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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
労働経済学b/LABOR ECONOMICS(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木1/Thu 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
森永 卓郎 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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森永 卓郎 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
労働経済学は、労働分野の諸問題を経済学の枠組みで解明する学問です。 秋学期の講義では、春学期で行う労働経済学の理論を、現実の経済?社会に適用することによって、労働経済学の有用性と限界を明らかにすると同時に現代の雇用システムの問題点を探ります。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
授業はPORTAⅡで授業計画に示した講義内容を文書で配信する形式で行います。音声や映像の配信はありません。 質問等がある人は k04012@dokkyo.ac.jp にメールをください。受講者が多いため、即座の返信はお約束できませんが、逐次返信をします。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
下記アドレスのweb上の講義資料を精読してください。 https://morinaga-takuro.com/class/dokkyo.html |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート 100% すべて記述式で、12回目の講義の際に、テーマと期限、記述方法を発表しますので、PORTAⅡを通じてレポートを提出してください。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
テキスト:web上に講義資料を公開しますが、資料は随時変更しますので、授業の直前で確認してください。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
労働経済学に関する専門知識を習得し、労働分野の諸問題を経済学の枠組みで分析して解明できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 秋学期の講義の流れと概要についてお話しします。 | |
2 | ジニ係数と所得格差の現状 | 格差を計測するために必要なジニ係数の計算方法と計測結果から得られる格差の状況についてお話しします。 | |
3 | 非婚化の進展と少子化 | 少子化の現状とその最大の原因である非婚化がなぜ起きているのかお話しします。 | |
4 | 税制とライフスタイル変化 | 税や社会保険料の制度がライフスタイルの選択にどのような影響を与えているのかお話しします。 | |
5 | 公平な税制とは何か | ①合算非分割課税、②合算分割課税、③個人課税について、そのライフスタイルへの影響をお話しします。 |
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6 | 日本的雇用慣行とは何か | 日本型雇用慣行の成立の経緯を戦略的補完性の理論から解説し、そのメリット、デメリットについてお話しします。 |
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7 | 知的創造性を育む雇用制度とは | 今後経済が確実に向かう知的創造社会のなかで必要とされる雇用制度についてお話しします。 | |
8 | UFJ総合研究所の評価システム | UFJ総合研究所で行われた年功序列制度の抜本的見直しについて、その内容を詳しくお話しします。 | |
9 | 自由と自己責任の評価がもたらすもの | 今後の雇用制度のなかで必要となる自由と自己責任とはどのようなものなのかお話しします。 | |
10 | ビジョナリーカンパニーと労働 | コリンズとポラすが著した「ビジョナリーカンパニー」をもとに、長期的に繁栄をつづけられる経営システムについてお話しします。 | |
11 | イタリアはなぜ強いのか | アート作りによる価格競争回避を達成したイタリアの経営システムと雇用制度についてお話しします。 | |
12 | 人はなぜ働くのか | 労働経済学が想定する外発的動機づけによる労働の他に強く存在する内発的動機づけの労働についてお話しします。 | |
13 | 雇用安定と流動性の両立:フレクシキュリティの罠 | 雇用の柔軟化こそが雇用の安定につながるとする「フレクシキュリティ」の理論の問題点についてお話しします。 | |
14 | 未来の労働 | 第四の産業革命を経て、未来の労働がどのような形になるのか、そのときに必要となる社会政策も含めてお話しします。 |