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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
開発経済学a(環経学科用)/DEVELOPMENT ECONOMICS(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
高安 健一 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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高安 健一 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
春学期の講義には、二つの軸があります。一つは、貧困研究であり、開発途上国と日本国内の双方について学びます。2030年までの実現が国際的に求められている国連の持続的な開発目標(SDGs)に始まり、貧困について多面的に解説します。もう一つは、民間企業のリソースを活用した課題解決を想定した、リサーチクエッションや研究計画作成への道標を提供することです。マイクロファイナンス、貧困層を対象としたBOPビジネス、ソーシャルビジネスなど、途上国での実践的な動きを紹介します。本講義で想定している国は、バングラデシュです。 ゲスト講師による講義を予定しています。 講義を通して履修者が開発途上国が直面する課題やその原因について体系的に理解する能力を養うことができます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
(1) 毎週火曜日20時まで 教員から学生へPorTa IIを通じて資料(PDF)と資料解説の音声データを送付されます(PorTa IIの容量の関係で、当面5MB以下のファイルを2つまでしか送ることができません)。 (2) 学生は、原則として毎週木曜日2時限目に、資料を見ながら音声解説を聴いてください。 (3) 学生は、必ず毎週授業日直後の土曜日午前10時までにPorTa IIで課題を提出してください。 課題の容量は500KB以下にしてください!(写真等容量の大きい素材は使わないでください) (4)毎週火曜日20時まで 教員から学生へ、その週の課題と前週の課題へのコメントを含む資料(PDF)、そして音声データを送付。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎週水曜日に教員から学生へ送られる資料に、前週の課題に関するコメントとその週の課題が書かれるので注意してください。 ZOOM等を利用したリアルタイム双方向型の授業は予定していません。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末レポート(100%):開発経済学に関する体系的な考察力が達成されているかを評価する。レポートの詳細は6月末を目途に授業で伝える。 提出する課題の内容が優れている場合に期末評価に加点する。 評価: 上記の2点を踏まえ、AA、A、B、Cの4段階で評価する。 |
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関連科目 /Related Subjects |
開発経済学bを履修し、開発経済学に関する理解度を高めることが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
経済開発に関する専門知識を習得し、途上国の貧困問題とその解決に向けた取組、経済成長のメカニズム等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の目的、成績評価等 | 現代社会において履修者が開発経済学を学ぶ意義について理解させる。 | |
2 | 国連の持続的な開発目標(SDGs)の概要 | 2030年までの国際的な開発目標であるSDGsが合意された背景について理解させる。 | |
3 | 国連の持続的な開発目標(SDGs)と企業の対応 | SDGsが政府部門に限らず企業部門においても重要な課題になっていることを理解させる。 | |
4 | 研究計画作成への道標 | 開発経済学に関連するプロジェクト活動を推進するにあたり、どのような情報を収集する必要があるかを理解させる。 | |
5 | 貧困とは | 貧困について、その計測方法、政策アプローチなどについて理解させる。 | |
6 | 貧困と教育 | 教育が貧困削減のための有力な手段の一つであり、投資効率に優れていることを理解させる。 | |
7 | 健康&日本の若者の課題 | 健康維持が貧困削減のための有力な手段の一つであることを理解させる。 | |
8 | ダッカ 奇跡を呼ぶ融資 | バングラデシュを取り上げた映像を視聴することを通じて、マイクロファイナンスの貧困削減効果について理解させる。 | |
9 | マイクロファイナンスの概要 | 農村の貧困女性を対象としたマイクロファイナンスが世界的に広まった経緯と、その仕組みについて理解させる。 | |
10 | マイクロファイナンスと貧困削減 | マイクロファイナンスの貧困削減効果について、評価する見方と評価しない見方を対比することを通じて、履修者の理解を深める。 | |
11 | BOPビジネス | 貧困層を消費者として捉えて貧困削減に取り組むアプローチについて理解させる。 | |
12 | ソーシャルビジネス | 社会的課題の解決に取り組む起業家やビジネスモデルについて理解させる。 | |
13 | 実施しません。 | 実施しません。 | |
14 | 実施しません。 | 実施しません。 |