シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
交流文化論(ツーリズム文化論)/STUDIES IN TOURISM AND TRANSNATIONAL |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部/FOREIGN LANGUAGES |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
火3/Tue 3 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
鈴木 涼太郎 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
鈴木 涼太郎 | 交流文化学科/TOURISM AND TRANSNATIONAL STUDIES |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
人間の地球規模での移動の一形態であるツーリズムは、必然的にそれに付随した「モノ」の移動をともなう。本講義では、ツーリズムに関連したモノの移動の代表例として観光みやげを取り上げ考察する。おみやげという身近な存在を通じて、グローバルな人とモノの移動と文化をめぐる動態について考える視野を身につけることを目標とする。 | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義では、まず日本における観光みやげの成立やその生産や流通、販売にかかわる産業の現状について紹介し、次にみやげもの存在を規定するいくつかの論理について概説する。その上で、ツーリズムを介したみやげというモノの移動が、文化の消費、移転、生産にいかにかかわっているのかについて具体的な事例をあげながら考察する。基本的に対面講義を行い、その内容についてはZOOMを利用して配信?録画され、登校が困難な者に対し一定期間提供される。ただしオンデマンドを前提とした授業ではないので、録画の編集は行わず、録画の視聴が遅れたことによって課題提出ができなかった場合などに救済措置は行わない。なお感染拡大の状況によってオンデマンドに移行する可能性も検討する。あくまでも対面講義への出席は義務ではなく、各自が適切な受講形態を選択すること。manabaを利用して、学期中に5~6回、講義後数日内を締切とする最大800字程度のミニレポート課題を課す予定。提出された課題については全体的な講評や解答例の提示は行うが、個別の解答に対する添削やコメントは行わない。その他詳細についてはガイダンスで説明するため必ず出席/視聴のこと。 | ||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
manabaに1時間程度で読了可能な授業資料(レジュメ、関連する学術論文など)をアップするので履修者は事前事後学習に活用のこと。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
通常課題60% 期末課題40% | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
|||||||||||
備考 /Notes |
参考文献:授業内で適宜紹介する。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
交流文化に関する各種分野について特定の専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | ガイダンス | 単位認定の方針や授業計画の詳細について説明する | |
2 | おみやげとスーベニア | おみやげに関連する諸概念や産業の仕組みについて概説する | |
3 | 民藝から民芸、そして雑貨へ | 民藝運動から近年の雑貨ブームまでを通観する | |
4 | 観光みやげの近代 | 観光みやげの歴史について学ぶ | |
5 | 観光みやげと「ものがたり」 | 観光経験とおみやげの関係について概説する | |
6 | 観光みやげのギフト性 | 観光みやげのギフト性について概説する | |
7 | 観光みやげと真正性 | 観光みやげを真正性の側面から検討する | |
8 | 観光みやげの儀礼的倒錯性 | いやげ物の存在理由について考察する | |
9 | おみやげのフォーマットとコレクション | おみやげのフォーマットとコレクションについて説明する | |
10 | 移動するおみやげと文化 | こけしと木彫り熊を事例におみやげの移動について考える | |
11 | 旅するマトリョーシカのルーツ | マトリョーシカのルーツについて概説する | |
12 | 旅するマトリョーシカのルート | マトリョーシカの世界的拡散について概説する | |
13 | アジアン雑貨が創る旅 | アジアン雑貨がつくりだした旅行のスタイルについて概説する | |
14 | アジアン雑貨の生産地 | アジアン雑貨の生産地の観光による変化について概説する |