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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
経済学史a(教職)/HISTORY OF ECONOMICS(A) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学免許/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月2/Mon 2 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
黒木 亮 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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黒木 亮 | 経済学科/ECONOMICS |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
<講義の目的> 本講義の目的は、経済学の形成過程を追体験し、経済理論への理解を深めてゆくための手がかりとして、経済学者が実際に取り組んだ問題や社会的背景、時代的文脈を考察することにある。 <講義の概要> 近代自由主義社会の確立を基礎づけた17世紀の経済思想から19世紀末の経済思想までを通覧する。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
<授業の方法> 毎回教科書の該当箇所を指定し、その精読(インプット)とポイントの把握(論点整理)、そしてその記述(アウトプット)を求める。 それらの成果や疑問点を確認するため、毎回 PortaⅡを通じて小レポートの提出を求める。 この小レポートを通じた理解度の確認と共に、Webメールを通じた質疑応答も適宜行う予定である。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
<予習と復習の範囲> 授業回のポイントや次回の講義概要の予告等を通じ、教科書の該当箇所などの参照を促し、復習や予習、発展的な自学自習へ誘う。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
毎回の小レポートと学期末のレポート、学習の成果を示すそれら出来具合に基づいて評価する。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
経済学、ミクロ経済学、マクロ経済学 | ||||||||||
備考 /Notes |
テキストが物足りなく感じる場合は、参考文献を併読して下さい(なお、例年の講義形式の授業で用いているテキストは、「参考文献2」になります)。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
経済学の形成過程を追体験することで経済理論への理解を深め、経済学者が実際に取り組んだ問題や社会的背景、時代的文脈について分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 経済学史とはどのような学問か | 現代の経済学と経済学史の関係 |
2 | 経済学誕生前夜 | 道徳哲学者スミスと宮廷医ケネー | スミスの『道徳感情論』のポイント |
3 | フランソワ?ケネー | 人類最初のエコノミストである重農学派の思想 | フィジオクラシーないし自由放任主義と「経済表」 |
4 | アダム?スミス | 経済学の出発点ともいえるスミスの分業論と自然価格論 | 構成価格理論や自然価格理論 |
5 | 「見えざる手」の独り歩き | 『国富論』における「見えざる手」をめぐる正確な理解や誤解 | 「見えざる手」の真相 |
6 | 古典派経済学の形成 | 「穀物法」論争に代表されるマルサスとリカードの対立点と共通点 | 「穀物法」論争 |
7 | マルサス | 「人口の原理」の解説を通じ、市場社会における貧困問題の本源の一つに迫る | 「人口の原理」 |
8 | リカード | 投下労働価値説や比較優位説など、自由主義の経済思想や古典派経済学の骨格の概説 | 投下労働価値説、差額地代論、賃金利潤層反論、比較優位説 |
9 | J. S.ミル | 功利主義や古典派経済学を批判的に統合した自由主義思想家独自の経済学 | 生産論と分配論の峻別、「定常状態」の肯定的解釈 |
10 | マルクス | 「労働の疎外」の概念、経済学や資本主義への批判的な眼差しの今日的意義を考える |
「労働の疎外」、経済学批判 |
11 | マルクス経済学 | 「搾取」?「利潤」および「恐慌」論の紹介 | 搾取論、史的唯物論、階級闘争論 |
12 | まとめ | 現代経済学との違いやそこへの橋渡し | 新古典派経済学やケインズ経済学の概説 |
13 | 実施しません | 実施しません | 実施しません |
14 | 実施しません | 実施しません | 実施しません |