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基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	シミュレーション論b／SIMULATION THEORY(B)
開講所属 ／Course Offered by	経済学部経営学科／ECONOMICS MANAGEMENT
ターム?学期 ／Term?Semester	2020年度／2020 Academic Year　　秋学期／FALL SEMESTER
曜限 ／Day, Period	水4／Wed 4
開講区分 ／semester offered	秋学期／Fall
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	3,4
主担当教員 ／Main Instructor	市川　新

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
市川　新	経営学科／MANAGEMENT

授業の目的?内容 ／Course Objectives	シミュレーション論aと合わせて受講すると、授業計画の各項目に示すように、店長などのミドルマネジメントから始まり、経営者のトップマネジメントが遭遇する主要な経営問題までを模擬経験する。言い換えれば、企業内研修を先取り修得することになる。 実社会において直面するマネジメント問題（企業などの中間経営管理者が責任を持つ課題）に取り組むためには、複雑な利害の場面を仮想して演習する思考、すなわち、シミュレーション思考が求められる。この科目では、人間の思考力である脳内情報処理とそれを補完するシミュレーションの両方を学ぶことによって、仮想演習思考力の修得をめざす。 秋学期の最終の5回分を使って、毎回、トップマネジメントが直面する日々の業務にかかわる事例研究に重点をおく。 全体像の把握を目指したシミュレーション論を終わることにする。
授業の形式?方法と履修上の注意 ／Teaching method and Attention the course	Zoomによるリアルタイム双方向型授業を中心に行う。これからの時代はテレワーク技術も求められる。 全授業の3分の２はコンピュータを使った題材を利用する。残りの時間は手作業を使った題材である。最初にアニメ風のマサチューセッツ工科大学（MIT）提供のプログラム言語を修得して、動画を作成する。その後、サイコロの働きを利用したモデルのシミュレーションを行い、さらに発展形の乱数モデルのコンピュータ?シミュレーションを行う。これは各自のExcelを使用する。最後に価格戦略に関する手作業のゲームとインターネットゲームを行う。
事前?事後学修の内容 ／Before After Study	毎回、演習した内容を発展させた自習課題をPorTa2に提示する。その結果をPorTa2に提出すること。
テキスト1 ／Textbooks1	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other 備考参照
テキスト2 ／Textbooks2	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
テキスト3 ／Textbooks3	書籍名 ／Title 著者 ／Author name 出版社 ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等1 ／References1	書籍名/???名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等2 ／References2	書籍名/???名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
参考文献等3 ／References3	書籍名/???名 ／Title 著者 ／Author name 出版社/URL ／Publisher ISBN ／ISBN その他（任意） ／other
評価方法 ／Evaluation	毎回の課題と作品の提出状況（40％）と内容（40％）によって評価する。さらに事後学修の提出物の内容（20％）によって最終評価になる。PorTa2に期日までに提出のこと。
関連科目 ／Related Subjects
備考 ／Notes	参考文献：毎回PorTa2上でプリントを配付するので、事前にダウンロードしておくこと。また、必ず読んでおくこと。
到達目標 ／Learning Goal	コンピュータシミュレーションのモデルや作成に関する専門知識を習得し、ソフトやプログラミング言語を用いて様々なシミュレーションができるようにする。

回 ／Time	授業計画（主題の設定） ／Class schedule	授業の内容 ／Contents of class	事前?事後学修の内容 ／Before After Study
1	製造業発注ビジネスゲーム	B-to-B経営シミュレーションを使い、実際に意思決定を行うことによって、B-to-C（シミュレーション論aで学習）との違いを理解する。
2	思考プロブラミング初級	ビジュアル?プログラミング言語（MIT-Scratch）を習得する。イベント?ドライブン形式の表現に慣れる。簡単な例題を扱う。
3	思考プログラミング中級	ビジュアル?プログラミング言語（MIT-Scratch）を習得する。イベント?ドライブン形式の動画のやや複雑な例題を扱う。
4	思考プログラミング応用	ビジュアル?プログラミング言語（MIT-Scratch）および音声発生語を使って、アニメ風の自由課題の動画を表現する。
5	モンテカルロシミュレーション基礎	コンピュータ?サイコロの発生法を学ぶ。円周率を求める例題を通して、モンテカルロ法の考え方を修得する。さらに疑似立体空間における1個の埃の移動をコンピュータシミュレーションにして理解する。
6	モンテカルロシミュレーション応用	疑似立体空間における1個の埃の移動シミュレーションから、30個の埃の移動コンピュータシミュレーションに発展させる。
7	価格戦略シミュレーション初級	全受講生の異なる価格設定を反映した販売戦略シミュレーションを行い、各自の価格設定の影響を理解する。全員チャット機能を使う。
8	価格戦略シミュレーション中級	全受講生の異なる価格設定を反映した販売戦略シミュレーションを行い、マーケットモデルの反応を理解する。全員チャット機能を使う。
9	価格戦略シミュレーション応用	全受講生の異なる価格設定を反映した販売戦略シミュレーションを行い、商品の価格帯を3層化したモデルの反応を理解する。全員チャット機能を使う。
10	インターネットビジネスゲーム操作実習	インターネット応用による経営シミュレーション?システム（YBG）を使う。販売価格、製造指示、材料調達の入力に対して、販売数、売上高、営業利益をシミュレーションにより求める。
11	インターネットビジネスゲーム損益分岐	インターネット応用による経営シミュレーション?システム（YBG）を使う。新たに損益分岐点をワークシートで計算して、販売価格、製造指示、材料調達の入力に対して、販売数、売上高、営業利益をもとめる。
12	インターネットビジネスゲーム需要予測	インターネット応用による経営シミュレーション?システム（YBG）を使う。需要予測を行い、販売価格、製造指示、材料調達の入力に対して、販売数、売上高、営業利益を求める。
13	インターネットビジネスゲーム戦略経営	インターネット応用による経営シミュレーション?システム（YBG）を使う。市場規模、市場占有率、市場成長率を計算して、販売数、売上高、営業利益を求める。
14	インターネットビジネスゲーム商品開発	インターネット応用による経営シミュレーション?システム（YBG）を使う。4項目の語彙を利用して、新商品開発の立案を行い、販売数、売上高、営業利益を求める。