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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
環境政策論b(環経学科用)/ECONOMIC THEORY OF ENVIRONMENTAL POLICY(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY
ターム?学期
/Term?Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
水1/Wed 1
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
塩田 尚樹

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
塩田 尚樹 経済学科/ECONOMICS
授業の目的?内容
/Course Objectives
 春学期の「環境政策論a」に引き続き,主として地球温暖化問題を例に挙げながら,公的機関による環境政策の必要性および有効性について検討します.
 この「環境政策論b」においても,オンライン型経済学教育プロジェクト CORE の「メインコンテンツ」であるebook ``The Economy, Economics for a Changing World''のUnit 20 Economics of the environment を使用し,授業形態1「授業資料?課題提示による授業」を実施します.同ebookは,2019年12月時点において,University College Londonなど世界63カ国の310の大学で経済学のテキストとして採用されており,次世代の世界標準として有望視されています.学部の2年生?3年生を主対象とするテキストとしては,質?量ともに相当レベルが高く歯ごたえのある内容となっていますが,この機会にぜひ挑戦してみてください.
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 COVID-19によるキャンパス閉鎖のため,昨年までの私の「環境政策論b」の授業形式および成績評価方法を大きく変更し,上述のとおり,授業形態1「授業資料?課題提示による授業」を実施します.
 COREのウェブサイト https://www.core-econ.org/ に,毎週,各自でアクセスして,私が指定する部分を精読してください.英文を読むのが苦手な人のために,必要に応じて,該当部分の試訳を配布する予定です.
事前?事後学修の内容
/Before After Study
 新聞?テレビ?インターネットなどで環境関連の話題を継続的にチェックする習慣を身につけてください.環境省やJCCCA(全国地球温暖化防止活動推進センター)のウェブサイトは,特におすすすめです.
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
The Economy, Economics for a Changing World.
著者
/Author name
The Core Team
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
https://core-econ.org/the-economy/?lang=en に,アクセスしてください.
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
The Economy, Economics for a Changing World. 2017.
著者
/Author name
The Core Team
出版社
/Publisher
Oxford University Press
ISBN
/ISBN
978-0-19-881024-7
その他(任意)
/other
上述のebookの2017年版を製本したものです.内容の大部分は同じです.サイトにアクセス可能であれば,購入する必要はありません.
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『環境経済学をつかむ』第3版,2016年
著者
/Author name
栗山浩一?馬奈木俊介
出版社/URL
/Publisher
有斐閣
ISBN
/ISBN
2016
その他(任意)
/other
978-4641177246
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
The Instant Economist: everything you need to know about how the economy works, 2012年
著者
/Author name
Taylor, Timothy
出版社/URL
/Publisher
Plume
ISBN
/ISBN
978-0452297524
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
 期末レポート(100%)を実施し,AA,A,B,C,F の 5段階で評価します.評価の目安は以下のとおりです:

AA: 担当教員が課す標準的課題を完全にこなし,その上,発展的課題にも十分に対応した.

A: 担当教員が課す標準的課題を完全にこなし,その上,発展的課題にも対応した.

B: 担当教員が課す標準的課題を完全にこなした.

C: 担当教員が課す標準的課題をある程度こなした.

F: 上記以外.
関連科目
/Related Subjects
 本学で開講されている「環境経済学」?「公共経済学」?「財政学」などを併せて履修すると,相互に理解が深まると思います.強制ではありませんが,履修科目選択の際,参考にしてください.
備考
/Notes
 PorTaIIを使用し,授業関連のすべての連絡を行います.毎週,必ず確認してください.
到達目標
/Learning Goal
環境問題に関する専門知識を習得し、公的機関による政策の必要性?効率性について経済学的に分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 The measurement challenges
環境の価値測定に関する難題
2 Natural capital and green growth 自然環境資本とグリーン経済成長
3 Prices, quantities and green innovation 価格,数量およびグリーンの技術革新
4 Environmental policy and long-term changes in life 環境政策と生活様式の長期的変化
5 Social preferences and sustainability 社会的選好と環境の持続可能性
6 The dynamics of the biosphere 生物圏の状態変化の法則
7 Environmental equilibria 環境均衡
8 Environmental tipping point 環境のしきい値
9 Planetary boundaries 地球の限界
10 Prudential policies 破綻防止政策
11 The tragedy of the commons 共有地の悲劇
12 Unrepresented generations 将来世代の幸福の考慮
13 The polluter pays principle 汚染者負担原則
14 The existence of win-win policies お互いに得をする政策の存在

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