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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 |
開講科目名 /Course |
テクスト研究(芸術?文化) a/TEXT STUDIES (GERMAN ARTS AND CULTURE) a |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
木3/Thu 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
常石 史子 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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常石 史子 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
<目的> この授業は、外国語学部の学位授与方針(DP)および教育課程の編成?実施方針(CP)が示す、ドイツ語圏の「言語?文化?社会を理解するための専門知識」を習得した「国際的視野に立つ教養人」を育成することに資するものです。 Rudolf Kurtz, Expressionismus und Film, Chronos Verlag, 2007 (『表現主義と映画』オリジナル版の刊行は1926年)を課題テクストとし、ドイツ語の原書を読みこなす力を培います。 課題テクストに関連する映画作品の中間字幕の翻訳に取り組むことで、視覚イメージとの関連においてテクストを理解する力をつけるとともに、作品や人物についてドイツ語の資料にあたって的確に情報を収集し、発表できる能力を養います。 <内容> 受講者は毎回、その日の授業で扱う内容(課題テクストおよび映画作品の指定範囲)を予習(単語調べ、文法事項の確認、映像の視聴)した上で参加することが求められます。授業は文法事項や内容の解説を主とします。授業後に各自で復習として訳文の完成を行い、提出するものとします。 毎回、提出された訳文に対するフィードバックを行なった上で、次の範囲に進みます。 課題テクストの訳読と並行して、本書で取り上げられている無声映画作品のうち一本を選び、ドイツ語の中間字幕(テクストだけの画面)を共同で翻訳して日本語版を作成します。今学期はDas Cabinet des Dr. Caligari (『カリガリ博士』1920年、2014年復元版)を予定しています。 さらに、文中で取り上げられているテーマや作品、人物について、ドイツ語ウェブサイトなどを使って調べた上で、簡単なプレゼンテーションを(できればドイツ語で)行うことが求められます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
感染防止策を取った上で、対面授業を基本とします。ただし新型コロナウィルス感染状況などにより、授業形式を変更する可能性があります。 対面授業に参加できないやむを得ない事情がある場合は相談してください。Zoomによる参加ができるよう配慮します。 授業はPowerPoint等で課題テクストや映像資料を提示しながら行います。 テキストとなる書籍やBlu-ray / DVDを各自で購入する必要はありません。 授業連絡やファイルのやりとりにはSlackを使用します。 Aクラスに分類される授業です。未修クラスで「応用ドイツ語Ⅱ」や「総合ドイツ語Ⅳ」の成績が「A」以上の学生と既修クラスの学生を主な対象とします。(但し、未修クラスの学生で成績が「B」以下でも履修可) |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
事前学修:各回の授業の最後に、予習しておく内容(課題テクストおよび映画作品の指定範囲)、視聴しておくべき映像を指示します。 事後学修:授業で読んだ範囲について日本語訳を作り、提出します。 |
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テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
出席、授業参加態度の積極性、および授業後の課題(学修した範囲の日本語訳)提出をもって平常点とします。平常点70%、期末プレゼンテーション30%。 3分の2以上の出席を評価の前提とします。 正当な理由があって欠席した場合、評価の前提となる出席数には影響しませんが、コメントペーパーを提出しない限り平常点には加点されませんので注意してください。 |
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関連科目 /Related Subjects |
「ドイツ語圏のメディア文化a」を受講済み、あるいは並行して受講中であることが望ましいが、必須とはしない。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
専門的なドイツ語テクストを講読し、芸術?文化に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | ガイダンス | 授業の概要、進め方、評価方法などを把握する。映画『カリガリ博士』とその2014年復元版について、基礎知識を得る。 | |
2 | 「表現主義の意味」Sinn des Expressionismus (S.9) | 「表現主義の意味」の項を読み、表現主義についての基礎知識を得る。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
3 | 「世界の見え方」Weltanschauung (S.10-12) | 「世界の見え方」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
4 | 「映画と表現主義」Film und Expressionismus (S.51-54) | 「映画と表現主義」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
5 | 「装置(セット)」Architektur (S.54-56) | 「装置(セット)」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
6 | 「技術」Technik (S.56-57) | 「技術」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
7 | 「カメラ」Kamera (S.57-59) | 「カメラ」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
8 | 「照明」Beleuchtung (S.59-60) | 「照明」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
9 | 「表現主義映画」Expressionistischer Film (S.61-62) | 「表現主義映画」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
10 | 「カリガリ」Caligari (S.62-64) | 「カリガリ」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
11 | 「カリガリ」Caligari (S.65-66) | 「カリガリ」の項を読む。 映画『カリガリ博士』の中間字幕の翻訳を行う。 |
事前学修:課題テクストおよび映画の指定範囲の予習。 事後学修:授業で学んだ箇所の日本語訳の提出。 |
12 | 期末プレゼンテーション(2-6回分の内容) | 第2回から6回の授業で扱ったテーマや作品、人物などについてプレゼンテーションおよびディスカッションを行う。 | 事前学修:プレゼンテーションの準備。 |
13 | 期末プレゼンテーション(7-11回分の内容) | 授業で扱ってきたテーマや作品、人物などについてプレゼンテーションおよびディスカッションを行う。 | 事前学修:プレゼンテーションの準備。 |
14 | まとめ | 共同で翻訳した日本語字幕を付けた形で映画『カリガリ博士』を鑑賞し、ディスカッションを行う。 | 事前学修:これまでに行った中間字幕の翻訳の確認。 |