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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
国際知的財産権法/INTERNATIONAL INTELLECTUAL PROPERTY LAW
開講所属
/Course Offered by
法学部国際関係法学科/LAW INTERNATIONAL LEGAL STUDIES
ターム?学期
/Term?Semester
2020年度/2020 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木3/Thu 3
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
張 睿暎/CHANG Ye Young

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
張 睿暎/CHANG Ye Young 法律学科/LAW
授業の目的?内容
/Course Objectives
 知的財産権法分野の国際条約に関する基礎的な知識を身につけ、この分野の国際秩序とそれに伴う諸問題を理解することを目的とする。具体的には、まず、工業所有権に関するパリ条約、著作権に関するベルヌ条約の2大条約を中心に、WIPO(世界知的所有権機関)が所管する条約を学んでいく。次に、TRIPs 協定をWIPO 所管条約と比較しつつ、その成立過程と内容について理解していく。最後に、同協定による知的財産権の保護水準の上昇が発展途上国にもたらした諸問題や国際社会によるその解決への歩みを理解する。
国際的な知的財産権制度に関する講義であるため、日本法に関する解説はしない。「知的財産権法a/b」および「法律学特講(初めての著作権法)/(著作権法の諸問題)」も合わせて受講すると、より理解が深まる。
初回の授業ガイダンスには講義の詳細な進め方に関する重要告知があるので、必ず出席すること。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
(1)本講義は、2020年10月8日?2021年1月21日の間、毎週木曜日3時限(13:35?15:15)に、Zoomを利用したライブ講義&質疑応答で行われます。お使いのPCやスマホにZoomアプリを予めインストールしてください。教員が招待しますので、Zoomアカウントの登録は不要です。なお、通信量を減らすために、ビデオは出席確認など最小限にとどめ、基本は「講義スライド画面共有+音声」を利用する予定です。
(2)本講義は、教育支援サービス「manaba」を利用して、配布資料およびテスト管理をします。毎回授業時間内で、確認quiz(短答式、所要時間5分?10分ほど)を行い、また授業内時間で中間テスト及び期末テスト(記述式、所要時間1時間ほど)を行います。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
初回ガイダンスで配布した授業計画に沿って、授業で扱う範囲の教科書を予習(2時間)し、授業後は、重要概念や裁判例を復習する自宅学習(2時間)が求められます。
?講義資料は、「manaba」に講義前日まで配布しますので、教科書とともに予習してください。
?毎回講義の最後に行う確認quizを復習に活用してください。
?その他、講義内容に関する質問を受けるチャンネルも多数設けています。詳細は第1回目ガイダンス資料を確認してください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
知的財産関係条約
著者
/Author name
茶園成樹
出版社
/Publisher
有斐閣, 2015
ISBN
/ISBN
978-4641144835
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
パリ条約、ベルヌ条約、TRIPs協定が掲載されている条約集、ウェブ印刷も可
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
講義内容確認quiz10回分、中間テスト、最終テストを合わせて評価します。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
詳細な内容は、履修者限定の「manaba」に告知します。第1回目講義(10/8)の前日(10/7)までに必ず「manaba」で配布資料とZoomの講義urlを確認してください。
到達目標
/Learning Goal
知的財産権分野の諸条約に関する基礎的知識のうえに、国際知的財産権法の現代的課題を正確に理解し、個別の事象について見解を示すことができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 国際知的財産権法の概観1 授業のガイダンス、国際法と国内法
2 国際知的財産権法の概観2 知的財産権法の仕組み、知的財産の通商問題化
3 工業所有権の保護に関するパリ条約1 パリ条約の概観、基本原則
4 工業所有権の保護に関するパリ条約2 パリ条約の規定
5 著作権に関するベルヌ条約1 ベルヌ条約の概観、基本原則
6 著作権に関するベルヌ条約2 ベルヌ条約の規定
7 TRIPs協定1 その他の著作権関係条約、WTO/TRIPs協定制定の経緯
8 TRIPs協定2 TRIPs協定の概観、基本原則
9 TRIPs協定3 TRIPs協定の規定
10 国際知的財産政策 国際知的財産政策と国際ルールづくり
11 国際登録システム1 国際登録システムの発展、特許に関するPCTシステム
12 国際登録システム2 商標に関するマドリッドシステム、意匠に関するハーグシステム
13 国際知的財産権の現代的問題 著作権及び商標のデジタル化への対応問題、特許と医薬品アクセスをめぐる問題
14 総括 総括、質問への回答と復習

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