シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
翻訳Ⅰ/TRANSLATION I |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
山中 章子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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山中 章子 | 英語学科/ENGLISH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この授業では英語で書かれた短編小説や詩などの課題文を翻訳し、日本語のみを読んで原作と同様の魅力を味わえる翻訳作品にすることを目指す。英語と日本語の差異を理解し、受験 英語的な「和訳」でも行き過ぎた「意訳」でもない、原作から外れず且つ読める翻訳のバランスを探す。そのためには適切な英文読解と作品背景リサーチが必要不可欠だが、まずは読者として作品を能動的に楽しんでほしい。 課題作品には、人間以外が語り手のものや、日常生活にするりと異物が入り込むものなど、普通とは異った視点から書かれた物語を多く使用する予定。翻訳の課程で、自分の世界観も揺さぶってみることをお勧めする。また原作が英語の作品だけでなく、日本語の作品の英訳も使用する予定。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業形態1(PorTaIIでの授業資料?課題のやり取り)+授業形態3(Zoomを使用したリアルタイム配信による映像または音声での授業)。 まず授業課題をPorTaIIで配信/提出。それをもとに作成した授業資料を使って、Zoomでリアルタイム配信授業を行う。※ 環境整備が困難な場合は、山中のメール(k07037@dokkyo.ac.jp)までご相談ください。 受講者は、毎回1ページ程度の課題範囲を翻訳し、事前に提出する。授業では、事前に提出してもらった翻訳をいくつか掲載した授業資料を配布する。自分の翻訳と比較考察し、より良い翻訳にする方法を模索する。注意深く丁寧な作品読解~比較考察~改善のプロセスを重視し、評価する。 今学期の授業では、Zoomを使いペアやグループで議論を行う計画です。その中で、ペアやグループで共訳したものを発表する機会も設けましょう。同じ作品を翻訳しても、人によって言葉の使い方は千差万別。他の受講者の言葉に触れ、自分の言葉もブラッシュアップしてください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修として、課題を提出し疑問点などをリストアップする(1時間)。事後学修として、返却された課題を読み直しリバイズする(1時間)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
課題?授業参加度(25%)、発表(25%)、学期末レポート(50%)通常授業の課題未提出は欠席と同じ扱いとします。 ※欠席について:考慮すべき事情がある場合は必ずお知らせください。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
相談?質問は山中にメールください→ k07037@dokkyo.ac.jp テキスト:課題作品を授業時に配布します。なお、授業計画に掲載した作品をすべて使用するわけではなく、授業の進度により適宜変更する可能性があります。特に今学期は変則的になることが予想されることをご了承ください。 |
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到達目標 /Learning Goal |
中級レベルの総合的な英語力(文法?論理?教養?表現等)を総合的に習得し、文化的発想の違いにも目を配りながら英文を的確に和訳し、ならびに和文を的確に英訳できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション | 課題作品の配布、授業の進め方、評価方法 | シラバスを読んでおく。辞書を用意しておく。 |
2 | 演習1:英文読解の精度を上げる(概要) | Margaret Atwood “My Life as a Bat” (1) | 課題1を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
3 | 演習2:英文読解の精度を上げる(パラグラフ) | Margaret Atwood “My Life as a Bat” (2) | 課題2を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
4 | 演習3:英文読解の精度を上げる(文脈) | Margaret Atwood “My Life as a Bat” (3) | 課題3を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
5 | 演習4:原文の意図を汲んだ日本語を作る(概要) | Ian Frazier “Tomorrow’s Bird” (1) | 課題4を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
6 | 演習5:原文の意図を汲んだ日本語を作る(パラグラフ) | Ian Frazier “Tomorrow’s Bird” (2) | 課題5を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
7 | 演習6:原文の意図を汲んだ日本語を作る(文脈) | Ian Frazier “Tomorrow’s Bird” (3) | 課題6を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
8 | 演習7:原文の意図を汲んだ日本語を作る(文体) | Ian Frazier “Tomorrow’s Bird” (4) | 課題7を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
9 | 演習8:日本語→英語→日本語(1) | Haruki Murakami "The Rise and Fall of Sharpie Cakes" (1) | 課題8を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
10 | 演習9:日本語→英語→日本語(2) | Haruki Murakami "The Rise and Fall of Sharpie Cakes" (2) | 課題9を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
11 | 演習10:英語の詩 | Kay Ryan “Felix Crow.” 英語の詩 |
課題10を提出する。授業を踏まえ翻訳を修正する。 |
12 | 演習11:英語への翻訳 | 俳句?短歌の英訳 (2) | 課題俳句?短歌の解釈を深めておく。 |
13 | 実施しません | 実施しません | 実施しません |
14 | 実施しません | 実施しません | 実施しません |