シラバス参照/View Syllabus |
科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 |
開講科目名 /Course |
ドイツ語圏の音楽 a/AREA STUDIES IN GERMAN MUSIC a |
---|---|
開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
金3/Fri 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
木村 佐千子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
木村 佐千子 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
ドイツ語圏の国々の音楽(いわゆるクラシック音楽)をたくさんの録音資料で聴き、親しんでいただく授業です。そのなかで、各時代の音楽様式や書法上の特徴等についても理解を深めていただきたいと思います。(音楽理論の予備知識は特になくても大丈夫です。) 春学期には、中世から18世紀までに書かれた多様な音楽作品をとりあげます。普段耳にする機会の少ない作品もあるかも知れませんが、関心をもって耳を傾けていただければと思います。 *学位授与方針のうち、 「ドイツ語圏の歴史?文化?社会に関する体系的な専門知識を身に付けている」 「国際的視野に立つ教養人としての素養を身に付けている」 の2項目に関連する科目です。 ドイツ語学科のカリキュラムでは、芸術?文化関連の専門講義に該当します。 |
||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
鑑賞をとり入れた講義科目です。時代背景も適宜説明しながら、音楽史をたどっていきます。 各回の授業では課題を出します。課題の答は、manabaにアップロードしてください。manabaで全員に向けてフィードバックを行う予定です。 ◇講義科目ですので、感染症の状況によっては、第1回?第14回を除き、オンデマンド形式(映像配信等)とすることもあります。 ◇注意事項:音楽を聴く授業なので、対面授業のときは絶対に静粛を守ってください。私語等で他の受講生の迷惑となる学生には、退室を指示することがあります。 |
||||||||||
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
各回の授業前に、授業プリントを印刷しておいてください。 授業後に、課題(10~15分程度でできるもの。授業内でも時間を用意する予定)をmanabaにアップロードしてください(授業当日中)。 授業で扱う内容に関連する音楽を聴いたり、文献を読んだりしてください。図書館HPから「ナクソス?ミュージック?ライブラリー」(CD音源のデータベース)をぜひ活用してください。 |
||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
|
||||||||||
テキスト2 /Textbooks2 |
|
||||||||||
テキスト3 /Textbooks3 |
|
||||||||||
参考文献等1 /References1 |
|
||||||||||
参考文献等2 /References2 |
|
||||||||||
参考文献等3 /References3 |
|
||||||||||
評価方法 /Evaluation |
平常点(各回の課題等)50%、試験(第14回の授業内)50%。 授業内容に関心をもって取り組むことを重視します。各回授業の課題は、プリントの丸写しではなく、授業内容をもとに自分のことばで表現するようにしてください。 |
||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
楽典(音楽通論)(全学共通カリキュラム) 楽典中級 音楽分析入門 外国語学部総合講座 西洋音楽史 テクスト研究(芸術?文化)‥ドイツ語学科3年生以上 |
||||||||||
備考 /Notes |
分からない音楽用語等があれば、『音楽中辞典』、『ニューグローヴ世界音楽大事典』等を参照してください。 | ||||||||||
到達目標 /Learning Goal |
ドイツ語圏の音楽史を概観し、ドイツ語圏の音楽に関する専門的な知識を習得し、見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
---|---|---|---|
1 | 導入、概観 | 春学期の学修内容を概観します。 | 第1回は対面授業とします。 授業前に、manabaから授業配布物をダウンロードして印刷しておいてください。 |
2 | 中世の音楽 | 1420年頃までのドイツ語圏の音楽(主に声楽作品)を鑑賞します。 | 授業後にmanabaに課題の答をアップロードしてください。 |
3 | 15~16世紀の声楽作品 | ルネサンス時代のドイツ語圏の声楽作品を鑑賞します。宗教改革者ルターの書いた賛美歌についてもお話しします。 | |
4 | シュッツとブクステフーデの声楽作品 | バロック時代の説明をしたあと、17世紀ドイツを代表する作曲家シュッツと、北ドイツのブクステフーデの作品を鑑賞します。 | |
5 | 15~17世紀のオルガン音楽 | パイプオルガンという楽器について説明したあと、15~17世紀ドイツのオルガン音楽を鑑賞します。 | |
6 | 南ドイツのバロック音楽 | 南ドイツやオーストリアのバロック音楽を鑑賞します。パッヘルベルの《カノン》は数種類の録音で聴き比べる予定です。 | |
7 | J.S. バッハの生涯と器楽作品 | ヨハン?ゼバスティアン?バッハの生涯をたどりつつ、《G線上のアリア》(通称)等の器楽作品を鑑賞します。 | |
8 | バッハの声楽作品 | バッハのカンタータ、オラトリオ、ミサ曲等の声楽作品を鑑賞します。 | |
9 | ヘンデルとテレマンの音楽 | ドイツ後期バロックの作曲家であるヘンデルとテレマンの作品を鑑賞します。有名なヘンデルの〈ハレルヤ?コーラス〉も鑑賞する予定です。 | |
10 | 前古典派の音楽 | 18世紀半ばのベルリンやマンハイムの音楽を鑑賞します。 | |
11 | J. ハイドンの音楽 | 現在のドイツ国歌の旋律を書いたヨーゼフ?ハイドンの生涯と作品を紹介します。 | |
12 | W.A. モーツァルトの生涯と器楽作品 | ヴォルフガング?アマデウス?モーツァルトの生涯をたどりながら、《アイネ?クライネ?ナハトムジーク》等の器楽作品を鑑賞します。 | |
13 | モーツァルトの声楽作品 | モーツァルトの《魔笛》、《レクイエム》といった声楽作品を鑑賞します。 | |
14 | まとめ?授業内試験 | 春学期の授業内容を振り返る授業内試験を行います。 | 対面試験の予定です。 |