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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
グローバル社会文献セミナー/READING SEMINAR IN INTERNATIONAL RELATIONS |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
石川 幸子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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石川 幸子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
冷戦終焉後のグローバリゼーションは、環境問題、感染症、マネーロンダリング等の単一国では対応できない問題を国際社会に突き付けてきた。また、グループのアイデンティティ承認を求めた国内紛争も増加し、従来の国家安全保障の概念だけでは解決が困難になった。このような背景から、国家の安全保障を補完する人間の安全保障(human security)の考え方が生み出され、国連での概念構築においては日本がけん引役となってきたとの経緯がある。また、人間の安全保障と密接に関連しているSDGs(Sustainable Development Goals)の17の目標についても考察し、“誰も取り残されない”社会の実現についても考える。 本授業では、まず、人間の安全保障概念の基本を学習した上で、日本と東アジア各国において人間の安全保障がどのように理解され、また実践されているかについて国別の論文を読み解きながら、各国の比較研究を行う。 将来、国際機関、政府機関やNGOにおいて開発?政策分野の仕事を目指す学生は勿論のこと、グローバルな課題に関心と意欲のある学生の受講が望ましい。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
遠隔で行う本授業は、人間の安全保障の基本理念とアプローチについての導入部分(1-4回)をPorta IIで共有する資料を参照する形式で行う。5-11回の授業では、JICA研究所のホームページ等からダウンロードした論文等(各国における人間の安全保障の認識と受容状況をテーマにした論文)を各自が精読し、予め準備されている質問に回答する形で短いレポートを作成し、毎回授業後3日以内にPorta IIを使って提出する。提出されたペーパーについては、コメントをつけて各自に返送することで、双方向の授業を担保する。また、第6回と第12回の授業については、補足の説明及び受講生からの質問を受け付ける授業を行うことを計画。授業の詳細、及びアプリケーションについては後日、指示する。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業は、テキストとなる論文の講読と理解力を養うためのレポート作成(質問への回答形式、A4一枚以内)を中心に行うため、本来の授業時間に拘わらず各自で学習を進めることができるので、スマートな時間配分を考えて継続することが重要となる。Porta IIを使ってのペーパーの提出日は、授業実施日の金曜日から次の週の月曜日(23:00)までの4日間となるので注意すること。毎回、提出期限についてはリマインドを行う予定。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
春学期は、提出されたペーパーを評価の対象として総合的に判断する。最重要なことは、期限内にペーパーを提出すること。2回提出がないか、または期限を守って提出できなかった場合, 評価は不可とする。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
昨年度までに秋学期「国際関係特殊講義b」を既に受講していることが望ましいが、受講していなくても本授業の履修には差し支えない。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
グローバル社会に関する文献研究を通じて、特定分野について専門知識と理論を習得し、グローバル社会における諸問題を分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | What is Human Security? | 授業全体の説明を行うとともに、人間の安全保障の概念が生み出された背景、及び概念の基本について講義形式で授業を進める。パワポ資料参照。 | |
2 | Development of Human Security | テキストの論文を読み込む前提の基礎知識を備えることを目的に、人間の安全保障の概念が、その後国連での議論を経てどのように発展してきたのかについて考察する。パワポ資料参照。 | |
3 | Japan’s Role for Development of Human Security | 人間の安全保障の理解促進、及び国際社会の規範としての定着を目指し行ってきた日本政府の努力、及びODAを通じての人間の安全保障の実践について学び、日本の役割について考える。パワポ資料参照 | |
4 | Human Security and Sustainable Development Goals | 「誰一人取り残されない」社会の創造を目指すSDGsは、人間の安全保障との親和性が高い。人間の安全保障のアプローチを念頭にSDGs達成を考える。パワポ資料参照。 | |
5 | Human Security in Japan | 指定された論文(JICA研究所ワーキングペーパー No.122)を精読し、予め準備された質問への回答という形式でレポートを作成の上、提出する。 | |
6 | Human Security in Cambodia | 指定された論文(JICA研究所ワーキングペーパー No.95)を精読し、予め準備された質問への回答という形式でレポートを作成の上、提出する | |
7 | Human Security in Myanmar | 指定された論文(JICA研究所ワーキングペーパー No.96)を精読し、予め準備された質問への回答という形式でレポートを作成の上、提出する。 | |
8 | Human Security in Japan, Cambodia and Myanmar | 過去3回の授業のまとめと質疑応答を、リアルタイムの授業で行う。 | |
9 | Human Security in Singapore | 指定された論文(JICA研究所ワーキングペーパー No.101)を精読し、予め準備された質問への回答という形式でレポートを作成の上、提出する。 | |
10 | Human Security in Thailand | 指定された論文(JICA研究所ワーキングペーパー No.102)を精読し、予め準備された質問への回答という形式でレポートを作成の上、提出する。 | |
11 | Human Security in ASEAN | 指定された論文(The Evolution of the “ASEAN Way”) を精読し、予め準備された質問への回答という形式でレポートを作成の上、提出する。 | |
12 | Human Security in Singapore, Thailand and ASEA | 過去3回の授業のまとめと質疑応答を、リアルタイムの授業で行う。 | |
13 | 実施しません | 実施しません | |
14 | 実施しません | 実施しません |