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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
オセアニア経済論a(環経学科用)/OCEANIAN ECONOMY(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
経済学部国際環境経済学科/ECONOMICS ECONOMICS ON SUSTAINABILITY |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
加賀爪 優 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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加賀爪 優 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
この講義では、オセアニアの自然と地理およびその歴史との関係について論じ、今日のオセアニアの政治と経済がこれらの事情に大きく規定されている必然的因果関係について論じる。 オーストラリアは、建国当初は、「羊の背に乗るラッキーカントリー」とか「宗主国イギリスのパン籠」と言われたように、その自然資源の賦存状態を最大限に生かして経済発展を遂げてきた。また、それに規定されて深刻な環境資源問題に直面してきた。 他方、国際市場における一次産品の交易条件が長期的に悪化する中で、その国内産業構造は「ペティの法則」や「コーリンクラークの法則」の例外的状況を呈してきた。その過程で、産業構造と貿易構造が極端に乖離する「2つの顔」を維持してきた。こうした状況の経済的意義と、独特の賃金中央裁定制度が労働市場にもたらした影響、マーケティング?ボードの果たした役割と問題点、州政府と連邦政府の経済運営上の分担関係、環境問題への取組み等について論じていく。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
遠隔授業の形態で「授業資料?課題提示による授業」を実施する。 教科書の内容に加えて、理論面や実証面での背景や展開過程を各論として講義する。 質問等は独協大学のWebメール(k95455@dokkyo.ac.jp )にて受付。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
講義目的?講義概要に記した内容に関連する情報を収集し、予習?復習すること | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
最終講義日に課する期末試験課題の結果(80%)によって評価するが、平常授業における小課題などの実績(20%)も評価対象とする。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
参考文献:授業中に紹介 教科書の購入については著者(独協大学Webメールk95455@dokkyo.ac.jp )に連絡すること |
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到達目標 /Learning Goal |
オセアニア経済に関する専門知識を習得し、現代オセアニア経済の構造等について分析のうえ、解説できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の概要 遠隔授業の形態で「授業資料?課題提示による授業」を実施する。 |
授業全体についての説明 教科書の内容に加えて、理論面や実証面での背景や展開過程を各論として講義する。 |
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2 | オセアニアの自然と地理---距離の暴虐--- | オセアニア地域の自然地理的特徴とその影響 | |
3 | オセアニアの歴史と植民地化 | オセアニアの展開過程と植民地化の歴史 | |
4 | オセアニアの産業構造 |
オーストラリア?ニュージーランドの産業構造の特徴とその規定要因、産業連関分析 | |
5 | 英連邦特恵--「羊の背に乗るラッキーカントリー」 | オーストラリアとニュージーランドの経済発展過程に英連邦特恵の果たした意義 | |
6 | 二つの顔--産業構造と貿易構造における相反する特徴 | オーストラリアおよびニュージーランドの産業構造と貿易構造におけるギャップ | |
7 | ステープル理論とオランダ病 比較生産費説と資源賦存説の豪州への妥当性 |
資源賦存と経済発展の関係に関する一般的議論とオセアニアの事例 | イギリスのEC加盟がオセアニア地域にもたらした影響 |
8 | ホーク労働党政権の功績、 ミドルパワーのベンチャー企業的国家からの脱却 |
ミクロ経済改革、GATTウルグアイラウンド、APEC | |
9 | 中央裁定制度と労働市場 | オーストラリアの労働市場の特殊性と政策的意義 | |
10 | 州政府と連邦政府 | オーストラリアにおける政治体制と産業経済政策 | |
11 | マーケティング?ボードと国家貿易企業 | オーストラリア?ニュージーランドにおけるマーケティング?ボードの歴史的意義と再編過程 | |
12 | 豪州の長期的発展過程における2つの転換点 CMS分析 |
イギリスのEC加盟と日本の高度経済成長 アジア?太平洋地域における豪州の位置づけ |
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13 | 実施しません | 実施しません |
実施しません |
14 | 実施しません | 実施しません | 実施しません |