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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
交流文化概論ii/INTRODUCTION TO TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES II |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金1/Fri 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
山口 誠 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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須永 和博 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
山口 誠 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本授業では、英語圏(英国、米国、豪州など)をはじめ、国境を越えた人やモノの移動が加速化するなかで生じる様々な異文化接触や社会?文化の変容のあり様について、体験的な理解を目指します。 前半は主に文化人類学を手掛かりに、文化相対主義やフィールドワークの手法、多文化主義など、現代世界の文化の動態を理解するための基本的視点や方法論について学習します。同時に、様々な地域の民族誌的事例を取り上げることで、世界の文化的多様性についても、体験的かつ実証的な理解を深め、英語圏のフィールドにおける異文化理解の方法を検討します。 後半は、社会学の考え方を土台にして「異文化」という思考そのものを再考し、新たな「交流の文化」を目指すため、「交流」「文化」「国家」「社会」など重要概念の成り立ちと、その誕生の理由を歴史的に理解し、異文化理解やコミュニケーションに必要な知見を学びます。 なお、英語圏の出身者や経験者と実際に交流するプログラムを実施し、異文化をより立体的に理解することを試みます。 今年度は遠隔授業となったため、授業の内容と形式について担当教員が検討を進めています。そのため変更がある場合は、各回の講義で説明するため、最新の情報を入手するよう注意してください。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
前半の授業(須永担当分)では、遠隔授業のツールとして、zoomを使用する予定です。通信環境不具合等で、リアルタイムの講義配信を閲覧できなかった受講生には、講義録画の提供や別途課題を提出してもらうなどの対応をする予定です。講義資料については、2日前までにPorta IIを通じて配布しますので、授業に際しては各自プリントアウトしたものをお手元に置いておくことを推奨します。 後半の授業(山口担当分)では、①ポルタ経由で「課題(PDF)」を配信し、指定されたネット上の動画を各自で視聴してください、そのうえで②ポルタ経由で「小レポート(500字以上1000字以下)」を各回で指定する締切までに提出してもらいます。なお第9回と第12回の2回のみ、リアルタイムの講義配信(優れた小レポートの紹介とフィードバック)を行う予定です。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各回の授業で示す事例や重要概念についてオンラインの辞典や事典などでさらに調べ、より深く学ぶこと。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
中間レポート(50%)および小レポート(後半に4回の予定、50%) | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
「トランスナショナル(越境的)」な視点で英語圏を中心とする現代の歴史、社会、文化を捉える能力や態度は、私たちにとっての重要なリテラシーの1つです。本授業では「文化」「国家」「民族」など自明とされてきた前提を離れ、複眼的な視点から現代世界の動態について考えるための基本的な視座を身につけることを目指します。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 英語圏の歴史?社会?文化と異文化理解 | 自民族中心主義と文化相対主義 | |
2 | フィールドワークの手法と異文化コミュニケーション(担当:須永和博) | 自身の民族誌的調査の経験から | |
3 | 異文化接触と社会?言語?文化の変容1 | ピジンとクレオール | |
4 | 異文化接触と社会?言語?文化の変容2 | 米国における日本文化の消費 | |
5 | 移民と多文化主義 | 米国と日本の事例から | |
6 | グローバル化とイスラム | 東南アジアにおけるハラール産業 | |
7 | メディアと英語圏 | 米国におけるメディア表現 | |
8 | 英語圏における「異文化」と「多文化」 | 英語圏の出身者や経験者との交流プログラム① | |
9 | 「英語」の体験的理解 | 実践的カルチュラル?スタディーズ再考 | |
10 | 「英語」という思想 | 近代日本における「英語」の変遷 | |
11 | 異文化理解の体験的理解 | 米国グアム島の事例から | |
12 | 「交流」は可能か | 英語圏の観光ガイドブックを事例に | |
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