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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
社会学概説Ⅱ(経済学科?経営学科用)/INTRODUCTION TO SOCIOLOGY II |
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開講所属 /Course Offered by |
大学免許/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金4/Fri 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
前島 賢土 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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前島 賢土 | 経営学科/MANAGEMENT |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
経営社会学は経営に関する社会学であり、社会学の一部門である。 本講義では、ホワイトカラー犯罪や働きすぎといった経営における病理の分析を通して、将来社会人となるべき学生が、地方や海外のように社会的背景や文化的背景の異なる場所でもその能力を十分に発揮して、働くことができるようにするために、経営を社会学的に考察できるようにする。 ホワイトカラー犯罪や働きすぎといった経営における病理の分析を通して、学生が経営に関する社会学の概念や理論を自分のものとする。ホワイトカラー犯罪や働きすぎといった経営における病理の分析を通して、学生が身につけた経営に関する社会学の概念や理論を用いて、経営を社会学的に考察できるようにする。 なお、ホワイトカラー犯罪は職務犯罪と組織体犯罪との二つに分かれる。職務犯罪とは、合法的な職業についている人物が、個人的な利益を目的としてその職業上犯す犯罪である。組織体犯罪とは、合法的な職業についている人物が、組織の利益を目的としてその職業上行う行為から構成される、合法的な組織を主体とする合法的な組織自体の犯罪である。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
遠隔授業。課題配信型。レポート、ならびに小レポートを課します。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各回の授業内容に関連するテキストの該当箇所を事前に読んでおく。授業後は、テキストと講義ノートを繰り返し読解する。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
レポート(100%)。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
春学期の経営社会学aを履修し、経営社会学に関する基礎的知識を有することが望ましい。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
社会学の学説をふまえて、近代社会が抱える問題や、多文化の共生を視野に入れながら、現代の日本社会が直面する課題について分析し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業全体についての説明と「経営社会学」に関する説明を行う。 | |
2 | ホワイトカラー犯罪とは | 日本のホワイトカラー犯罪を研究する目的、ホワイトカラー犯罪の定義、日本におけるホワイトカラー犯罪の社会学的研究について理解する。 | |
3 | 大手都市銀行行員の職務犯罪 | 事件のあらまし、大手都市銀行行員の職務犯罪における正当化、銀行業界の業界イデオロギー、大手都市銀行行員の職務犯罪における機会について理解する。 | |
4 | 大手証券会社社員の職務犯罪 | 裁判の傍聴記録と事件のあらまし、大手証券会社社員の職務犯罪における正当化、証券業界の業界イデオロギー、大手証券会社社員の職務犯罪における機会について理解する。 | |
5 | 大手製紙会社会長の職務犯罪 | 事件のあらまし、大手製紙会社会長の職務犯罪における正当化、大手製紙会社のイデオロギー、創業家による大手製紙会社の支配、大手製紙会社会長の職務犯罪における機会、ワンマン主義と意志について理解する。 | |
6 | オリンパスの組織体犯罪 | 事件のあらまし、オリンパスの組織体犯罪における正当化、現代資本主義社会のイデオロギー、「会社それ自体」が物象化された経済について理解する。 | |
7 | 東芝の不正会計 | 事件のあらまし、東芝の経営指示、東芝のイデオロギー、グローバル資本主義について理解する。 | |
8 | 日本大学アメリカンフットボール部悪質タックル事件 | 事件のあらまし、日本大学アメリカンフットボール部悪質タックル事件における正当化、日本大学アメリカンフットボール部のイデオロギー、監督の大学内における絶大な権力、独裁主義や勝利至上主義と意志を理解する。 | |
9 | 正当化 | 社会学における正当化の研究、ホワイトカラー犯罪における正当化の研究、 正当化の定義について理解する。 | |
10 | イデオロギー | マルクスのイデオロギー論、エンゲルスのイデオロギー論、マンハイムのイデオロギー論、アルチュセールのイデオロギー論、イーグルトンのイデオロギー論、イデオロギーの定義、正当化とイデオロギーについて理解する | |
11 | ホワイトカラー犯罪の分析のまとめと対策 | これまでのホワイトカラー犯罪の分析を振り返り、まとめを行う。また、まとめを受けて、ホワイトカラー犯罪への対策を考察する。 | |
12 | 住宅会社社員の働きすぎ | 働きすぎの定義、住宅会社社員のプロフィールと働きすぎ、働きすぎの住宅会社社員の働く動機、働きすぎの住宅会社社員の働く動機のよりどころである住宅業界の業界イデオロギーについて理解する。 | |
13 | 銀行員の働きすぎ | 働きすぎの定義、銀行員のプロフィールと働きすぎ、働きすぎの銀行員の働く動機、働きすぎの銀行員の働く動機のよりどころである銀行業界の業界イデオロギーについて理解する。 | |
14 | まとめ | これまでの授業全体を振り返り、まとめを行う。 |