シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 |
開講科目名 /Course |
ドイツ語圏芸術?文化概論 b/INTRODUCTION TO GERMAN ARTS AND CULTURE b |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木2/Thu 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
常石 史子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
常石 史子 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
<目的> この授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)が示す、ドイツ語圏の「言語?文化?社会を理解するための専門知識」を習得した「国際的視野に立つ教養人」を育成することに資するものです。 今後、ドイツ語圏の芸術?文化を専門的に学んでゆくうえで必要不可欠な、芸術?文化史上の基本概念や、重要な文化事象についての基礎知識を習得し、将来の専攻分野やテーマ選択の手掛かりをつかむことを目指します。 <内容> 秋学期は、産業革命を通じて社会構造が大きな変容を受け、「近代」の幕が切って落とされた19世紀以降の時代を扱います。重要な思潮や芸術運動を時系列に沿ってたどりながら、文学、哲学、音楽、美術といった諸分野の主要な文化事象について考察します。春学期に引き続き、ドイツ語圏の芸術?文化の歴史を、ひとつの流れとして具体的にイメージできるようになることを目指します。古典への回帰と革新への希求との間をはげしく往き来する、ドイツ語圏の芸術?文化のダイナミズムを感じてください。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
①感染防止策を取って対面授業を行いながら、②Zoomによりリアルタイムで配信し、③授業録画をオンデマンドでも配信します。三つのうちどの授業形式で受講するかは受講生が自由に選択できます。授業録画は対面やリアルタイムでの参加者も復習に活用することができます。ただし新型コロナウィルス感染状況などにより、対面授業を中止する可能性があります。 講義はPowerPointで資料を提示しながら行います。 授業に関する連絡はmanabaの掲示+学内メールで行います。 授業の中で示される課題(コメントペーパー。400字以上の記述式)を、授業3日後の期限までに提出すること。提出先はmanaba「ドイツ語圏芸術?文化概論b」の「レポート」。 各回の授業の冒頭で、前回のコメントペーパーに対するフィードバックを行い、学期を通じて「書く力」の向上をはかります。 春学期、秋学期を通して受講することを前提に構成されています。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修:manabaでレジュメ等の資料が配布されるので、これを受講前にダウンロードし、目を通しておくこと。 事後学修:受講後には配布資料と授業録画を活用して復習し、「コメントペーパー」の課題に取り組むこと。さらに授業の中で示される参考文献を読み、映像資料を視聴して、積極的に自分の関心領域を拡げ、深めてゆくことが望ましい。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
全14回分のコメントペーパーの合計点で評価します(100%)。 3分の2以上の出席を評価の前提とします。正当な理由があって欠席した場合、評価の前提となる出席数には影響しませんが、コメントペーパーを提出しない限り加点はされませんので注意してください。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
|||||||||||
備考 /Notes |
|||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語圏の芸術?文化に関する概論的な知識、分野特有の思考?研究方法の基礎を習得し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | ガイダンス | 授業の概要、進め方、評価方法などを把握する。 春学期に学んだ内容を、秋学期の授業の前提として概観する。 |
配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
2 | ロマン主義 | ドイツロマン主義の特徴を理解し、ロマン主義美術についても考察する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
3 | ロマン派の音楽と文学 | ロマン主義文学との関わりにおいてロマン派の音楽を理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
4 | 19世紀の社会と社会主義思想 | 産業革命後の社会構造の変容を背景に生まれた社会主義思想について理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
5 | 印象主義 | フランスを中心とする印象主義美術について理解し、そのドイツ語圏での展開?変容について考察する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
6 | ビーダーマイヤー | 市民文化、日常性への回帰をうたうビーダーマイヤー様式の特徴を理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
7 | 世紀転換期とモデルネ | さまざまな矛盾が噴出した世紀転換期における「モデルネ」(近代、近代芸術)について考える。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
8 | ウィーン分離派 | 世紀転換期におけるウィーンの思潮を代表するウィーン分離派(セセッション)について理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
9 | ユーゲントシュティル | フランスのアール?ヌーヴォーにほぼ対応するユーゲントシュティル(青春様式)の特徴を理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
10 | 装飾性批判 | O.ワーグナー、ホフマン、ロースを中心とする装飾性批判の動向について理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
11 | バウハウスとモダニズム建築 | 新しいタイプの工房教育としてのバウハウス運動と、帰結としてのモダニズム建築について理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
12 | 1920年代のヴァイマル文化 | 政治や経済の混乱にも拘らず空前絶後の活況を呈した、1920年代の文化の諸相を理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
13 | 表現主義と新即物主義 | 文学、演劇、映画、美術など幅広い分野で流行した表現主義の思潮と、反動としての新即物主義について理解する。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |
14 | まとめ?授業内試験 | 授業内容に基づいた試験を行う。 | 配布資料と授業内容をもとにコメントペーパーの課題に取り組む。 |