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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
国際政治学a(経済学科用)/INTERNATIONAL POLITICS(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月1/Mon 1 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡垣 知子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡垣 知子 | 国際関係法学科/INTERNATIONAL LEGAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
国際政治学は、他の社会科学および自然科学の知見を取り入れながら、戦争の原因および平和の条件をその中心的課題として、発展してきた学問である。この講義は、複雑化する今日の国際政治事象を体系的に考え、一見アト?ランダムな寄せ集めに見える国際的事件の中に一定のパターンを見出し、分析する力を養うことを目的として、国際政治学の基礎概念や代表的理論を紹介する。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
「PorTaII」を通してのオンライン授業。毎週月曜日の朝、担当教員が1)パワーポイントにまとめた講義概要、2)講義内容の解説、3)講義内容と関連する宿題をPorTaIIにアップロードする。学生は、1)と2)を踏まえて3)の宿題に取り組み、翌週の講義の前日(日曜日)の夕方5時までにPorTaIIを通して提出する。宿題提出の記録がオンライン講義出欠確認の資料となるので、提出期限を厳守すること。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
PorTaIIにアップロードした講義内容の解説をよく読んで宿題に取り組み、解答(回答)をPorTaIIで提出する。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
講義内容の理解度を確認する試験を6月29日(中間試験)と8月10日(期末試験)に行う。試験の日にPorTaIIに載せる試験問題を解き、解答をPorTaIIを通して、中間試験については7月5日(日)の夕方5時までに、期末試験については、8月16日(日)の夕方5時までに提出する。評価方法は以下の通り: 1)毎週の宿題:40% 2)中間試験:30% 3)期末試験:30% |
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関連科目 /Related Subjects |
国際政治学と隣接する社会科学分野として、政治学、経済学、社会学、歴史学、心理学、文化人類学等がある。統計学、哲学の知識も役立つ。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
国際政治学の基礎的理論、ウェストファリア以降現代に至るまでの国際社会の変遷や歴史的流れ、現代国際社会の課題と日本のかかわり方を体系的かつ正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 国際政治学とは何か | ①社会科学全体の中での国際政治学の位置づけを考える;②国際政治のアクター、イシュー、国際政治の基本構造である「アナーキー」について理解する | |
2 | 国際政治の先駆思想 | ①国際政治学が誕生した時代背景を理解する;②国際政治学発展の大まかな流れをつかむ;③ツキジデスの『ペロポネソス戦史』の今日性を考える | |
3 | 国際政治学の基礎概念(1)集合行為の論理 | ①「集合行為の論理」のエッセンスを理解する;②ゲーム理論を用いて国際政治を考える利点を考える;③「集合行為の論理」を乗り越える可能性について考察する | |
4 | 国際政治学の基礎概念(2)分析のレベル | ①3つの分析のレベルとは何か理解する;②「オッカムの剃刀」は、国際政治事件や事象を分析するうえでなぜ重要なのか、考察する;③分析のレベルを使って、国際政治事件や事象を実際に分析する | |
5 | 国際政治学の基礎概念(3)国家とは | ①ウェストファリア条約が国際政治に持った意味を検討する;②主権、パワー、国益等、国家に付随する要素について学ぶ。③国際政治のアクターとしての国家を今日どう評価できるか考察する | |
6 | 国際政治学の基礎概念(4)国際政治の構造と安定性 | ①国際政治の構造とは何かについて理解を深める;②勢力均衡論と勢力改装論のロジックを比較検討する;③単極、双極、多極の国際システムと国際政治の安定性についての関係を考察する | |
7 | リアリズムの世界(1)古典的リアリズム | ①リアリズムの理論が国際政治のアクター、イシュー、国際政治のイメージについていかなる前提に立っているかを理解する;②リアリズムの理論としての有用性を評価する; | |
8 | リアリズムの世界(2)構造主義とネオリアリズム | ①古典的リアリズムとネオリアリズムの違いを理解する;②ケネス?ウォルツの理論が国際政治学の学問的発展に持った意味を考える;③ネオリアリズムをめぐる論争について理解する | |
9 | リベラリズムの世界(1)相互依存論 | ①相互依存論誕生の背景を理解する;②相互依存論を評価する;③今日のグローバリゼーション論が相互依存論とどう異なるかを理解する | |
10 | リベラリズムの世界(2)民主的平和論 | ①民主的平和論とは何か理解する;②民主的平和論を理論的?実証的に評価する;③政治体制が国際政治や国家の対外政策にどう影響するかを考える | |
11 | リベラリズムの世界(3)国際制度論 | ①制度についての研究の発展史を理解する;②国際制度がアクターの行動に影響するメカニズムを考える;③国際制度論を理論として評価する | |
12 | まとめ:理論と政策 | ①理論とは何か、理論的にものを考えるとはどういうことかを理解する;②理論を学ぶことが学生生活や人生を豊かにするうえでなぜ大切なのかを考える | |
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