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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
開発経済学b(環経学科用)/DEVELOPMENT ECONOMICS(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム?学期
/Term?Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
高安 健一

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
高安 健一 経済学科/ECONOMICS
授業の目的?内容
/Course Objectives
 秋学期の講義の目的は、二つあります。一つは、開発途上国が抱える経済?金融リスクを民間金融機関の視点から把握することです。事例として、ラテンアメリカで深刻化した累積債務問題、重債務貧困国への支援、そして1997年のアジア経済危機を取り上げます。
 もう一つは、経済活動の基礎となる人口問題です。世界、アジア、日本、そして地方自治体の視点から幅広く学びます。企業にとって、人口動態はマーケティングや生産活動を推進するうえで欠かせない要素です。
 講義を通して履修者が開発途上国が直面する課題やその原因について体系的に理解する能力を養うことができます。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
(1) 毎週火曜日20時まで
   教員から履修生へmanabaのレポート機能を使って資料(PDF)と音声データが送付されます。
(2) 履修生は、原則として毎週木曜日2時限目に、資料を見ながら音声解説を聴いてください。
(3) 履修生は、必ず毎週授業日直後の土曜日午前10時までにmanabaで課題(word文書)を提出してください。字数は400字~800字です。
  課題を期限までに提出した場合に限り、出席扱いとなります。
  課題提出回数が一定数を超えないと期末レポートを提出できません(詳細は最初の授業で説明)
(4)Zoomによるリアルタイムの授業を1~2回実施する予定です。

事前?事後学修の内容
/Before After Study
授業計画に掲げられた講義内容について事前に調べたうえで出席する必要があります。manabaに掲載される資料(PDF)で各自授業内容を復習してください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
レジュメを配布する。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
テキストブック開発経済学[第3版]
著者
/Author name
黒岩郁雄他編
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
2015
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期末試験(100%):授業内容の理解を確認するために期末試験を行い、開発経済学に関する体系的な考察力が達成されているかを評価する。
提出する課題や授業内での発言が優れている場合に期末評価に加点する。
評価: 上記の2点を踏まえ、AA、A、B、Cの4段階で評価する。
関連科目
/Related Subjects
開発経済学aを履修し、開発途上国に関する理解度を高めることが望ましい。
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
経済開発に関する専門知識を習得し、途上国の貧困問題とその解決に向けた取組、経済成長のメカニズム等について分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 講義の目的、成績評価等 授業全体についての説明と、開発途上国が直面する様々な経済リスクについて学ぶ意義について説明する。
2 カントリーリスク、ソブリンリスク、格付け 開発途上国が直面する様々な経済リスクについて理解させる。
3 1980年代の累積債務問題、重債務貧困国 経済リスクが顕在化した事例として、1980年代のラテンアメリカと1990年代後半以降のアフリカを取り上げるとともに、国際社会の対応について解説する。
4 アジア経済危機の背景と処方箋 1997年に発生したアジア通貨危機を取り上げ、経済危機の発生原因を開発戦略との関連で解説する。
5 開発戦略の新潮流 1990年代に開発途上国で頻発した経済危機の経験を踏まえて、開発経済学や国際開発金融機関の戦略に生じた変化について解説する。
6 開発途上国におけるインフラ整備 経済成長の基盤であるインフラ整備について、プロジェクトファイナンスを含めて解説する。
7 情報通信技術と経済成長 開発途上国でも急速に普及した情報通信ネットワークと経済成長の関係について解説する。
8 世界の人口問題 経済発展を大きく左右する人口問題について、基本用語を含めて解説する。
9 人口を巡る議論とアジア アジアにおいても少子高齢化に直面する国々が現れ、政策対応を求められていることを解説する。
10 日本の人口問題 課題先進国として位置付けられる日本が人口減少問題の克服にどのように取り組んでいるのかを解説する。
11 地方の人口問題 地方自治体による人口問題への取り組みを概観することにより、今後の地域開発戦略のポイントについて解説する。
12 新興国の消費市場 人口動態と密接な関係を持つ消費市場の拡大と構造変化について解説する。
13 履修者による日本の地域開発に関する討論会 履修者が地域開発に関するレポートを作成し、討論をすることにより、授業内容の定着を図る。
14 開発経済学展望 開発経済学が取り組んできたテーマや、課題解決に向けたアプローチの変遷について解説する。

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