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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2020/09/23 現在/As of 2020/09/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
歴史と文化1(ドイツ語圏のメディア文化a)/HISTORY AND CULTURE1(MEDIA CULTURE IN GERMAN SPEAKING REGIONS (A))
開講所属
/Course Offered by
大学全カリ総合科目/
ターム?学期
/Term?Semester
2020年度/2020 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
火3/Tue 3
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
常石 史子

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
常石 史子 ドイツ語学科/GERMAN
授業の目的?内容
/Course Objectives
<目的> 
 映画というひとつのメディアの歴史を深く掘り下げることを通じて、メディアそのものがもつ構造や機能に意識を向け、メディアから受け取る情報を批判的に検討する姿勢を養うこと。
<内容> 
「メディア文化」とは 、メディアを通じて広く流通する多様なジャンルにわたる文化の総称です。本講義はその中で映画を中心に据え、演劇、写真、出版、美術といった他の分野と対比しつつ歴史的に考察します。
春学期は、映画の誕生から革新の時期(19世紀末から1930年頃まで)を扱います。ドイツおよびオーストリアの映画が、技術的にも美学的にも世界の映画史を牽引していた時期です。動く映像というまったく新しいメディアを手にした人々が、これをもってどのような表現が可能なのかを貪欲に模索し、次々に生み出していった新しい技術や表現技法について考察します。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
春学期はリアルタイム?双方向のオンラインで行います。講義形式ではありますが、チャットやアンケートツールを活用しながら、できる限り双方向の授業を行いたいと考えています。
講義はPowerPointで資料を提示しながら行います。映像資料を多用しますので、受講者の接続環境などを考慮し、部分的にオンデマンド型のビデオ配信を併用する可能性があります。
接続先のリンクはPorTaIIの掲示およびメール送信により開講前日までに周知します。
春学期、秋学期通して聴講することを前提に構成されています。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前学修:各回の授業の最後に、次回のために読んでおくべき文献や見ておくべき映像を指示します。
事後学修:授業レポートを授業日の翌日中にPorTaIIにアップしてください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
随時PDFの形で配布します。
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」精読
著者
/Author name
多木浩二
出版社/URL
/Publisher
岩波現代文庫
ISBN
/ISBN
ISBN-10: 4006000197, ISBN-13: 978-4006000196
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
期限内の授業レポート提出をもって出席とみなします。
平常点50%、期末レポート50%。
3分の2以上の出席を評価の前提とします。
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
到達目標
/Learning Goal
歴史と文化に関する学問分野について、副題に示したテーマをもとに、21世紀型市民にふさわしい概括的な知識を習得し、今後の複雑な国内および国際情勢に対処していく方法について、論理的かつ創造的思考を持って対応できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス
オンライン授業に用いるソフトウェアの運用トレーニングを行う。講義の概要、進め方、評価方法などを把握する。
2 映画というメディア 映画というメディアが拠って立つ物質的な基礎と、その複製芸術としての性格について理解する。
3 ドイツ語圏の映画の黎明期 映画の発明者のうちに数えられるスクラダノウスキー兄弟、黎明期の映画技術の革新に寄与したオスカー?メスターらの功績について理解する。
4 帝政時代のオーストリアと第一次世界大戦 帝政時代のオーストリア映画の国際的な成功と、第一次世界大戦において映画が担った機能について理解する。
5 第一次世界大戦後の映画産業 第一次世界大戦後の激しいインフレ下で、映画産業がごく一時的に謳歌した活況について理解する。
6 表現主義 演劇から移入され、映画において発展を遂げた表現主義について理解する。
7 無字幕映画 純粋な映像表現を追い求めるために文字を排除した無字幕映画について理解する。
8 新即物主義以降 表現主義への批判として美術の分野で出現した新即物主義の概念と、その映画への援用について理解する。
9 映画と音 映画に音をつけるためのさまざまな試みについて理解する。
10 ドイツ語圏のジャポニスム映画 日独国際合作『武士道』(1925)を中心に、ジャポニスムの影響が濃厚な数々の日本関連映画について理解する。
11 ユダヤ人の映画 ユダヤ人を主題として、あるいはユダヤ人によって製作された映画群について理解する。
12 まとめ 質疑応答やディスカッションを通じて内容の理解を深め、期末レポート作成のための準備とする。
13 ※実施しません ※実施しません
14 ※実施しません ※実施しません

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