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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
ことばと思想2(書き言葉の問題)/LANGUAGE AND THOUGHT2(SPECIAL TOPICS ON WRITTEN LANGUAGE)
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
佐藤 毅

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
佐藤 毅 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
文章は読み手を意識して、初めて成立する。文章作法の基本から応用までが、手紙(メールも含む)作成に凝縮されているので、実際に作成しながら問題点及び留意事項を確認する。SNSの進歩はその簡便性から一般化されてきた。その簡便性ゆえに日本語の持つ叙情性や心配りが失われつつある。本講義では、暗号のようなメールのやり取りから抜け出して、心を打つ手紙をトレーニングする。また、心を打つ文章とはどのようなものかを意識的に考える。

手紙文の定型。先人の書簡の分析、鑑賞。手紙を重要なアイテムとした小説の鑑賞。美しいメール作法
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
文章作成に関わる基本的な留意事項の確認から上級者コースまでを講義形式あるいはEラーニング形式で授業を進め、手紙文の作成へととりかかる。事項の挨拶の重要性など基本的な手紙文の作成を周知した後、記憶に残る恩師に向けて具体的な手紙文の作成をする。添削指導の後、読み手を意識する文章作成の問題を再度確認する。メール作成の留意事項を講義した後、具体的に教員(担当者)宛にメールを発信し、添削指導を受ける。また、文章の達人である多くの作家達の手紙文を読みながら、模倣する。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
課題出題→課題提出→添削指導→完成のサイクルをもって、事前事後学修をする
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
課題及び添削指導50%。定期レポート50%。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
テキスト?参考文献:その都度紹介する
到達目標
/Learning Goal
ことばと思想に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス コミュニケーションの本義 文章によるコミュニケーションの難しさを改めて実感するための導入の講義。 日本人だから誰しも文章作成はできるという考えから脱却する。
2 文章によるコミュニケーション 文章作成の基本的な留意事項の確認 句読点の約束事、誤読させる要因などを再度確認する。
3 ポジティブ言語とネガティブ言語 ネガティブ言語をポジティブ言語に変換する思考力の転換を講義する。 自分の思考パターンの中にネガティブ言語をポジティブ言語に変換する習慣を付けるよう考える。
4 手紙文の約束①拝啓―時候の挨拶 手紙文に於ける事項の挨拶をネット等で学習した後、独自の事項の挨拶の作成②取りかかる。 プリント学習なので何度も予習、復習する。
5 手紙文の約束②本文―敬具―(追伸)まで 手紙文の作成の手順と約束事を講義する。 プリント学習なので何度も予習、復習する
6 時候の挨拶と季節感 1月~12月 実際の時候の挨拶文を見ながら独自の時候の挨拶の完成へとつなげる。 プリント学習なので何度も予習、復習する
7 著名人の手紙鑑賞、解説①ポジティブ 名だたる作家達の手紙文を鑑賞しながら手紙文に込められた作家の感情を読み解いていく。 プリント学習なので何度も予習、復習する
8 著名人の手紙鑑賞、解説②ネガティブ 手紙文に込められた作家の感情を読み解いていく。 プリント学習なので何度も予習、復習する
9 著名人の手紙鑑賞、解説③時候の挨拶 手紙文に込められた作家の感情を読み解いていく。 プリント学習なので何度も予習、復習する
10 手紙を題材にした小説の鑑賞重松清「卒業」 追伸の果たす役割を重松清の「卒業」を朗読して伝える。 プリント学習なので何度も予習、復習する
11 手紙文添削指導①誤字脱字,誤用 実際に忘れられない恩師に手紙を書いてみる。添削指導 文章作成の手順に従って実際に手紙を書いてみる。
12 手紙文添削指導②内容 実際に忘れられない恩師に手紙を書いてみる。添削指導 文章作成の手順に従って実際に手紙を書いてみる
13 メール作成の出し方、メール作成の問題点メール文添削指導 メールに関しての約束事、タブーを確認した後、授業の感想を授業担当者に発信する。プリントアウトしたものに添削指導して返却 添削指導で朱の入ったところを修正し、再度作成する。
14 まとめ(総集編) 文章作成は一朝一夕で完成するものでないことを改めて実感してもらい、日々の研鑽を意識する

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