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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
政治思想史a(18以前)/HISTORY OF POLITICAL THOUGHTS a |
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開講所属 /Course Offered by |
法学部法律学科/LAW LAW |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金3/Fri 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
網谷 壮介 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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網谷 壮介 | 法律学科/LAW |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
政治思想史とは、過去の人々が政治をどのように考えてきたのかを研究する学問である。ただしここで「政治」は、通常よりも広い意味で捉えられ、「複数の人々がともに生きる」ということに関わる営みすべてを指す。そのため、国家や政府だけでなく、人間や社会、経済についても広く見ていくことになるだろう。西欧の過去の思想をひもとき、私たちが今「当たり前」だと思っている政治や社会のあり方を批判的に問いなおす視座の獲得が目指される。 春学期のテーマは「社会契約」である。社会契約とは「国家(社会)は契約によって成立している」という一見奇妙な発想だ。しかしこの考え方は、なぜ国家に服従すべきなのか、政治はどのように行われるべきか、どんな社会が正しい社会なのかといった問題を考える上で、非常に重要なツールとなる。代表的な考え方とその歴史的背景を理解し、自分の言葉で説明できるようになることが目標である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
オンライン学習として、以下を行います。(人数によっては変更可能性あり) ①動画を視聴し、学習内容の要点を確認する。 ②資料?教科書を読み、課題を作成する。 ③金曜日14時30分から30分程度、オンライン会議用アプリZoomを用いて課題について解説し、質問を受け付ける。 ④課題は翌日土曜日24時までにGoogle Classroom上に提出する。 ⑤Google Classroom上に質問受付用、また意見交換用の掲示板を設ける。 詳細は以下のサイトから「受講案内」をDLするか、履修登録後、PortaIIで本授業の「お知らせ」を見てください。いずれにせよ初回授業(5/29)までに熟読し、受講準備を進めてください。 https://sites.google.com/view/sosuke-amitani-com →「獨協?授業関連」 通信機器など受講について不安や疑問がある方は、k19006@dokkyo.ac.jpまで、お気兼ねなくメールで問い合わせてください。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業後、授業中に用いた資料?スライドをもう一度精読し、ノートにまとめること。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
毎回の課題(80パーセント) 期末レポート(20パーセント) |
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関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
PortaIIを通じて、授業方法の変更など、重要な通知を行います。チェックする習慣を付けてください。 通信機器など、受講について不安や疑問がある方は、k19006@dokkyo.ac.jpまで、お気兼ねなくメールで問い合わせてください。 |
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到達目標 /Learning Goal |
政治思想史の概括とその根幹となる主な諸思想の特徴、および、重要な概念や制度を正確に解釈し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 政治思想史とは何か | 政治学の一分野として政治思想史が何を研究する、どのような学問かを理解する。 | |
2 | 古代?中世の社会観 | アリストテレスのゾーン?ポリティコンの議論、キリスト教における国家論、特に聖俗両剣論を理解する。 | |
3 | 宗教内戦とイングランドの内乱 | 宗教戦争期のヨーロッパ社会を背景に、王権神授説とモナルコマキの議論を説明できるようにする。 | |
4 | ホッブズと『リヴァイアサン』 | ホッブズの『リヴァイアサン』の全体構造を踏まえ、自然状態から主権国家が契約によって設立される過程を論理的に説明できるようにする。 | |
5 | ホッブズとその文脈 | ホッブズの主権論が、イングランドの内乱前後で発生していた論争に深く関係するということを理解する。 | |
6 | プーフェンドルフのホッブズ批判 | グロティウスの継承者であるドイツの法学者プーフェンドルフのホッブズ批判の要点を理解する。 | |
7 | ロックと名誉革命 | 名誉革命期の政治的論争を背景に、ロックの契約論を理解する。ホッブズ、プーフェンドルフと比較し、自然権と主権の議論にいかに差が生じているかを説明できるようにする。 | |
8 | ヒュームの社会契約批判 | ヒュームのテクストを精読し、その社会契約論批判の要点を理解し、説明できるようにする。 | |
9 | ルソーと『社会契約論』 | ルソーの社会契約論を理解する。特に、『人間不平等起源論』における自然状態論、主権論、一般意志論について、説明できるようにする。 | |
10 | カントの道徳?政治哲学 | ルソーを引き継いで、道徳哲学?政治哲学を理性の観点から構築したカントの議論を理解する。 | |
11 | カントの国家論とフランス革命 | フランス革命後、社会契約論を理性の理念として、正義の基準に据えたカントの国家論を理解する。 | |
12 | 総括?レポート課題の説明 | 初期近代の政治思想として重要な位置を占める社会契約論の全体の流れを振り返るとともに、どのようなレポートを書けばいいのか、形式?内容面を理解する。 | |
13 | 実施しない | 実施しない | |
14 | 実施しない | 実施しない |