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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 |
開講科目名 /Course |
テクスト研究(語学?文学?思想) b/TEXT STUDIES (GERMAN LANGUAGE, LITERATURE AND THOUGHT) b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木4/Thu 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
飯沼 隆一 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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飯沼 隆一 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
今までに学んだドイツ語とドイツ(ヨーロッパ)に関するあらゆる知識の上でさまざまなドイツ語の文章を読もうとするのがテクスト研究です。その中でも「文学」の分野が一番とらえどころがないかもしれません。しかしドイツ語を読むには分野を問わずどうしても語学的基礎知識が必要な面があり、一方内容を把握するには読解力もつけねばならない。(後者は日本語による読書で培えます。) この授業では前年度から続き現代のメルヘン風作品を考えています。ただ前年度は各学期1作品でしたので今年度は同じ作者で短いものを扱い、これを何人かで繰り返したいと思います。ペーター?ビクセル、ペーター?アルテンベルク、アトゥール?シュニィツラーなどです。ビクセル(1935-)はスイスの作家で飄々とした透明感のある作風です。アルテンベルク(1859-1919)は短い文章で日常を切り取り、強い印象を後に残します。シュニッツラー(1862-1931)はオーストリーを代表する作家のひとりですが文は読みやすく、無駄のない緊張感のある文体を楽しめます。作家や作品に関しては変更する場合もあります。 意識しなくとも、自分たちの専門として当然身に着けるべき文法知識や語彙力という前提も考えて、基礎的な解説と練習問題を並行してやっていきます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
対面授業で行います。通常の講読同様テキスト中の一部2行くらいを読んで訳してもらいそれについてこちらでコメントしていくという形です。 ※未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象とします。 (但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上でも履修可) |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
テキスト1回2ページほど進めることを考えていますので、これを基準に準備してください。準備がないと授業への興味も変わってしまいます。不明な個所は保留して大まかにでもこの範囲に目を通すようにしてください。 各回指定の文法項目の詳しい解説と練習問題を事前にプリントで配布します。説明内容、例文等理解した上で練習問題をやっておくようにしてください。初出の語彙についてはノート等を作るのが理想ですが、プリント余白に基本形や例文をメモしておいてもよいと思います。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
中間テスト30%、期末テスト40%、授業貢献度30%で評価します。 | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
専門的なドイツ語テクストを講読し、語学?文学?思想に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 導入(春学期からの流れの説明) | 作者Arthur Schnitzlerについての解説。授業の進め方につての説明。 | |
2 | 教材1(Die grüne Krawatte)ー読解1 | 受動態の復習1(動作受動) | |
3 | 教材1ー読解2 | 受動態の復習2(状態受動) | |
4 | 教材1ー読解3 | 否定の形式の復習 | |
5 | 教材1ー読解4 | 現在完了形の復習。 教材1の作品の持つ意味を考える。 |
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6 | 教材2(Geschichte eines Genies)ー読解5 | 過去完了形?未来完了形の復習 | |
7 | 教材2ー読解6 | 分離動詞?非分離動詞の復習 | |
8 | 教材2ー読解7 | 再帰表現の復習。 教材2の作品の持つ意味を考える。 |
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9 | 教材3(Welch eine Melodie)ー読解8 | 数詞の復習1(基数?序数) | |
10 | 教材3ー読解9 | 数詞の復習2(時刻、日付他) | |
11 | 教材3ー読解10 | 前置詞の復習。 教材3の作品の持つ意味を考える。 |
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12 | 教材4(ボルヒェルト小品集から)ー読解11 | 形容詞?副詞の比較表現の復習。作者Wolfgang Borchertについての解説。 | |
13 | 教材4ー読解12 | 話法の助動詞の復習。 教材1~4中にある復習項目を確認。 |
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14 | 教材4ー読解13 | Borcheltの作品の意味について考える。秋学期のまとめ。 |