は我が国の早期英語教育をグローバルな視点で概観し、子どもに英語を指導する際に留意しなければならない理論の枠組みを理解する。同時に、教員自らが行う模擬授業を体験し、民間教室?小学校?幼児教育機関における指導形式、評価に関する基本的な知識、子どもの年齢に応じた指導技術を身に付けられるよう学期の中盤頃から学生自らが模擬授業(ティームティーチング)を行うことによって実践能力を育む。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
予習として毎回テキストの範囲を読んでおくこと。 本科目は子どもに外国語を指導する教師の立場を経験してもらうため、理論を理解するだけでなく、実践に応用するアクティブラーニング型の授業である。学んだ理論や指導技術を整理し、それらをどのように模擬授業に生かしたいのかまとめておくこと。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート 30 % 授業への貢献度 30 % 模擬授業演習 40 % |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
英語学の特定分野(統語論,音声学,音韻論,意味論,コーパス言語学,機能主義言語学,母語獲得,第二言語獲得,日本語との比較など)に関して専門知識を習得し、分析?論証できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 小学校における英語教育-導入の経緯、現状と展望① | 授業概要?評価法説明。小学校英語が教科化になるまでの経緯や、今年度からの教科内容を概観する。 | テキスト p. 6~31 |
2 | 小学校における英語教育-導入の経緯、現状と展望②、小学校英語授業の体験 | 小学校英語が教科化になるまでの経緯や、今年度からの教科内容を概観する。教科化となる小学校高学年の外国語授業を体験する。 | テキスト p. 6~31 |
3 | 言語習得と関連領域① 、児童英語授業の体験① | 児童英語や子どもの第二言語習得に関する理論的枠組みを理解する。民間児童英語教室の授業を体験する。 | テキスト p. 34~50 |
4 | 言語習得と関連領域② ピアジェ、ヴィゴツキ?、児童英語授業の体験② | 子どもの言語習得の仕組みや、ピアジェ、ヴィゴツキ-の理論を通じて子どもの認知発達を理解する。民間児童英語教室の授業を体験する。 | テキスト p. 34~50 |
5 | 基本的な外国語教授法、演習(クラスルームイングリッシュ、アクティビティ) | 子どもに外国語を指導するに必要な教授法を理解する。模擬授業に向けて指導技術を紹介し、演習に取り組む。 | テキスト p. 53~60, 123~135 |
6 | 授業の進め方、授業案作成、演習、模擬授業準備① | 児童英語授業の進め方や授業案作成など、模擬授業に向けて必要な指導手順や方法を紹介し、チームで授業案を作成する。 | テキスト p. 185~189 |
7 | 教材の選び方?使い方と開発方法、音声指導法、演習、模擬授業準備② | 児童英語授業を実践するにあたって必要な教材作成、音声指導法など指導技術を紹介する。模擬授業準備に向けて演習を行う。 | テキスト p. 146~160, 171~179 |
8 | 模擬授業第一回①ティームティーチング、考察 | 各チームが模擬授業を行い、履修者はフィードバックを行う。 | 授業案提出、教材を忘れないこと |
9 | 模擬授業第一回②ティームティーチング、考察、振り返り、理論的枠組みとの関連付け、技術的指導 | 各チームが模擬授業を行い、履修者はフィードバックを行う。第一回模擬を振り返り、理論的枠組みと関連付ける。技術的指導を行う。 | 授業案提出、教材を忘れないこと |
10 | 外国語教授法応用①(コミュニカティブアプローチ、内容型アプローチ、文字指導)、演習、模擬授業準備 | より発展的な教授法を紹介し演習を行う。第二回模擬授業に活用出来るよう準備を開始する。 | テキスト p. 269~289, 57~59 |
11 | 外国語教授法応用②(絵本を使った指導法、音素認識?音韻認識)、演習、模擬授業準備② | より発展的な教授法を紹介し演習を行う。第二回模擬授業に活用出来るよう準備を行う。 | テキスト p. 62~73、その他 |
12 | 模擬授業第二回①ティームティーチング、考察 | 各チームが模擬授業を行い、履修者はフィードバックを行う。 | 授業案提出、教材を忘れないこと |
13 | 模擬授業第二回②ティームティーチング、考察、振り返り、理論的枠組みとの関連付け、技術的指導 | 各チームが模擬授業を行い、履修者はフィードバックを行う。第一回模擬を振り返り、理論的枠組みと関連付ける。技術的指導を行う。 | 授業案提出、教材を忘れないこと |
14 | 授業と実践指導のまとめ、第1回模擬授業と第2回模擬授業の振り返りとレポート課題提示 | 2回分の模擬授業を振り返り、理論的枠組みとの関連付け、チームメンバーと意見を共有する。 | 2回分授業の振り返りを行ない、レポート課題の準備をすること |