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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
フランス現代思想Ⅱ/FRENCH CONTEMPORARY THOUGHT II |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 秋学期/FALL SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
水2/Wed 2 |
開講区分 /semester offered |
秋学期/Fall |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
根木 昭英 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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根木 昭英 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
「フランス思想」というと、われわれの日常からはかけ離れた営みだと感じられるかもしれません。思想に関わるテクストは、たしかに簡単なものではありません。しかし、その言葉を丁寧に読み解いていくならば、自明に見えた日常の価値観を揺さぶる多くの新鮮で切実な問いかけが、そこで発せられていることが分かるでしょう。 本講の目的は、思想的テクストに直接触れ、そうした批判的思考の道筋を追体験することです。具体的には、現代フランスで活動した思想家と、彼らに影響を与えた哲学者たちについて、その著作の抜粋(日本語訳)を読解しながら考察していきます。学科科目ではもっとも難しい講義のひとつになるはずですので、気概のあるみなさんの受講を希望します。 秋学期には、社会とわれわれがどのような関係のうちにあるかを中心に考えます。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
講義形式を基本としつつ、発言やコメントペーパー提出を通じたみなさんの積極的な参加を求めます。教員からは授業中の解説?コメントという形でフィードバックを行います。 対面授業(+同時配信、録画配信)を想定していますが、状況によってはオンデマンド授業(zoom録画、youtubeなど)に切り替える可能性もあります。オンデマンドで受講する方に関しては、manabaを用いて授業連絡や資料配布、課題回収などを行います。受講者のみなさんと相談しながら、授業形式や方法を変更することもありえますので注意してください。 初回は対面で行います(録画も配信予定)。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
毎回の授業で配布する資料を読んで予習してください。授業後には要点の復習を行い、課題のペーパー作成を行ってください(事前学習2時間、事後学習1時間を目安とする)。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
中間?期末テスト:70%、コメントペーパー、発言などを通じた授業への貢献度:30% | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
フランス現代思想の流れや問題点、高度な語彙を用いた抽象的表現など、フランス現代思想に関する専門知識を習得し、分析のうえ見解を提示できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | 導入 | フランスにおける「哲学」の位置づけと、「哲学」という学問の意味について学ぶ | |
2 | マルクスの革命思想 | マルクスの革命思想について学ぶ | |
3 | 『資本論』の思想:使用価値と交換価値 | 使用価値と交換価値をめぐる『資本論』の考察を学ぶ | |
4 | 『資本論』の思想:物神性 | 物神性をめぐる『資本論』の考察を学ぶ | |
5 | マルクス主義の歴史的展開 | マルクス主義の歴史的展開についてソ連を中心に学ぶ | |
6 | マルクス哲学の現代的展開と意義:ボードリヤールの消費社会論 | ボードリヤールの消費社会論について学ぶ | |
7 | マルクス哲学の現代的展開と意義:D. ハーヴェイ『新自由主義』を読む | D. ハーヴェイによる新自由主義分析について学ぶ | |
8 | マルクス哲学の現代的展開と意義:「脱成長」の思想 | 「脱成長」の思想について学ぶ | |
9 | 中間テスト?解説 | 論述テストと解説を行う | |
10 | フーコーの「考古学」:『言葉と物』を読む | フーコー『言葉と物』について学ぶ | |
11 | フーコーの「考古学」:『知の考古学』を読む | フーコー『知の考古学』について学ぶ | |
12 | フーコーの「系譜学」:『監獄の誕生』を読む | フーコー『監獄の誕生』について学ぶ | |
13 | 後期フーコーの思想:自由主義と「生政治」 | 自由主義と「生政治」をめぐるフーコーの思想について学ぶ | |
14 | 期末テスト?解説 | 論述テストと解説を行う |