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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
東南アジア経済論b/SOUTHEAST ASIAN ECONOMY(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS
ターム?学期
/Term?Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
金1/Fri 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
高安 健一

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
高安 健一 経済学科/ECONOMICS
授業の目的?内容
/Course Objectives
 この講義では、東南アジアで事業を展開している日本企業の視点に立って、地域経済共同体としての東南アジア諸国連合(ASEAN)について学習します。
 講義の柱は3つあります。第1は、1967年に発足したASEANがいかなる経緯で地域経済共同体として発展し、多国籍企業をひきつけてきたかを理解することです。第2は、ASEANにおける経済発展の担い手である華橋?華人資本、日本の自動車メーカー、邦銀の活動について学ぶことです。第3は、わが国がASEANのさらなる経済発展のために担うべき役割を考えることです。
 講義を通して履修者が東南アジア経済が直面する課題やその原因について体系的に理解する能力を養うことができます。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
(1) 毎週水曜日20時まで
  教員から履修生へmanabaのレポート機能を使って資料(PDF)と音声データが送付されます。
(2) 履修生は、原則として毎週金曜日1時限目に、資料を見ながら音声解説を聴いてください。
(3) 履修生は、必ず毎週授業日直後の日曜日午前10時までにmanabaで課題(word文書)を提出してください。字数は400字~800字です。
  課題を期限までに提出した場合に限り、出席扱いとなります。
  課題提出回数が一定数を超えないと期末レポートを提出できません(詳細は最初の授業で説明)
(4)Zoomによるリアルタイムの授業(外部講師によるレクチャー)を1回実施する予定です。

事前?事後学修の内容
/Before After Study
 授業計画に掲げられた講義内容について事前に調べたうえで出席する必要があります。manabaに掲載されるレジュメをもとに各自授業内容を復習してください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
レジュメを配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
現代ASEAN経済論
著者
/Author name
石川幸一他編著
出版社/URL
/Publisher
文眞堂
ISBN
/ISBN
2015
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 期末試験(100%):授業内容の理解を確認するために期末試験を行い、東南アジア経済に関する体系的な考察力が達成されているかを評価する。
 提出する課題や授業内での発言が優れている場合に期末評価に加点する。
 評価: 上記の2点を踏まえ、AA、A、B、Cの4段階で評価する。
関連科目
/Related Subjects
 東南アジア経済論aを履修し、東南アジア経済に関する理解度を高めることが望ましい。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
東南アジア経済に関する専門知識を習得し、現代東南アジア経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 講義の目的、成績評価等 秋学期の講義内容を概観するとともに、履修者に東南アジア経済について学習する意義について理解させる。
2 第2次世界大戦後の経済発展の軌跡 第2次世界大戦後の経済発展の軌跡について、主要経済統計を用いて理解させる。
3 ASEAN市場に挑む日本企業(NHKスペシャル) 映像を視聴することを通じて、東南アジア地域で日本企業が直面している課題について理解させる。
4 地域経済共同体としてのASEAN(1):形成過程 地域経済統合の内容とそれが世界的に広がっている背景について理解させる。
5 地域経済共同体としてのASEAN(2):共同体の実現 欧州共同体との比較を踏まえながら、地域経済共同体としてのASEANの特徴について理解させる。
6 地域経済共同体としてのASEAN(3):将来構想 2015年のASEAN経済共同体(AEC)の成立後の地域経済統合に向けた動きを理解させる。
7 大メコン圏開発とインフラ整備 物流網の整備がASEANの地域経済統合の基盤であることを理解させる。
8 ASEANの対域外自由貿易協定(FTA)戦略 多国籍企業の誘致のためには、域内経済統合に加えて、域外諸国とのFTA締結が鍵を握っていることを理解させる。
9 わが国自動車メーカーの東南アジアでの事業展開 ASEANの経済成長の担い手としての日系自動車メーカーの現地での事業展開について理解させる。
10 邦銀の東南アジアでの事業展開 ASEANの経済成長の担い手としての邦銀の現地での事業展開について理解させる。
11 経済発展の担い手としての華僑?華人資本 東南アジアの経済発展に欠かせない華人資本の動きについて、タイのCPグループの例を交えながら理解させる。
12 わが国と東南アジアの経済関係(1):ASEANの視点 日本と東南アジアとの経済関係が緊密になっていることを主要経済統計を用いて理解させる。
13 わが国と東南アジアの経済関係(2):日本の視点 日本と東南アジアの関係が緊密になっていることを、世論調査や各種資料を用いて理解させる。
14 東南アジアに関する学生スピーチ&講義の纏め 学生に日本と東南アジアの経済関係に関するレポートを基にスピーチをさせることを通じて、知識の定着を図る。

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