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科目一覧へ戻る/Return to the Course List | 2021/08/23 現在/As of 2021/08/23 |
開講科目名 /Course |
フランスの美術Ⅰ/FINE ARTS IN FRANCE I |
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開講所属 /Course Offered by |
外国語学部フランス語学科/FOREIGN LANGUAGES FRENCH |
ターム?学期 /Term?Semester |
2021年度/2021 Academic Year 春学期/SPRING SEMESTER |
曜限 /Day, Period |
月3/Mon 3 |
開講区分 /semester offered |
春学期/Spring |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
阿部 明日香 |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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阿部 明日香 | フランス語学科/FRENCH |
授業の目的?内容 /Course Objectives |
17世紀から19世紀までのフランス美術を概観します。 西洋絵画において主要な位置を占めてきた「ギリシア神話」や「聖書」を主題とした絵画の「読み方」を学ぶことでフランス美術に親しむとともに、時代背景や当時の美術制度について知識を深め、歴史的コンテクストのなかで、それぞれの画家と作品について理解?分析できるようにすることを目的とします。 |
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授業の形式?方法と履修上の注意 /Teaching method and Attention the course |
この講義は「録画された動画のオンデマンド配信(Youtube使用)」によって行います。 動画のスライドをPDF化したものを資料として別途配布します。 各自動画を視聴したのちに、授業の要約または設問回答などの課題、および質問やコメントなどを書いて提出します。 質問やコメントは次の動画で取り上げ、さらに解説を加えていくことで講義の双方向性を確保します。 |
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事前?事後学修の内容 /Before After Study |
授業で指示された参考文献を読む。美術館、画集、インターネットなどで作品に親しむ。 | ||||||||||
テキスト1 /Textbooks1 |
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テキスト2 /Textbooks2 |
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テキスト3 /Textbooks3 |
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参考文献等1 /References1 |
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参考文献等2 /References2 |
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参考文献等3 /References3 |
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評価方法 /Evaluation |
課題:100% | ||||||||||
関連科目 /Related Subjects |
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備考 /Notes |
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到達目標 /Learning Goal |
時代的背景を捉えながら、代表的な芸術家や作品など、フランスの美術に関する専門知識を習得し、鑑賞のうえ批評できるようにする。 |
回 /Time |
授業計画(主題の設定) /Class schedule |
授業の内容 /Contents of class |
事前?事後学修の内容 /Before After Study |
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1 | イントロダクション | 授業で扱うテーマについて概説し、この授業の目的について確認する。また授業の進め方、課題、評価方法について説明する。 | |
2 | プッサン《詩人の霊感》 | ギリシア?ローマ神話の神アポロンが登場する作品を取り上げ、アポロンを描いた他の作品も参照しつつ作品の意味を読み解く。 | |
3 | ヴーエ《賢明の寓意》 | 「寓意画」の読み方について学ぶ。 | |
4 | ジョルジュ?ド?ラ?トゥール《大工の聖ヨセフ》 | 聖書に主題を取った作品を取り上げる。またフランスにおけるカラヴァッジョの影響についても学ぶ。 | |
5 | ブーシェ《水浴のディアナ》 | ギリシア?ローマ神話の女神ディアーナが登場する作品を取り上げる。またロココ絵画の特徴についても学ぶ。 | |
6 | シャルダン《食前の祈り》 | 「風俗画」を取り上げ、その成り立ちについて解説する。また美術アカデミーの制度や絵画のジャンルによるヒエラルキーについても学ぶ。 | |
7 | ダヴィッド《ホラティウス兄弟の誓い》 | 古代ローマ史に主題を取った作品を取り上げる。また新古典主義の成り立ちについても学ぶ。 | |
8 | アングル《アガメムノンの使者を迎えるアキレウス》 | アングルがローマ賞コンクールで大賞を取った作品を取り上げ、美術アカデミーが規定した理想的な絵画のあり方や、美術制度について学ぶ。 | |
9 | ドラクロワ《民衆を率いる自由》 | 七月革命という同時代の事件を主題にした作品を取り上げ、同作品の特徴について解説する。またロマン主義について学ぶ。 | |
10 | クールベ 《オルナンの埋葬》 | 1850年のサロンで論争を呼んだ作品を取り上げ、当時の美術制度、絵画の規範、同作品の意義について学ぶ。 | |
11 | ミレー《落ち穂拾い》 | 同作品の主題や構図などについて多角的に分析すると同時に、農村を描いた作品が当時どのような意味を持っていたか学ぶ。 | |
12 | マネ《草上の昼食》 | 1863年の落選者展でスキャンダルを巻き起こした作品を取り上げ、当時の美術制度、絵画の規範、同作品の意義について学ぶ。 | |
13 | ルノワール《船遊びの昼食》 | パリ郊外での人々の余暇の場面を描いた作品を取り上げ、近代都市パリの成立と印象派の誕生について学ぶ。 | |
14 | まとめ | 授業で扱ったテーマを振り返り、まとめとする。 |