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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
図書館制度?経営論/LIBRARY SYSTEMS AND MANAGEMENT OF LIBRARY |
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開講所属 /Course Offered by |
大学免許/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木5/Thu 5 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 靖代 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井上 靖代 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
資料管理運営から財政管理や人事管理、スタッフ教育、さらに自己継続教育といった内容について把握し、実施のための戦略的計画や積極的な図書館活動のためのプロモ-ション、資金獲得のための政治的手腕などを、企業の経営管理運営理論を参考にして、実際の公共図書館の例をケース?スタディ(事例研究)として議論しながら、現状の把握と問題点、さらにどのような戦略的活動が求められているのかを学ぶ。 | ||||||||||
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
前半部分は講義であり、「図書館概論」で学習した内容をおさえながら現状、実例、そして課題(議論点など)を確認していく。また、受講生同士での議論などが中心となる。したがって、欠席するとグループでの授業参加ができなくなるので注意が必要。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
新聞や雑誌て?報道される図書館に関連する事例を読んて?おく。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
授業参加及ひ?議論35%、チーム課題35% 個人課題(①、⑤)30% チーム課題は連名で作成し、それぞれ提出します。ですので、同じチームで話しあい、プレゼンし、課題を作成したなら、同じ内容になるはずです。課題の最後に個人としての考えや意見を必ずくわえたうえで、提出してください。 個人課題は各自で、分析し、考察し、情報源(引用?参考)を加えて、提出してください。 教育実習?介護体験は実習についての情報をお知らせください。そのあいだ、チームでの議論などに参加できませんので、ひとりで課題をまとめ実習後速やかに提出してください。それ以外は個人での自己管理範囲とします。 |
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関連科目 /Related Subjects |
「図書館概論」「図書館サービス論」 ほかに企業経営に関する科目や、人事管理に関する科目、行政政策論や行政法に関する科目なども参考になります。法学部?経済学部の受講生はこれらの科目を合わせて受講するとよいでしょう。 |
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備考 /Notes |
参考文献:授業中に配布。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
公共図書館や学校図書館など、各種図書館の制度?経営に関する知識?技能を習得し、公共図書館の事業計画を策定?評価できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 図書館の意義 情報社会と図書館の情報戦略 | 図書館経営の現状 直営、委託、企業による民営化、NPOによる運営、PFI、ほか |
公的セクターにはどのような機関があるのか調べておく。 |
2 | 企業や公的セクターの経営理論 (個人課題①) | 企業の経営と図書館経営 | 直営?委託、企業による図書館運営、NPOによる図書館運営それぞれの実例を調べてください。その運営の実態を説明し、メリットとデメリットをあげてください |
3 | 図書館法 図書館関連法規 図書館法/図書館関連法群と政策、図書館経営の実態、図書館政策の動向 |
法令データ提供システムなどを利用して、図書館に関連する法律?規則?通達などにどのようなものがあるか確認。 |
法令データ提供システムで図書館関連の法律群を調べておく。さらに、「図書館の設置及び運営上の望ましい基準(平成24年12月19日文部科学省告示第172号)」文部科学省を読んでおく。 |
4 | (演習1;事例研究)公共機関?施設の経営 (⇒受講者同士の議論) |
公共図書館の「図書館条例」(図書館設置条例、図書館運営条例など)を調べ、「図書館法」「望ましい基準」「図書館の自由に関する宣言」などとの関連?影響などがあるかどうかについて確認。 | いろいろな公共図書館の図書館条例等をWeb上で調べておくこと。チームにわかれ、内容を検討し、まとめる。 |
5 | (演習1;事例研究)制度設計及び政策 (⇒口頭発表、チーム課題②) | 前回から議論し、まとめた内容を発表 | チームごとに調査し、議論した内容についてプレゼンしてもらう。 |
6 | 図書館の組織?職員、図書館の管理形態の多様化(演習2;事例研究 次週に向けての準備) | 「会計年度職員」など図書館職員の雇用形態や職種などの現状と課題を把握する。 | 新聞?雑誌記事で図書館職員に関する事例を探して読んでおく。 |
7 | (演習2;事例研究)図書館の組織?職員 (⇒受講者同士の議論) | チームにわかれ、図書館職員をめぐる現状と課題、問題となった事例などについて話しあう。 | 新聞?雑誌記事で図書館職員に関する事例を探しておく。 |
8 | (演習2;事例研究)図書館の組織?職員 (⇒口頭発表、チーム課題③) | 調査し、まとめた内容を発表 | チームごとにわかれ、議論しまとめた内容をプレゼンする。 |
9 | 図書館サービス計画と評価 (演習3;事例研究 次週にむけての準備) | 都道府県立図書館を中心として、短期?長期の事業計画を策定し、自己評価?他者評価をおこなっています。事業計画の例をあげ、検討。 | 図書館の評価方法について調べておく。評価項目の参考として、国際的な図書館パフォーマンス評価 日本工業規格JIS X 0812:2012(図書館パフォーマンス指標2014)などがある。 |
10 | (演習3;事例研究)図書館業務?サービス調査と評価 (⇒受講者同士の議論) | 県立図書館を2館選び、その経営方針を調べ比較してください。さらに、それぞれの自己評価?他者評価などを分析し、妥当かどうかをチームで話しあう。 | 「日本の図書館」「図書館年鑑」さらにそれぞれの図書館の基礎データを調査し、サービス評価をおこなうので、あらかじめ県立図書館のデータを調査しておくこと。 |
11 | (演習3;事例研究)図書館業務?サービス調査と評価 (⇒口頭発表、チーム課題④) | チームでの意見をまとめて発表 | 「日本の図書館」「図書館年鑑」さらにそれぞれの図書館の基礎データを調査し、サービス評価をおこなうので、あらかじめ県立図書館のデータを調査しておくこと。 |
12 | (演習4;事例研究)図書館の運営を考える -市町村立図書館の場合- | 公共図書館運営の理想的な状況は何か。達成するためには何が必要かを考え、話しあう | 市町村立図書館の運営?経営のパターンを調査し、利点と問題点?課題を整理する。 |
13 | (演習4;事例研究)図書館の運営を考える-市町村立図書館の場合- | 公共図書館運営の理想的な状況は何か。達成するためには何が必要かを考え、話しあう。 | チームで話し合う。自分の意見をいれて各自の課題報告とする。 |
14 | (演習4;事例研究)図書館の運営を考える-市町村立図書館の場合-(⇒口頭発表、個人課題⑤) | チームで話し合い、検討した内容について口頭発表する。自分のグループと他のグループのプレゼンを聴いたうえで、個人として公共図書館の運営?経営について分析した内容を最終個人課題とする。 | 最終個人課題 |