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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
ヨーロッパの文化/EUROPEAN CULTURES |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木4/Thu 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
松橋 麻利 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松橋 麻利 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
20世紀は、考え方や価値観が多様化していくのにともない、音楽表現も従来見られなかったような新たな語法が目立つようになる。20世紀前半の音楽表現の変遷を見ることで、現代音楽を理解する手立てを探ることを目的とする。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
1)授業はテキストではなく、毎回プリントをPorTaIIとmanabaに事前に配布しますので、できればそれをプリントアウトして準備しておいてください。 2)授業はZoomを使って双方向で行いますので、マイクとカメラはあるほうがよいです。 3)毎時間ホワイトボードや時には楽譜を見たりするので、携帯ではなく、パソコンの画面で見られることが望まれます。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業で扱った作品を、復習用にYouTubeなどで聴けるURLをそのつど紹介しますので、自ら積極的に繰り返し聴くこと。この体験が最も重要なので、履修者は、聞き流さず、対象作品としっかり向き合い、その時自分が感じること?考えることを掘り下げてください。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
2つのレポート(50%)と期末試験(50%) 出席は、評価対象とはなりませんが、期末試験を受験するのに授業日数の3分の2以上の出席が必要です。 |
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関連科目 /Related Subjects |
音楽の基礎的な知識を持っているとより理解しやすい場合がありますので、「歴史と文化2:楽典―楽譜の読み書きのために」を合わせて履修するとよいです。 | ||||||||||
備考 /Notes |
テキスト:プリント。 参考文献:上記以外の参考文献はガイダンス時に紹介。 |
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到達目標 /Learning Goal |
主にドイツ語圏、フランス語圏を中心としたヨーロッパの各種文化に関して専門知識を習得し、多様なヨーロッパ文化を、言語、芸術、宗教、哲学、思想などの視点から分析のうえ、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス;20世紀における美意識の変化 | ロマン派音楽の語法が使い尽くされたことによって新たな語法の開拓の必要が生まれた状況を学ぶ。 | 参考文献で20世紀前後の音楽史を把握する。 |
2 | シェーンベルクの表現主義 | 美意識の変化と、オーストリアのシェーンベルクがそれに対応する12音技法という新しい語法を作る様子を学ぶ。 | プリントで授業内容を復習し、理解を深める。 |
3 | ストラヴィンスキーのバーバリスム | ロシアのストラヴィンスキーがヨーロッパの伝統音楽に反するような激しい表現を生み出すところを学ぶ。 | 授業で扱う作品を再度聴く。 |
4 | サティ1 | フランスの作曲家サティも、目立たないながらも伝統音楽に反旗を翻した簡素な語法を早くから主張していた様子を学ぶ。 | プリントで授業内容を復習し、作品を聴きなおす。 |
5 | サティ2 | 引き続きサティの変遷とその簡素な語法が到達した作品を学ぶ。 | シェーンベルク、ストラヴィンスキー、サティの作品を聴きなおす。 |
6 | 六人組1:オネゲル(1) | 前時代を否定したフランスの「六人組」の実態を学ぶために3人の作曲家を選んで、音楽のわかりやすさを重視する彼らの主張と作品を学ぶ。オネゲルのわかりやすい表現とはどのようなものか。 | プリントで授業内容を復習し、作品を聴きなおす。 |
7 | 中間試験;六人組2:オネゲル(2) | オネゲルのわかりやすさが具体的にどのような作品に現われているかを見る。 | 授業で扱った作品を再度聴く。 |
8 | 六人組3:ミヨー(1) | 前時代を否定したフランスの「六人組」の実態を学ぶために3人の作曲家を選んで、音楽のわかりやすさを重視する彼らの主張と作品を学ぶ。ミヨーのわかりやすい表現とはどのようなものか。 | プリントで授業内容を復習し、作品を聴きなおす。 |
9 | 六人組4:ミヨー(2) | 外交官クローデルの秘書として文字通り世界各地の音楽を体験したミヨーの創作姿勢を学ぶ。 | 授業で扱った作品を再度聴く。 |
10 | 六人組5:プーランク(1) | 前時代を否定したフランスの「六人組」の実態を学ぶために3人の作曲家を選んで、音楽のわかりやすさを重視する彼らの主張と作品を学ぶ。プーランクのわかりやすい表現とはどのようなものか。 | プリントで授業内容を復習し、作品を聴きなおす。 |
11 | 六人組6:プーランク(2) | 生粋のパリジャンであったプーランクは、六人組の中でもっとも“フランス的”であったといえるが、それがどのような表現なのかを学ぶ。 | 授業で扱った作品を再度聴く。 |
12 | メシアン | 「六人組」後の世代の特異なフランスの作曲家メシアンの作品を学ぶ。彼は宗教学者?鳥類学者でもあり、その独特な美意識は20世紀において例がないほどの音楽を作り上げている。その個性的な音楽はフランス音楽にお | 授業で扱った作品を再度聴く。 |
13 | ブーレーズ | ブーレーズは、メシアンに学び、影響を受け、作品においても意味深長な発言においてもその後の20世紀音楽を牽引した作曲家である。作品は難解ではあるが、できるだけ聴いていく。 | プリントで授業内容を復習し、作品を聴きなおす。 |
14 | まとめと期末試験 | 美意識の変化を俯瞰する。 | できるだけたくさんの作品を再度聴くこと。 |