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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/09/16 現在/As of 2021/09/16 |
開講科目名 /Course |
テクスト研究(現代社会?歴史) b/TEXT STUDIES (GERMAN MODERN SOCIETY AND HISTORY) b |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部ドイツ語学科/FOREIGN LANGUAGES GERMAN |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月4/Mon 4 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
大重 光太郎 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大重 光太郎 | ドイツ語学科/GERMAN |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
?雇用の不安定、雇用口の縮小という状況の下で、従来の社会保障の限界が露呈している。こうした状況のなか、就労と関連づけずに社会のメンバーに基礎的所得を保障する「ベーシック?インカム」という発想が広がりを見せ、北欧諸国では実現に向けた動きも見られる。 ?冬学期はドイツにおけるベーシック?インカムについての論文を読む。著者はDuisburg-Essen大学の社会保障専門家であり、ベーシック?インカムには否定的であるが、ドイツの状況がわかる興味深い論文である。春学期と比べるとやや難しいかもしれないが、一文ずつ正確に訳読して進めていく予定である。 テキストのPDFは以下からダウンロードできる。受講希望者は、予め見ておいてほしい。 https://duepublico2.uni-due.de/servlets/MCRFileNodeServlet/duepublico_derivate_00045292/IAQ_Standpunkt_2017_03.pdf *この授業は、外国語学部ドイツ語学科の学位授与方針(DP)ならびに教育課程の編成?実施方針(CP)が示す「修得された高度な語学能力を活かし、ドイツ語圏の社会?歴史の多様な専門領域に関する知識を体系的かつ横断的に修得」することを目指す。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
?クラスレベル この授業は、未修クラスで「総合ドイツ語Ⅳ」または「応用ドイツ語Ⅱ」の成績が「B」以下の学生を主な対象としている。(但し、未修クラスの学生で成績が「A」以上でも履修可) ?授業形態 クラス人数は定員35名であるが、教室が48名教室でありそれほど大きくない。そのため授業方式として、密集を避けるために、対面方式とともにZoomによるオンライン方式( ライブ配信 + オンデマンド配信)を併用する。参加者との質疑を重視しているため、原則としてリアルタイム授業(対面もしくはライブ配信)を受け、やむを得ない場合にオンデマンド配信で受けるようにしてほしい。 (注意:春学期は学籍番号末尾の奇数?偶数によって、対面授業参加者を分けたが、秋学期はオンラインライブ配信も行うため、奇数?偶数による制限は行わない。) ?ZoomのアクセスURLは、manabaに掲示する。 ?授業の補助ツールとして、manabaを利用する。(PorTa IIは利用しない) ?授業資料は教室での配布は行わずmanabaに掲示する。各自でプリントアウトするか、タブレット持参で出席すること。 ?毎回manabaによる授業後の小テスト(時間制限あり)を行う。授業のあった週の金曜日を〆切とする。各自で解答し、〆切までにmanabaから提出すること。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎回指定された箇所について事前に読んでおくこと。授業後に確認の小テストを行う。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
平常点のみに基づき評価する。 平常点は、毎回の小テストの成績(90%)、授業での積極度(10%)をもとに評価する。 期末テストは行わない。 |
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関連科目 /Related Subjects |
本科目は「ドイツ語圏の政治経済a/b」と関連するので、履修を勧める。 | ||||||||||
備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
専門的なドイツ語テクストを講読し、現代社会?歴史に関する分野について背景知識を含めて総合的に研究し、分析を行い見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 導入 | 授業のテーマと進め方 | |
2 | Bäcker :(1) Das bedingungslose Grundeinkommen | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
3 | (2) Grundsicherung | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
4 | (3) Sozialversicherung | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
5 | (4)Ausgestaltung eines BGE |
読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
6 | (5)Ausgestaltung eines BGE |
読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
7 | (6)Höhe und Struktur der Leistung | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
8 | (7)Einkommensunabhängigkeit? | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
9 | (8)Einsparungen durch Verzicht | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
10 | (9)Freiheit von Erwerbsarbeit? | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
11 | (10) Vermeidung von Arbeitslosigkeit? | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
12 | (11)Wegfall von Erwerbsminderungsrenten | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
13 | (12)Abbau der Sozialversicherung? | 読解とディスカッション | 授業範囲の意味を確認するとともに、文法上?内容上の不明点をピックアップしておくこと |
14 | まとめ Ausblick | ディスカッション |