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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
国際交流論/INTERNATIONAL EXCHANGE |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部英語学科/FOREIGN LANGUAGES ENGLISH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
石川 幸子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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石川 幸子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
個人の国際交流は、平和構築の最小単位であり、個人の考え方と行動が、ヨハン?ガルトゥングが提唱している文化的暴力、直接的暴力、そしてひいては構造的暴力に繋がっていくという認識に基づいて、本授業は「個人による平和構築」の大きな位置づけに基づいて進められる。国際交流論という学問体系は未だ構築されておらず、大きくは文化人類学、社会学、心理学の分野の研究に分かれている中、本授業は各分野の研究成果も踏まえながら、独自の視座に立って、受講生に考えさせる授業を目指す。 将来、国際機関や国際NGOに於いて活動したいと考えている学生はもとより、国際交流に関心と意欲のある学生の参加が望ましい。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
遠隔で行う本授業は、テキスト、パワーポイント資料、その他指定された資料や動画を使用し、オンデマンド形式で進める。資料は、随時、PortaIIにアップロードしていく。授業回数に合わせて12回分の資料をアップロードするが、その長短はそれぞれ異なっているので、自分のスケジュールで勉強を進めること。学期内に、2回のレポート作成(A4一枚程度)を求める。詳細は、第1回目の授業パワポ資料(動画)を参照のこと。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
今学期は、本来の授業時間に拘わらず各自で学習を進めることができるので、スマートな時間配分を考えて継続することが重要となる。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
春学期は、提出されたレポート(2回)を評価の対象とする。最重要なことは、期限内にレポートを提出すること。Porta IIを使ってのペーパーの提出日は、授業実施日の金曜日から次の週の月曜日(23:00まで)の4日間となるので注意すること。毎回、提出期限についてはリマインドを行う予定。締め切り以降の提出は認めないので注意すること。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキスト:石川幸子著『世界のどこでも誰とでもうまくいく共感コミュニケーション』(同文館、2017年4月) | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
国際交流に関して専門知識を習得し、分野ごとの文化交流事業、文化交流政策、文化交流目的などについて分析を行い、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 国際交流をどう考えるか | 授業内容:授業全体の説明を行うとともに、国際交流をどう捉えるかについて解説を行い、国際交流と平和構築と関連付けて理解する。 | |
2 | 国際交流の理論 | 国際交流及び国際協力を理論的側面から考察し、一般化されたモデルを使って自らの国際交流ストーリー、及び国際協力ストーリーを作ってみることで理解を深める。 | |
3 | 共感コミュニケーション1 | 導入として、テキストの『世界のどこでも誰とでもうまくいく共感コミュニケーション』を読んで、自らの共感力をどのように体得するか考える。授業日当日(6月12日)にPorta IIでレポート課題発表。 | |
4 | 共感コミュニケーション2 | テキストに即したパワポ資料で内容を復習するとともに、レポート課題に対応する。 | |
5 | 国際交流の歴史(古代から現代へ) | 日本がどのような国際交流の歴史を辿って現在に至ったかを考察することで、日本人の国際交流観を考える。レポート課題提出期間(6月26-29日) | |
6 | 多文化世界を考える1(文化とは何か) | 文化とは何かについて考察を行い、日米のビジネス文化の差異と共通点についての具体例や、フランスで起きたスカーフ論争等を題材に、文化の差異に根差す問題を理解する。 | |
7 | 多文化世界を考える2(文化的差異を理解する枠組み) | 文化的差異を理解する枠組みとしてヘールト?ホフステードの6次元について考察するとともに、この枠組みを使って受講生自身が複数国の文化を比べ、説明を試みることによって、文化的差異について理解を深める。 | |
8 | 異文化コミュニケーションとは何か | 異文化コミュニケーションについて、コンテキストの差異からコミュニケーションの在り方が異なることを理解するとともに、異文化と対峙した時の対応の差についても考察する。 | |
9 | 国際社会に生きる自分1(コミュニケーションの障害 & アイデンティティ) | 異文化と対峙するときの障害として、ステレオタイプ、偏見、並びに差別について考察するとともに、国際社会に生きる上で重要かつ文化と密接な関係にあるアイデンティティについて理解する。 | |
10 | 国際社会に生きる自分2(異文化間の人間関係を育てる) | 個人レベルから集団レベル、そして異文化全体レベルに到達する異文化との向き合い方について考え、国際社会で行われている様々な取り組みから異文化の人間関係の育て方について理解を深める。 | |
11 | 国際社会に生きる自分3(異文化への適応プロセス) | 異文化と遭遇した時の適応プロセスについて、カルチャーショック(異文化適応曲線)を理解し、異文化感受性発達モデルについて考察する。授業日当日(8月7日)にPorta IIでレポート課題発表。 | |
12 | 国際社会に生きる自分4(異文化への適応プロセス) | 異文化感受性発達モデルを使って、自らの発達段階を分析してみる。レポート提出期間(8月14-17日) | |
13 | 実施しません | 実施しません | |
14 | 実施しません | 実施しません |