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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
Reading StrategiesⅡ_交文/READING STRATEGIES II |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
1.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大澤 舞 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大澤 舞 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
目的:「Reading Strategies I」で身につけた(1)と(2)の力を向上させながら,さらに(3)の力を身につけていきます。 (1)語彙や文法の力を活用し,英語で書かれた文章を正確に読んで理解する力 (2)文章全体を視野にいれて,それぞれの文や段落を読んで理解する力 (3)正確に読み取った内容に関して自らの考えを持ち,クリティカル?ロジカルに思考する力 概要: 受講者にとって,身近なテーマを扱う文章や,最新の一般向け科学記事など,英語で書かれた生のテキストを精読します。テキストに関する様々な「なぜ?」を考えながら,論理的に思考していきます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
履修者が,教師からのクラス全体や個人への問いかけに答えていくことを中心に,全体でテキストの内容を理解し,読解の方法を修得していく。 ?授業資料?課題提示型を基本とし、受講者全員の環境が整った場合のみ、リアルタイム双方向型授業を(文字チャットとGoogle Driveでの同時編集)を14回中複数回行う予定である。 ?PorTaIIに、資料や課題、指示ファイルが登録されているフォルダのURLを掲示する ?音声付きGoogle slidesで講義や質問への回答を行う ?講義資料はブラウザでも見られるが、スマホ?タブレットの場合には、「Google スライド」アプリがインストールされているとなおよい(詳細は初回授業案内(文書ファイル)で説明する) ?課題の提出はWordかGoogle Docs、もしくは手書きを写真に撮りメール添付とする ?受講者のデバイスが「スマートフォンのみ」(PC、タブレット、プリンタなし)を水準として行うため、それ以上の環境を有する者は、ハンドアウトをプリントアウトしたりマルチウィンドウで受講するなど、適宜自分で最適化すること |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修:テキストを読み,語句や一般知識(固有名詞など)について調べておく。また,読んで理解できなかったところをまとめておく。各授業に対し,3時間程度を事前学修に充てること。/事後学修:授業内容を整理し,改めて疑問点がないか確認する。各授業に対し,1.5時間程度を充てること。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
習熟度確認の課題(40%)と期末課題(60%) | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキスト:授業で配付する。 参考文献:授業で適宜紹介する。 |
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到達目標 /Learning Goal |
英語の語彙を増やすとともに英語読解力を高め、日本語を介さず英語で論理的に思考できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | オリエンテーション | 授業の趣旨と方法のガイダンス | |
2 | 「読み手」と「書き手」の責任 | 読み手が書き手の意図をなるべく100%理解しようと努めるという責任と,書き手はなるべく100%理解してもらえるように書く努力をするという責任が裏腹の関係にあることを学ぶ | |
3 | 書き手の立場になる:情報抽出の適切性 | 書き手が選択した語彙や文構造から,適切に情報を抽出し解釈する方法を学ぶ | |
4 | 書き手の立場になる:解釈と言語形式の関係 | 言語形式が解釈にどのように反映されるのかを学ぶ | |
5 | 「行間」を読むということ | 行間として前提や含意を読み取ることの必要性を学ぶ | |
6 | 「行間」の上限 | 曲解につながるような読み込みが,語彙や文形式から回避されうることを学ぶ | |
7 | 文法(言語形式)と文脈(1):含意 | テキストでは言語化されていない情報である含意をどのように解釈に反映されるのかを学ぶ | |
8 | 文法(言語形式)と文脈(2):百科事典的知識 | テキストの言語情報から想定されうる百科事典的知識がどのように解釈に反映されるのかを学ぶ | |
9 | 文法(言語形式)と曖昧性 | 1文が単純疑問文と修辞疑問文それぞれの機能を有することで生じる曖昧性と誤解と解釈の関係を学ぶ | |
10 | 文法(言語形式)と根拠 | テキストの解釈が、なぜどのように生じるのかということを学び,テキストをメタ的に読む | |
11 | 文章構成と論理関係(1):接続詞?言語表示 | 接続詞や副詞などの言語形式が,論理関係をどのように保証しているのかを学ぶ | |
12 | 文章構成と論理関係(2):流れ | 文章全体の構成を分析し,論理的な流れを学ぶ | |
13 | 思考のアウトプットと論理関係 | 論理的文章の読解から理解したことや考えたことを,自らの言葉で論理的に表出することを学ぶ | |
14 | まとめ | 授業全体を振り返り,「読む」とはどういうことなのかを改めて整理する |