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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
経営学原理a(13以降_選択)/PRINCIPLES OF BUSINESS MANAGEMENT(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部/ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木5/Thu 5 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
渡辺 和幸 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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渡辺 和幸 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
~激変する環境?変貌する経営システム(自分のキャリをどう描くか)~ 現在国内の企業数は359万社ある。その内、99.7%を中小企業が占める。従業者数においてもその69%を中小企業が占める。しかも、現在の大企業の大半はその創業時は中小企業であった。したがって、中小企業の経営実態の理解抜きでは今日の日本経済や大企業は語れない。とはいえ、その1万社の大企業が全売上の56%、全付加価値額の47%を占めるほど大きな役割を果たしているのも事実である。その大企業と中小企業とはこれまでも経済的にも、経営面でも密接に関連しており、両者は連携構造へと更なる発展?変貌しつつある。 そこで本授業では、大企業の経営システムと圧倒的大多数を占める中小企業の経営システムとを対比しながら、現在の経営環境や経営戦略?企業組織と関連させて、企業経営活動における諸問題を究明し、広範な視野から今日の経営システムの課題と将来展望について考えていく。また、米国の経営システムと対比しながら、日本的経営の特徴を浮き彫りにし、その課題と展望を併せて考えていく。 更に、日本の基幹産業を中心に、その牽引役である中核企業の経営システムをベースに、これまで直面してきた経営課題とその克服を浮き彫りにしながら経営者の役割について考えていく。これらを通じて経営システムを体系的に考察できるようになる。全体構成は以下の通りです。1.産業構造の変遷(大企業と中小企業の位置づけ)~基幹産業とは~ 2.雇用?労働システム(日本的雇用:終身雇用?年功制?企業内組合)~人は何のために働くのか~ 3.企業統治システム(株式持合い:同族経営?企業集団)~会社は誰のものか~ 4.企業金融システム(メインバンク制:間接金融?系列金融)~なぜ粉飾するのか~ 5.日本の基幹産業の経営システム (1)自動車産業の成功要因研究 (2)電器産業の敗因研究 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
?本授業は、ビデオ会議システム「Zoom」を活用してリアルタイム双方向型オンライン授業を行いますので、必ずパソコン、又はスマートフォンをご準備下さい。 ?代表的な企業や特徴的な成長企業を事例に取り上げながら、パワーポイント(グラフィック)を駆使して、より具体的に解説していきます。 ?会社員として、経営コンサルタントとしての長年の経験を踏まえて、時事問題等もビビッドに語っていきます。 ?毎回授業終了後、100字程度の感想文を提出してもらい、授業中に理解できなかったことやもっと知りたかったことなどに適宜対応していきます。質問事項は次週に15分程度回答します。 ?授業内容に対する理解の進捗状況をみながら、授業内容を若干変更することがあります。 ?授業終了後の感想文作成は、出欠席の確認、成績評価の対象にもなりますので、毎回必ず提出すること。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
?事前にレジメを配布するので、じっくり目を通しておくと授業内容の理解が一層深まります。 ?経済新聞等を活用しながら典型的な企業を適宜紹介していくので、各自自主的にネットで検索しておくと、授業内容が一層実感できます。 ?毎回の感想文作成や課題レポート作成を通じて、授業内容の振り返りを行います。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
(1)課題レポート(中間と最終回の全2回) 40% 課題レポートの作成は、授業中に配布したレジメを参考にして記述すること。授業内容の理解度が評価の対象となります。 (2)授業への参加度(全12回) 60% 毎回授業終了後、100字程度の感想文を提出してもらいます。感想文は、授業を受けての感想や疑問点、質問事項、もっと知りたいことなどを記載すること。受講姿勢?受講意欲が評価の対象となります。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
?教科書:説明資料を事前に配布します。 ?参考書:必要に応じて適宜紹介します。 |
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到達目標 /Learning Goal |
経営学の基礎的な学説、理論を習得し、実際の企業における行動について学説、理論に基づき分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 全体授業概要 | 授業ガイダンス | |
2 | 日本の産業構造Ⅰ | 日本の産業構造と中小企業の位置づけ | |
3 | 日本の産業構造Ⅱ | 産業構造の変遷と基幹産業の発展 | |
4 | 雇用システムⅠ | 日本的雇用システムの現況(米国との対比) | |
5 | 雇用システムⅡ | 雇用システムの変遷(日本的システムのルーツを辿る) | |
6 | 雇用システムⅢ | 中小企業の雇用システム(大企業との対比) | |
7 | 企業統治システムⅠ | 日本的コーポレートガバナンス(米国との対比) | |
8 | 企業統治システムⅡ | 企業統治システムの変遷(日本的システムのルーツを辿る) | |
9 | 企業統治システムⅢ | 中小企業の企業統治?同族経営(大企業との対比) | |
10 | 企業金融システムⅠ | 日本的コーポレートファイナンス(米国との対比) | |
11 | 企業金融システムⅡ | 企業金融システムの変遷(日本的システムのルーツを辿る) | |
12 | 企業金融システムⅢ | 中小企業の企業金融システム(大企業との対比) | |
13 | 実施しない | 実施しない | |
14 | 実施しない | 実施しない |