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シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
フランス芸術文化講読Ⅰ/READINGS IN FRENCH ART AND CULTURE I
開講所属
/Course Offered by
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH
ターム?学期
/Term?Semester
2021年度/2021 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
水2/Wed 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
3,4
主担当教員
/Main Instructor
熊木 淳

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
熊木 淳 フランス語学科/FRENCH
授業の目的?内容
/Course Objectives
1980年代、フランスではのちに企業小説と呼ばれるジャンルが生み出され、以後現在にいたるまで極めて独特な作品が多く生み出された。日本ではほぼ全く紹介されてこなかったこのジャンルの作品群の背景や意義などを紹介しつつ、企業小説の短編をあつめたアンソロジーである『企業』(Viviant, Arnaud éd., L’Entreprise, Paris, La Découverte, 2003)に収録されている作品を読む。本書は「被解雇者」、「人事」、「組合」などのテーマごとに、それぞれ短編が掲載されており、それらを読むことでそれらのテーマが企業小説というジャンルにおいてどのような意義を持つのかがわかるようになっている。
おそらく企業小説と聞くと例えば日本でいえば高杉良や江上剛、あるいは池井戸潤らのような作品を想像するだろう。だがこのジャンルはジャーナリズム的知見とヌーヴォーロマンから受け継いだ形式的?文体的探究の合流とみなすことができる。つまり企業小説を知ることで文学史的知識を獲得し、同時代の社会?経済的背景を理解することができる。
授業では当該テキストを講読していくが、古典作品と違い、新しい小説では辞書に登録されていない単語やハイコンテキストなフレーズなどが頻出するだろう。そのようなときにどうやって調べ、理解に達するかを学ぶ。当授業では知識を獲得するだけではなくその知識へのアクセスの仕方を学ぶことによって、フランス語の総合的な運用能力を向上させる。

当授業は「フランス語圏の芸術文化の多様な専門領域に関する知識を体系的?横断的に習得」することを目指すという点で学位授与方針5に定める能力を涵養し、また教養課程の編成?実施方針に関しては教養教育における「思想、歴史?文化、自然?環境?人間に関する概括的な知識の理解、さま座なん言語およびその文化的背景に関する知識の理解」に資する。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
授業は講読形式で行う。授業への参加においては何らかの調べる手段を準備しておいてもらいたい。当授業で扱うテキストは小説であるがきわめて現代的な背景を持っており、仏和辞典には載っていない語なども多数出てくるはずである。そのため例えばインターネット上の情報を利用して調べる必要なども出てくる。そこで当授業で講読を行うにあたっては、通常の辞書には掲載されていないような用語(ビジネス用語や俗語)の調べ方も学ぶことになるだろう。その際パソコンなどのインターネット上で情報収集を行うためのツールも持参することが望ましい。

なお、授業は原則対面で行う予定であるが、やむを得ず対面授業に参加できない受講生がいた場合、それに対応する予定である。対面授業が困難な受講生は、事前に担当者へメール(akumaki@dokkyo.ac.jp)で連絡していただきたい。ただし、今後の状況によっては全面オンデマンドで授業を行う可能性もある。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
当該テキストをある程度事前に読んでおくことが求められる。また、ニュースなどを通じてフランスの社会経済状況についてある程度の知識を持っておくことが望ましい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
L'Entreprise
著者
/Author name
Arnaud Viviant (ed.)
出版社
/Publisher
La Découverte
ISBN
/ISBN
978-2-7071-5829-1
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
定期試験あるいは期末課題 70%、平常点 (毎回の訳読)30%(ただし 3 分の 2 以上の出席は必須とする)
関連科目
/Related Subjects
備考
/Notes
講読テキストについては、そのコピーを授業初回にて配布する。
到達目標
/Learning Goal
専門的なフランス語テクストの講読?フランス芸術作品の鑑賞を通じて、フランス芸術文化に関する専門知識を習得し、、テクスト?作品を研究分析のうえ見解を提示できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 ガイダンス 授業の概要、企業小説および当該テキストについての解説 授業後、日本の経済小説などについて調べておくとよい(以後の授業内で比較を行うため)
2 講読 p.9 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
3 講読 p.10 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
4 講読 p.77 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
5 講読 p.78 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
6 講読 p.79 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
7 講読 p.80 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
8 講読 p.81 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
9 講読 p.82 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
10 講読 p.83 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
11 講読 p.84 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
12 講読 p.85 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
13 講読 p.86 該当箇所の訳読 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること
14 試験およびこれまでのまとめ 購読内容についての背景や言語的な特徴についてまとめる 事前には該当箇所を調べておくこと、事後は文法事項などについて復習すること

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