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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
経営意思決定論b/MANAGEMENT DECISION-MAKING(B) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水1/Wed 1 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
鈴木 淳 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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鈴木 淳 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経営では様々な局面で解決すべき問題が生じ、解決策を選ぶために意思決定が求められます。このとき、経営をシステムとしてとらえ、多様な価値基準を統合してシステム的なアプローチをとることで、最適性の保証はないものの効果的に意思決定を支援できる場合があります。 この授業では、階層分析法、包絡分析法、問題解決プロセス、意思決定支援のための情報システム、バイアスとヒューリスティクスなどを紹介し、練習問題などで理解を深め、習得を目指します。また、イノベーションを起こすための組織と意思決定のあり方について検討します。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
今学期は資料?課題配信型授業で主に行いますが、必要に応じてWebexでの動画配信を行います。 毎回、manabaから講義資料を読み、課題をmanabaから期限までに提出してください。 課題の作成にWordとExcelの使用を前提とします。 動画配信では必要に応じて前回課題の解説とその回の課題の注意事項の説明を中心に行う予定です。視聴は任意ですが、通信環境が許す範囲で視聴を推奨します。 授業や課題、動画配信についてはmanabaで連絡するので毎週授業時間に必ず確認してください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前に講義資料を読んで予習してください。不明な点や質問したい事項を整理しておくことが好ましいです。 事後に講義資料、講義内容、授業中の練習問題などを復習してください。学んだ内容を説明できるように重要事項をまとめておくことが望ましいです。授業中に計算問題が出題されたときは、数値が違う問題も解けるよう十分に復習してください。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
全14回の授業で出題された課題への取り組みで評価します。 課題ごとにAA, A, B, C, Fの評価を行い、点数に換算して成績評価する予定です。提出回数が60%を超えていても内容が不十分な場合は、点数が基準に達しない場合があります。 |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
WIndows10でWordおよびExcel(いずれも2013,2016,2019,365)が使用できる環境を前提とします。Excelではソルバーを使う回があります。 これ以外の環境でも履修制限はしませんが、指定されたファイル形式で課題提出することと、Windows以外のOSやMicrosoft以外のOfficeアプリの操作については受講生が自ら検索して調べることを、承知しておいてください。 |
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到達目標 /Learning Goal |
経営意思決定に関する専門知識を習得し、意思決定プロセスにおける様々な問題要素を分析のうえ、個人あるいは組織にとって最も合理的な意思決定ができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンスと序論 | 授業の概要、講義資料と参考文献、授業計画、授業の進め方、成績評価について説明し、この科目では経営意思決定のためのシステム的なアプローチを学ぶことを確認する | |
2 | 階層分析法と多基準評価問題 | 階層分析法を用いた意思決定について、例題を用いて与えられた価値基準から定量化する方法を学ぶ | |
3 | 階層分析法とサービス選択問題 | 階層分析法を用いた意思決定について、例題を用いて個人の価値基準を感覚から定量化する方法を学ぶ | |
4 | 包絡分析法による多基準評価問題 | 包絡分析法の概要、前提、数値例を用いた説明、分数計画モデルと線形計画モデル、意思決定に果たす役割について学ぶ | |
5 | PCを用いた多基準評価実習 | 表計算ソフトを用いた階層分析法と包絡分析法の計算実習 | |
6 | 問題解決プロセス(1) パラダイムと問題構造 | 問題解決と意思決定の関係、問題解決の構造的分析、外部環境変化とパラダイムの役割、構造的問題と非構造的問題、今後の問題解決法の展望について学ぶ | |
7 | 問題解決プロセス(2) 組織階層と解決過程 | 問題発生の組織階層レベル、問題解決過程、 問題解決と意思決定の構図、 問題解決力向上について学ぶ | |
8 | 経営情報システムと組織の意思決定 | 経営情報システムとは、構造的決定と非構造的決定、組織のダイナミクス、意思決定とリーダーシッププロセス、意思決定と情報、情報システムと問題解決について学ぶ | |
9 | 経営情報システムによる意思決定支援 | 意思決定支援システムの目的と基本構造、 エキスパートシステムの目的と基本構造、エキスパートシステムから機械学習への移行について学ぶ | |
10 | バイアスとヒューリスティクス | フレーミング効果、 賦存効果、サンクコスト(埋没費用)、代表性ヒューリスティック、利用可能性ヒューリスティックなどについて学ぶ | |
11 | 問題解決アプローチの分類 | 固有工学的アプローチ、行動科学的アプローチ、組織的アプローチ、情報システム的アプローチ、数理?情報工学的アプローチを学び、身近な問題解決を考える | |
12 | 意思決定と地域や人的なネットワーク | 地方活性化を例にとり意思決定について地域や人の関係から多面的にとらえることを考える | |
13 | イノベーションと組織のあり方 | イノベーションを起こすための組織のあり方として、イノベーションの本質、多様性と創造性、リーダーシップ概念、ネットワーク密度と技術の目利きなどについて学び、考える | |
14 | イノベーションと意思決定プロセス | イノベーションを起こすための非線形で柔軟なプロセス、イノベーションを起こせるリーダー、イノベーティブな組織の作り方などについて学び、考える |