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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23 |
開講科目名 /Course |
歴史と文化1(中国史a)/HISTORY AND CULTURE1(CHINESE HISTORY (A)) |
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開講所属 /Course Offered by |
大学全カリ総合科目/ |
ターム?学期 /Term?Semester |
2020年度/2020 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木4/Thu 4 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
張 士陽 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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張 士陽 | 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
現代中国をより深く理解するために、その原型が形成された18世紀の中国について学ぶ。 18世紀の中国は清朝の統治下で盛世の時代を迎える。版図は歴代王朝の中で最大となり、経済は発展し、人口も1億人から3億人となる。授業では王朝支配の体制、国際関係、広域経済の形成、多民族統治、法と裁判、警察?徴税から見た地方行政、地域エリートの活動などについて講義する。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式。適宜、受講生に質問する場合もある。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
テキストの指定箇所を事前に読むこと。復習として配布したレジュメ?史料を読み返すこと。また授業時に紹介した関連文献を図書館などで探し読むこと。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
期末試験(80%):授業内容に基づいた期末試験を行い、18世紀の中国社会に関する理解度を評価する。平常点(20%):コメントペーパーによる。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
参考文献:授業時に指示する。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
歴史と文化に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 講義の概要 | 講義の概要について説明します。 | |
2 | 皇帝支配 | 清朝の皇帝による中央集権的支配について述べる。 | |
3 | 科挙と地方統治 | 科挙による高級官僚登用の仕組みと官僚による地方統治のついて述べる。 | |
4 | 税制改革と財政 | 18世紀前半の税制改革と清朝の財政構造について述べる。 | |
5 | 国際関係と冊封朝貢体制 | 清朝皇帝を世界の中心とみなす国際関係について述べる。 | |
6 | 銀両?銅銭通貨と広域経済の形成。 | 清朝の基軸通貨たる銀両?銅銭の関係と広域経済圏の形成について述べる。 | |
7 | 多民族統治の実態 | モンゴル族?チベット族?ウイグル族に対する統治政策とその実態について述べる。 | |
8 | 映像資料の視聴 | 講義関連の映像資料を視聴する。 | |
9 | 法制度 | 清朝の基本法典『大清律例』について述べる。 | |
10 | 裁判の実態と情理 | 清朝の裁判制度とその実態について述べる。 | |
11 | 犯罪と警察制度の展開 | 18世紀に急増した犯罪に対して整備された警察制度の展開について述べる。 | |
12 | 徴税と地方行政 | 地方行政における徴税の実態について述べる。 | |
13 | 地域エリートと地方社会 | 郷紳と呼ばれた地域エリートの地域社会における活動について述べる。 | |
14 | まとめ | 講義のまとめ |