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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
開発文化論/DEVELOPMENT SOCIOLOGY: DEVELOPMENT, CULTURE, AND GLOCALIZATION |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水1/Wed 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
北野 収 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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北野 収 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
開発とは何か。何のために、誰に対して開発支援をするのか。この問いについて、現代の地球社会を考える重要な視座であるグローバルとローカルなものの対抗?交渉から考えます。講義される事例は、担当教員の調査研究の成果であるメキシコ南部の先住民族に関するものが中心となりますが、アジア、アフリカなどその他の国?地域の事例も交え、普遍的な視点から、発展途上地域の開発問題について考察します。開発と貧困、ジェンダー、教育、宗教、先住民族の権利、構造的暴力と民衆、NGOや協力する者の立場といった話題を、現場の事例をみながら考えます。とりわけ、構造的暴力に翻弄される存在(農民、先住民、マイノリティ)の対抗的開発として活発化する、ローカルな文化や環境を重視した現代の内発的発展を展望していきます。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
ズーム遠隔授業(リアルタイム)で授業を行う。インターネット接続環境の問題によりズーム授業に物理的に参加できない人は、ポルタ資料とテキストを使用し、自宅学習することも可能。授業動画の録画リンクは翌日にポルタ上で公開する予定(ダウンロード、保存は不可能設定)。授業開始10分前に授業URLにログインすること。URLとパスワードはポルタ上で通知する。 ?指定テキスト『南部メキシコ???補訂版』を大学書店通販または一般通販で購入すること。 ?事前にポルタから該当資料をダウンロードしておくこと。 ?ズーム参加者も自宅自習者も随時、メールでの質問?問い合わせをすることできる。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
①テキストの熟読、授業ノートを踏まえたテキストの再読が求められます。 ②メールでの質問も歓迎します。shukitano1@dokkyo.ac.jp |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
学期末レポート 100% 3-6ページ相当。 ※内容は授業開始ごポルタに提示。 (予定) ①設問1(授業で扱った理論?思想編)に対する記述 1-2ページ程度 ②設問2(授業で扱った取組事例編)に対する記述 1-2ページ程度 ③設問3(それ以外別途)1ページ程度 |
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関連科目 /Related Subjects |
英語専門購読(international Development Studies) 英語専門購読(Introduction to Fair Trade) 食の文化論 地域づくり論 |
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備考 /Notes |
テキスト:北野収『南部メキシコの内発的発展とNGO 補訂版』勁草書房。 ※学内書店で各自購入してください テキストの内容をごく簡単にまとめたレジメは各自でダウンロード可能。また、テキストを用いない回のレジメもダウンロード可能。 |
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到達目標 /Learning Goal |
開発文化に関する専門知識を習得し、近代化イデオロギーとしての「開発」現象としてのグローバリゼーションの現実、グローバリゼーションへの反応としてのローカルな文化活動などについて分析を行い、事例について見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 豊かさの指標:開発とは何か | 全体ガイダンスとしてのレクチャー① ※期末テスト範囲外 |
配布資料を熟読 |
2 | 国際開発小史 | 全体ガイダンスとしてのレクチャー② ※期末テスト範囲外 |
配布資料を熟読 |
3 | ポスト開発思想 | メキシコのポスト開発思想家へのインtナビューをもとに、南のポスト開発思想の背景と内容を理解する。 | 配布資料を併用しながらテキスト1章を熟読。 |
4 | 貧者と共に生きる:フェアトレード誕生秘話 | 貧農が仲買人の搾取と政府の保護政策の撤廃によりさらに貧困化するなかで、新しい貿易の仕組みが農民側から提案された経緯を現地調査に基づき解説 | 配布資料を併用しながらテキスト3章を熟読。 |
5 | 第三世界のジェンダーとフェミニズムを考える:フチタンの4つの性を事例に | 女性の男性への従属化が資本主義?近代化の産物であることを理解するとともに、第三世界にはいまだ多様なジェンダー観に基づく生活が息づいていることを解説。一部映像資料併用 | 配布資料を併用しながらテキスト5章を熟読。 |
6 | 教育?学び?文化:ノンフォーマル教育と伝統文化 | パウロ?フレイレの教育理論、イヴァン?イリイチの脱学校社会論、ノンフォーマル教育に関する事例(環境教育、先住民人権など) | 配布資料を併用しながらテキスト4,6章を熟読。 |
7 | 宗教と社会開発NGO:ラテンアメリカにおけるカトリック社会開発運動を事例に | ラテンアメリカにおいてカトリックは、植民者の宗教であったとともに、草の根の開発ニーズをくみ取るセイフティネットの役割をもつ。この二面性を解説するとともに、他宗教も念頭に宗教の公共性を考える | 配布資料を併用しながらテキスト7章2を熟読。 |
8 | 地域メディアとアイデンティティ戦略 | 先住民青年によるラジオ局、音楽活動による「遅れた文化をもつ人々」としての自己アイデンティティの問い直しの実践を解説 | 配布資料を併用しながらテキスト7章3を熟読。 |
9 | 新自由主義?構造調整と農民?先住民の自己防衛 | 新自由主義政策により国境保護措置が撤廃された後のコーヒー生産者の困窮化と自己防衛策としての協同組合設立の動向を解説 | 配布資料を併用しながらテキスト8章2を熟読。 |
10 | 巨大開発計画と地域住民?NGO | 北米自由貿易協定(NAFTA)の下で展開される大規模開発事業とそれに抵抗する現地住民?NGOの取り組みの類型を解説 | 配布資料を併用しながらテキスト8章3を熟読。 |
11 | 日本の開発経験:生活改善運動と一村一品運動から | 開発途上国だった日本の開発経験のなかで、特に内発的発展として重視される2つの取り組みをとりあげ、その現代的意義を考える | 配布資料を熟読 |
12 | まとめ | まとめ | ー |
13 | なし | なし | なし |
14 | なし | なし | なし |