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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ヨーロッパの文化/EUROPEAN CULTURES
開講所属
/Course Offered by
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木1/Thu 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
上村 敏郎

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
上村 敏郎 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
 日本人にはあまりなじみがないかもしれませんが、ハプスブルク君主国(オーストリア)は、20世紀初頭までヨーロッパの歴史を動かした大国の一つとして挙げることができるでしょう。本講義は、主に18世紀から20世紀初頭のハプスブルク君主国の歴史を題材に、特定のテーマを設定し、様々なトピックを紹介します。一つ一つのトピックから歴史的思考能力を育み、物事を多面的に見る力をつけていくことを目的にしています。
テーマは
?18世紀:啓蒙期にハプスブルク君主国の社会にはどのような変化が起きたのか?なぜそうした変化が生じたのか?
?19世紀:なぜハプスブルク君主国は崩壊してしまったのか?
ただし、取り上げるテーマは変更する可能性があります。授業ガイダンスに必ず出席してください。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
原則としてZoomを使ったリアルタイム配信による遠隔授業でおこないます。受講生に思考の機会を与えるため、適宜、課題を出したり、ディスカッションを求めることがあります。
レジュメの配布や課題のURLの掲示にSlackを利用します。
毎回、Google Formsを使って、穴埋めおよび論述(200字以上)の課題を提出してもらいます。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
講義内で取り上げたテーマに関する参考文献を読む。指示された課題に取り組む。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
ハプスブルク帝国
著者
/Author name
岩﨑周一
出版社/URL
/Publisher
講談社
ISBN
/ISBN
978-4062884426
その他(任意)
/other
2017年出版
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
授業内課題(課題の内容についてはガイダンスで説明する)85%、講義への積極的な参加15%
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
*この授業計画は予定です。実際の構成はガイダンスで説明します
テキスト:講義内で資料を配付する。
参考文献:ハプスブルク君主国の通史:岩﨑周一『ハプスブルク帝国』講談社、2017年
到達目標
/Learning Goal
主にドイツ語圏、フランス語圏を中心としたヨーロッパの各種文化に関して専門知識を習得し、多様なヨーロッパ文化を、言語、芸術、宗教、哲学、思想などの視点から分析のうえ、見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 授業ガイダンス *受講生は原則参加必須 授業の進行の仕方、Slackの使い方、課題について説明します。時間に余裕があれば、ハプスブルク君主国の歴史Iにつながる導入講義をおこないます。 初回から課題を提出してもらいますので、必ず参加してください。
2 概説講義:ハプスブルク君主国の歴史I(18世紀まで) 18世紀までのハプスブルク君主国の勃興と拡大の歴史を概観します 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
3 概説講義:ハプスブルク君主国の歴史II(18世紀) マリア?テレージアとヨーゼフ2世の治世を中心に18世紀の歴史を概観します。 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
4 概説講義:ハプスブルク君主国の歴史III(19世紀) ウィーン体制、1848年革命、アウスグライヒなど重要な出来事に焦点をあてながら、19世紀の歴史を概観します。
参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
5 概説講義:ハプスブルク君主国の歴史IV(第一次世界大戦と崩壊) 第一次世界大戦とハプスブルク君主国の崩壊について概観します。 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
6 テーマ史:啓蒙期のハプスブルク君主国の社会変化I マリア?テレージアのハンガリー王戴冠式からみた宮廷儀礼とメディア 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
7 テーマ史:啓蒙期のハプスブルク君主国の社会変化II 啓蒙期に生じた宮廷文化の変化。 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
8 テーマ史:啓蒙期のハプスブルク君主国の社会変化III 啓蒙都市ウィーン?啓蒙期のウィーンについて、ヨハン?ペツル『ウィーンのスケッチ』などの史料から見えるウィーンの社会を観察する。 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
9 テーマ史:啓蒙期のハプスブルク君主国の社会変化IV 出版の自由と検閲。啓蒙期ウィーンの読書の歴史。 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
10 テーマ史:啓蒙期のハプスブルク君主国の社会変化V 啓蒙期の秘密結社とネットワーク 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
11 テーマ史:啓蒙期のハプスブルク君主国の社会変化VI ウィーンのジャコバン派:ハプスブルク君主国におけるフランス革命の影響? 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
12 特殊講義:ウィンナ?ワルツからみた市民社会の発展 ウィンナ?ワルツの誕生と発展の歴史を概観しながら、ウィーンの社会文化の変化を考察する 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
13 特殊講義:ハプスブルク君主国のナショナリズム 春学期の講義をふまえて、具体的な事例を挙げながら、ナショナリズムの問題を考察する 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する
14 全体のまとめと確認 全体を振りかえり、授業内レポートにフィードバックをしながら、最終的な講義の確認をおこなう 参考文献や関連文献、予備知識を確認する。
課題を作成し、提出する

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