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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
地球環境論a/GLOBAL ENVIRONMENT AND HUMAN(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経済学科/ECONOMICS ECONOMICS |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金2/Fri 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
松枝 秀和 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松枝 秀和 | 国際環境経済学科/ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
本講義の目的は、地球環境の様々な変動の実態とそれらの現象を記述するための重要な化学式や数式に関する基礎知識を習得し、地球環境システムについての定量的な解析力を身に着ける事である。 講義では、まず大気と気候についての基礎的な気象学の知識と地球環境システムとしての環境科学の考え方を習得する。次に、現代の地球環境問題として地球温暖化とオゾンホールを取り上げて、それらの現象を理解するための基本となる化学反応や数学的な記述方法を学ぶ。さらに、近年問題となっている海洋酸性化や越境大気汚染を取り上げて生物地球科学の視点から解説する。 講義を通して地球環境学における現象の理論的記述の方法を身につけて、我々が直面している地球環境問題を定量的に体系化できる能力を養うことができる。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式は、毎週PorTaIIにアップする講義資料(パワーポイント資料)と講義解説資料(パワーポイント資料の概要説明)を用いて学習(自習)を進めることを基本とする。毎回の学習後、履修者は教員から出される課題に沿って講義の要約(1000字程度)を作成し、講義内容をまとめておく。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
履修者は、事前にPorTaIIにアップする講義解説資料を一読しておくこと。また、授業後は講義資料を復習して理解を深めること。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート(100%):2回程度のレポート提出を求める。レポートは毎回の学習後に作成する講義の要約を基本とし、授業内容の理解度を評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
地球規模の自然の仕組みと人間との関わりについての専門知識を習得し、環境共生について地理的な分析を行い、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 地球環境論の概要 | 授業全体の目的と概要及び、学習の進め方について説明する。 | |
2 | 大気の組成と循環 | 地球環境学において大気科学は中心的な分野であるため、最初に大気の組成や構造と循環について学び、環境科学の基礎的な知識を習得する。 | |
3 | 気候形成と維持の機構 | 気候を制御する大気放射の基礎知識と放射バランスの簡易計算法を学び、地球規模の気候形成と維持の仕組みを理解する。 | |
4 | 地球大気の進化 | 地球が誕生した後の環境の変化について地質学の基礎的知見を学び、生命の起源と維持に不可欠な地球の気候の進化を考える。 | |
5 | 地球環境システム | 人間活動が係る地球表層の大気、海洋、陸上の間の相互作用を学び、地球環境を一つのシステムとしてとらえる考え方を理解する。 | |
6 | 地球温暖化の科学史 | 現在の地球温暖化問題の認識に至るまでに重要な役割を果たした科学者の考えを学び、地球科学がどのように進展したかを理解する。 | |
7 | 地球規模の炭素循環 | 地球規模の二酸化炭素の循環に関する数量を学び、地球システムにおける炭素の貯蔵量とその流れを定量的に理解する。 | |
8 | オゾンホールの形成機構 | 成層圏におけるオゾンの生成と消滅に係る重要な化学反応を学び、オゾンホールが形成されたメカニズムを理解する。 | |
9 | オゾン層と太陽紫外線 | オゾン層と紫外線についての光学的な基礎知識を習得し、オゾン層破壊が生物に影響を与える仕組みを科学的に理解する。 | |
10 | 海洋酸性化と生物影響 | 近年注目されている海洋酸性化について、海水中における炭酸の化学平衡論の基礎を学び、海洋酸性化による生物影響を考える。 | |
11 | 越境大気汚染と健康影響 | 近年クローズアップされている越境大気汚染と健康影響の問題や黄砂飛来の実態を解説し、物質の長距離輸送の仕組みについて学ぶ。 | |
12 | 復習 | 本科目で学習した項目について復習し、理解を深める。 | |
13 | 実施しません | 実施しません | |
14 | 実施しません | 実施しません |