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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
フランス現代思想Ⅰ/FRENCH CONTEMPORARY THOUGHT I |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
根木 昭英 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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根木 昭英 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
「フランス思想」というと、われわれの日常からはかけ離れた営みだと感じられるかもしれません。思想に関わるテクストは、たしかに簡単なものではありません。しかし、その言葉を丁寧に読み解いていくならば、自明に見えた日常的価値観を揺さぶる多くの新鮮で切実な問いかけが、そこで発せられていることが分かるでしょう。 本講では、現代フランスで活動した思想家と、彼らに影響を与えた哲学者たちについて、原典テクスト(日本語訳)を読解しながら考察します。春学期には、人間存在の直面する不条理や「ニヒリズム」(諸価値の死)の問題、またそこから生じてくる倫理の問題(「われわれはいかに生きるべきか?」)を中心に考えます。 学科科目ではもっとも難しい講義のひとつになるはずです。気概のあるみなさんの受講を希望します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
【授業形態2「録画された動画や録音された音声のオンデマンド配信で行う授業」】、【授業形態3「リアルタイム配信による映像または音声での授業」(Zoomの使用を想定)】を組み合わせて行うことを基本方針としますが、受講者のみなさんと相談しながら調整します。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎回の授業で指示する文献について予習してください。要点の復習を行ってください。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末レポート:70%、コメントペーパー(ポルタなどで回収)?発言(チャット)などを通じた授業への貢献度:30%。ただし、受講者のみなさんと相談のうえ、変更することもありえます。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
フランス現代思想の流れや問題点、高度な語彙を用いた抽象的表現など、フランス現代思想に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ニーチェと「ルサンチマン」 | 「ルサンチマン」をめぐるニーチェの思想について学ぶ | |
2 | ニーチェと「神の死」 | 「神の死」をめぐるニーチェの思想について学ぶ | |
3 | ニーチェと「超人」の思想 | ニーチェにおける「超人」の思想について学ぶ | |
4 | ニーチェと「永劫回帰」の思想 | ニーチェにおける「永劫回帰」の思想について学ぶ | |
5 | カミュと「不条理」:『異邦人』を読む | 『異邦人』を中心に、「不条理」をめぐるカミュの思想を学ぶ | |
6 | カミュと「不条理」:『シシュポスの神話』を読む | 『シシュポスの神話』を中心に、「不条理」をめぐるカミュの思想を学ぶ | |
7 | カミュと「反抗」の思想:『ペスト』を読む | 『ペスト』を読みながら、災厄における人間の振る舞いについて考える | |
8 | カミュと「愛」の思想:『最初の人間』を読む | 『最初の人間』を中心に、「愛」をめぐるカミュの思想を学ぶ | |
9 | フーコーの「考古学」:『言葉と物』を読む | 『言葉と物』を中心に、フーコーにおける「考古学」の思想について学ぶ | |
10 | フーコーの「考古学」:『知の考古学』を読む | 『知の考古学』を中心に、フーコーにおける「考古学」の思想について学ぶ | |
11 | フーコーの「系譜学」:『監獄の誕生』を読む | 『監獄の誕生』を中心に、、フーコーにおける「系譜学」の思想について学ぶ | |
12 | 後期フーコーの思想:自由主義と「生政治」 | 後期フーコーの自由主義分析と「生政治」の概念について学ぶ | |
13 | 実施せず | 実施せず | |
14 | 実施せず | 実施せず |