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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
エスニック?ツーリズム論/ETHNIC TOURISM |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部交流文化学科/FOREIGN LANGUAGES TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
須永 和博 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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須永 和博 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義は、野外民族博物館「リトルワールド」(愛知県犬山市)における民族誌展示を事例に、世界各地の幅広い地誌学的?民族誌的知識を習得することを目指します(リトルワールドを実際に訪れることを想定していましたが、コロナ禍では実施が難しいので、博物館発行の文献資料などを使った文献研究が中心になります)。 リトルワールドには、世界の30以上の地域?民族の家屋?生活道具が移築?復元されています。展示されている生活文化の多くは、その地域?民族を専門とする文化人類学者が実際に現地で資料収集してきたもので、学術的資料としても価値の高いものです。またその展示は、博物館と文化人類学者だけでなく、展示される側の人々(source communities)とも協働で制作されています。このように、リトルワールドの展示とは、それぞれの立場から「見せたい?見せるべき」生活文化と何かを議論しながら、長い準備期間を経て制作されたものです。 受講生は、それらの展示の中から1つの地域?民族を選び、その地域?民族の文化や習慣について、さらには展示が作られるプロセス等を踏まえた上で、文化人類学的視点にもとづく研究論文を作成してもらいます。 主な流れは、以下の通りです。 まず前半は、文化人類学の基本的な概念等を習得するために、テクスト『文化人類学キーワード』を輪読していきます。実際の輪読作業は、1班5人程度のグループごとに進めてもらう予定です(zoomのブレイクアウトルーム機能を使用)。 後半は、各自が選んだ民族?地域について、文献研究の成果を発表してもらいます。そして、その成果を踏まえて、期末レポートを作成します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
遠隔授業のツールとして、zoomを用いる予定です。また、演習形式で行う授業のため、無断欠席?課題不履行には厳しい措置をとります。 zoomのミーティングID等は、初回授業日までにporta IIを通じてお知らせします。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
リトルワールドに展示されている諸地域?民族集団の民族誌を読むこと。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点(50%)、期末レポート(50%)。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
エスニシティの商品化がもたらす文化的?社会的影響について理解を深めることを通じて、世界各地の幅広い地誌学的?民族誌的知識を習得することができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 本授業の趣旨説明等を行う。 | |
2 | 講義1:文化人類学の歴史 | 他者表象という視点から、文化人類学の歴史を振り返り、その現状と課題について理解を深める。 | |
3 | 講義2:民族誌展示の歴史 | 他者表象という視点から、ミュージアムの歴史を振り返り、その現状と課題について理解を深める。 | |
4 | 映像資料:国立民族学博物館の取り組み | 国立民族学博物館を紹介する映像資料を題材に、現代人類学や民族学博物館の課題について議論する。 | |
5 | 文献輪読1:第1章 | 『文化人類学キーワード』の輪読を通じて、文化人類学の基礎的な概念?視点を習得する。 | |
6 | 文献輪読2:第2章 | 『文化人類学キーワード』の輪読を通じて、文化人類学の基礎的な概念?視点を習得する。 | |
7 | 文献輪読3:第3章 | 『文化人類学キーワード』の輪読を通じて、文化人類学の基礎的な概念?視点を習得する。 | |
8 | 文献輪読4:第4章 | 『文化人類学キーワード』の輪読を通じて、文化人類学の基礎的な概念?視点を習得する。 | |
9 | 研究発表1:グループ1 | リトルワールドの展示の中から、各自が選んだ地域?民族集団に関する文献研究の成果を報告する。 | |
10 | 研究発表2:グループ2 | リトルワールドの展示の中から、各自が選んだ地域?民族集団に関する文献研究の成果を報告する。 | |
11 | 研究発表3:グループ3 | リトルワールドの展示の中から、各自が選んだ地域?民族集団に関する文献研究の成果を報告する。 | |
12 | 研究発表4:グループ4 | リトルワールドの展示の中から、各自が選んだ地域?民族集団に関する文献研究の成果を報告する。 | |
13 | 研究発表5:グループ5 | リトルワールドの展示の中から、各自が選んだ地域?民族集団に関する文献研究の成果を報告する。 | |
14 | まとめ:他者を語ることの詩学と政治学 | リトルワールド研修旅行を踏まえ、民族誌展示の課題や可能性について改めて確認する。 |