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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
経済経営数学a(17以降)/MATHEMATICS FOR ECONOMICS AND MANAGEMENT(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部/ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月1/Mon 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
後藤 智弘 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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後藤 智弘 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
現代的な経済?経営分野においては、数学的モデルを用いた考察?分析は必須である。また、データを用いて実証的な分析を行うためには基本的な統計学の理解と活用が必要である。いずれも数学を正しく認識し、数学的手法を活用できることが前提となる。本講義では、経済?経営分野で活用される数学の土台として、微分積分、線形代数の基礎能力を修得し、それに基づいて数学的手法による経済経営の考察?分析を理解し、概説できるようにすることを目的とする。授業では、定義や定理の意味?解釈を確認したうえで、理解の確認のための計算練習を行う。数学的モデルについては、前提となる仮定の意味についても十分に考察し、その有用性と限界を理解したうえで、数値例として特定の関数形による計算練習を行う。単なる計算問題の学習ではなく数学的手法を用いての考察?分析力の修得を目標として、解説?演習を進めていくことにする。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
原則「経済経営数学入門」「統計学入門」の単位を修得済みの方を対象とする。秋学期の「経済経営数学b」とセットで開講するので,春学期から通年で履修することが望ましい。 遠隔授業は、「授業資料?課題提示による授業」とする。 資料配布と課題提出の受付はPorTaⅡを基本とする。資料の閲覧?課題作成のためにPCで作業ができることが望ましい。配布資料の補足として、時間割の講義時間中に動画配信を行う場合がある。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
履修者は講義の理解を深めるために、講義ノートにおける各回の講義内容に関連する該当箇所を読んでおく。講義ノートを繰り返し読解するとともに、講義ノートに提示する課題の解答をする。解答解説公開後には正誤を確認し、理解を深化させる。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
毎回(全12回)の課題提出により評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経済学および経営学に必須の専門的数学知識を習得し、経済経営の諸モデルを理論的に分析し、概説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業全体についての説明と経済経営数学入門の復習を行う。 | |
2 | 数列とその極限 | 無限数列について、収束、極限などを理解し計算できるようにする。連続複利の考え方を理解し、ネイピア数を用いた連続複利の元利合計を計算できるようにする。 | |
3 | 指数関数 | 実数の指数について理解し、指数法則を使用した計算ができるようにする。指数関数、自然指数関数の性質を理解し、説明できるようにする。 | |
4 | 対数関数 | 対数法則を理解し、計算ができるようにする。対数関数の性質、指数関数と対数関数の関係を理解し、説明できるようにする。72の法則を使用して近似値を計算できるようにする。 | |
5 | 微分の基礎(1)関数の極限と連続性 | 関数の極限、連続性の定義にもとづいて、最大値の定理の意味を説明できるようにする。 | |
6 | 微分の基礎(2)微分の定義 | 微分の定義を理解したうえで、多項式関数の導関数を求められるようにする。 |
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7 | 微分の応用(1)線形近似 | 微分可能な関数の接線の方程式を求められるようにする。微分を用いた弾力性の表現を理解し、需要や供給の価格弾力性を求められるようにする。 | |
8 | 微分の応用(2)合成関数?逆関数 | 関数の積?商の微分を求められるようにする。合成関数?逆関数を理解して、その微分を求められるようにする。 | |
9 | 2変数関数と偏微分 | 2階導関数、2階微分係数の意味を理解し、極大?極小の2階の条件を求められるようにする。2変数関数と3次元空間を結び付けて考えられるようにする。2変数関数の偏導関数を求められるようにする。 | |
10 | 2変数関数の微分(1)全微分と接平面 | 2変数関数と接平面を考え、全微分を求められるようにする。陰関数と陽関数の違いを理解し、陰関数定理の有用性を認識して活用できるようにする。 | |
11 | 2変数関数の微分(2)条件付き最適化問題 | 条件付き最適化問題をラグランジュの未定乗数法を用いて解くことができるようにする。 | |
12 | 2変数関数の微分(3)ラグランジュの未定乗数法の解釈 | ラグランジュの未定乗数法の有用性を認識し、活用例における解釈を考えることができるようにする。 | |
13 | ※実施しません | ※実施しません | |
14 | ※実施しません | ※実施しません |