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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
自然?環境?人間2(社会のなかの化学物質a)/NATURE,ENVIRONMENT AND HUMANITY2(CHEMISTRY AND SOCIETY(A))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木4/Thu 4
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
内田 正夫

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
内田 正夫 言語文化学科/INTERDISCIPLINARY STUDIES
授業の目的?内容
/Course Objectives
私たちの日常生活は化学物質に取り囲まれています。金属やプラスチックなどの材料、燃料、衣料や食品等々、工業的に生産されている化学物質だけでも十万種類。それどころか、私たちの身体を作っている生体物質そのものやそれらの働きも、化学の力で理解が進んでいます。 これら化学物質は私たちの生活を豊かで安全なものにすると同時に、不適切な利用の拡大によっては私たちの身に危険を及ぼしかねません。
いわゆる「理系」「文系」の境もなく、私たちの身の回りの物質の特性やそれらの利用を理解することは、現代社会を生きる私たちに必須の教養です。この授業では、これらさまざまな化学物質がどんな特徴を持つモノたちであり、どのように生産流通され、どんなふうに働いているかを学びます。その理解を基礎として、現代の社会生活をみずからの判断力に基づいて自覚的に築く力を養ってもらいたいと考えます。
なお、受講に当たって、高校理科で化学を履修していなくても心配いりません。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業はPorTaⅡと遠隔授業システム(WebexまたはZoom)を利用した講義形式。各自で下記参考文献等を読んでください。講義は授業計画の各事項について解説を進めます。併せて、化学物質や科学の方法にかかわる科学エッセイを読み、討論を行う。講義の資料や画像をPDF形式のファイルでPorTaⅡから提示します。時間割どおり(木)第4時限に遠隔授業システムを利用して講義をリアルタイム送信するので、それを聴講してください。下に掲げた参考文献とPorTaⅡを利用しての自己学習と課題提出を最小限の条件とし、遠隔授業システムのリアルタイム授業はオプションとしますが、内容的にはこちらが主体となりますので、できるだけこれも受講してください。このシステムでの遠隔授業は初めてのことですので、受講生とやり取りしつつ試行していきます。各自のカメラ?マイク付きパソコン(タブレットでも可)とインターネット接続が必須となります。初回の授業以前に必ずPorTaⅡのこの科目のページとWebメールをチェックしてください。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
科学エッセイについて意見交換のため、指定された資料をあらかじめ各自で読んでください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキストなし 必要に応じてプリントを配布する
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
『新しい 物質の科学:身のまわりを化学する 改訂2版』
著者
/Author name
鈴木孝弘著
出版社/URL
/Publisher
オーム社
ISBN
/ISBN
978-4-274-21614-5
その他(任意)
/other
2018
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
『化学物語25講:生きるために大切な化学の知識』
著者
/Author name
芝哲夫著
出版社/URL
/Publisher
化学同人
ISBN
/ISBN
978-4759807769
その他(任意)
/other
1997
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
レポート(50%) 学期半ばにレポートを1回課す。課題は授業の内容を前提としてそれを発展させて各自調査すること。具体的には授業の中で指示する。
授業中の提出物(50%) 講義内容または科学エッセイについての考察を授業中に課す。リアルタイム授業システムを利用できない受講生はPorTaⅡから提出。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
自然、環境、人間に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民としてふさわしい実践的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 イントロダクション 授業の進め方(オンライン授業機器の調整)、金属材料① 青銅器文明から発電機まで
2 金属材料② 現代注目の金属材料 レアメタル
3 酸アルカリ工業① 硫酸とソーダから始まった近代化学工業
4 酸アルカリ工業② 最初の工場公害 acid rain 科学エッセイ①
5 アンモニア合成の光と影① 20世紀の人口増加を支えた窒素肥料
6 アンモニア合成の光と影② 硝酸:火薬の原料 科学エッセイ②
7 生物化学兵器 塩素ガスからサリンまで 炭疽菌 禁止条約
8 農薬の光と影① DDTの開発 『沈黙の春』
9 農薬の光と影② 有機リン 生物農薬 総合防除 科学エッセイ③
10 鉛の光と影 古代ローマの汎用金属 バッテリとアンチノック剤
11 プラスチックの時代① 塩化ビニル ポリエチレン 合成繊維 科学エッセイ④
12 プラスチックの時代② 高機能プラスチック プラスチック汚染
13 課題学習 課題学習
14 課題学習 課題学習

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